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NPOや市民活動団体を立ち上げ,仲間とともに魅力あふれるまちづくりを始めませんか
本市では市民活動団体が企画・実施する活動を支援し,社会貢献活動の推進を図るため始業期(設立から4ヵ年度未満)の活動を対象とした福山市市民活動スタートアップ事業による補助制度を設けています。
この制度を活用して,今年度は5つの交付団体がそれぞれの団体や地域の特性を生かし,地域課題の解決や地域活性化,魅力創出につながる事業を実施しました。
皆さんも仲間とともに魅力あふれるまちづくりにチャレンジしてみませんか。
まちづくりサポートセンターではまちづくりに関わる市民の交流拠点として,さまざまな支援を行っています。「市民活動スタートアップ事業についてもっと詳しく知りたい」「NPO法人や市民活動団体を創設したい」「仲間と一緒にまちを元気にする活動がしたい」という人は,気軽にまちづくりサポートセンターへ問い合わせてください。
医療的ケアが必要な子ども達を支えたい! 【NPO法人えがおのまちづくりステッキ】
「えがおのまちづくりステッキ」は医療的ケアが必要な子どもたちやその家族の暮らしやすいまちをめざした活動を行っています。
その活動の一環としてまちの医療機関や福祉サービス,ボランティア団体などを一堂に集め,医療的ケア児とその家族が気軽に交流・相談ができるイベントを毎年実施しています。
昨年10月26日に開催した交流会では,新たに大道芸人によるパフォーマンスの時間を設け,子どもたちも笑顔いっぱいの楽しい時間となりました。
猪原代表は「今後もこの活動を続け,家族の安心と子ども達の笑顔につながる行事としていきたい。」と意気込んでいます。
大道芸人によるパフォーマンス
福山をサイクリングで元気に!【一般社団法人せとうちPEDAL Life】
「せとうち PEDAL Life」は,2018年に設定された福山初のサイクリングロード「しおまち海道」を多くの人に知ってもらいたい,福山に自転車文化を根付かせたいと様々な活動を展開しています。
昨年7月と11月には,しおまち海道を舞台にサイクリングイベントを開催しました。自転車での走行と併せて,沿線上の地域の特色を生かした食事やヨガなどのアクティビティが体験でき,参加者にも大変好評でした。
今月29日に「しおまち海道」で開催される「福ふくRide」にも参加し,サイクリング風景を撮影した広報動画を制作することで,ルートのさらなる周知をめざします。
サイクリングイベント
田尻を愛する子どもたちを未来へつなぎたい【田尻の未来を考える会】
子どもたちが将来「大人になったときに帰ってきたい」と思える田尻町をつくりたいと,地域の魅力に触れるイベントを企画・運営する「田尻の未来を考える会」。
昨年9月にはキャンプイベント,11月には「一般社団法人せとうちPEDAL Life」とコラボしたサイクリングイベント,12月には子どもが自分で映像制作をするワークショップなど幅広い体験行事を実施しています。
どの行事も田尻町の地域の良さを体感できる内容で,参加した子どもたちの地域への愛着を育んでいます。
また,これらの活動情報をウェブサイトで広く発信し,田尻町の魅力を町内外に伝えています。(URL:https://anzu-tajiri.jp)
こども映像制作ワークショップ
「誰故草」(別名:エヒメアヤメ)を絶滅から守る【福山・誰故草愛好会】
市の天然記念物に指定されている誰故草を知っていますか?誰故草は現在,絶滅危惧種のリストにあがっており,年々その数が減っているといわれています。誰故草の美しさを多くの人に知ってほしい,後世にこの花を引き継ぎたいという思いで活動を続けているのが「福山・誰故草愛好会」の皆さんです。
春日町宇山の長寿会や自治会と協力と協力して自生地の環境改善活動を行いながら,昨年10月に完成した宇山集会所の鑑賞園での鑑賞会や育て方に関する講習会の開催など普及・周知活動にも力を入れています。
誰故草を福山の誇れる花にしたいという会員の熱い思いが,行政や関係団体を巻き込み,活動が広がっています。
誰故草の花
ばらのまち福山のさらなる魅力向上にむけて【一般社団法人ローズシティ福山】
「ローズシティ福山」は「ばらのまち福山」の魅力発信やこれからのばらのまちづくりを担う人材育成を目的に活動しています。
現在は地域花壇などの維持管理を担う「ローズサポーター」や,ばらのまち福山の魅力を伝え,案内役が担える人材として「ローズコンシェルジュ」を育成しています。
昨年10月には,「ローズコンシェルジュとめぐる 秋の福山ばらめぐりツアー」を開催。ローズコンシェルジュたちがばら花壇を案内し,ばらのまち福山をPRしました。
ローズコンシェルジュ
田尻の未来を考える会
2団体のコラボによるサイクリングイベント
Tel:084-928-1051