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心のかけ橋 11月号
~11月虐待防止推進月間~
問人権・生涯学習課 ☎928-1006
なくそう!子どもへの虐待
~11月は児童虐待防止推進月間~
A:「ときどき隣の家から、子どもをしかる怒鳴り声や、大きな物音が聞こえるんじゃけど。」
B:「私もずーっと気になっとるんよ。確か子どもさんは3歳くらいよねぇ。」
A:「泣き声も普通じゃないし、どうしたらええんじゃろう?」
困った二人は、市役所に相談(通告)をしました。
相談(通告)を受け、市役所の人が家庭訪問をしました。保護者は、「しつけと思って一生懸命頑張っても、思いが伝わらない時、大声を出したり、叩いてしまいそうになる。いけないことだと分かっているけど…」と不安そうに子育ての悩みを打ち明けました。
しつけのつもりでも
保護者がいくら愛情を持って行った行為でも、子どもの心身を傷つける行為であれば虐待なのです。虐待は子どもの健やかな成長を妨げ、将来にわたって深刻な影響を与えるばかりか、時には命に関わることもあります。
なぜ児童虐待に
児童虐待は、保護者が子育ての仕方を知らなかったり、病気や経済的な困窮が原因で、適切な子育てができない場合や、孤立して相談相手がなく、育児ストレスを抱えるなど、さまざまな原因が重なって起きるといわれています。
相談(通告)は、子どもを守るだけでなく、保護者を支援することにもつながります。
悩みを抱え込まないために
子育てに関する悩みや不安をひとりで抱えていませんか?
本市では、福山ネウボラ相談窓口「あのね」(12か所)で、子育てに関するさまざまな相談を受けています。
日常生活の中であいさつや声をかけあうことで、地域や人とのつながりを実感し、気持ちが和らぐものです。
児童虐待の未然防止や早期発見・対応を行うには、地域で日頃から声をかけ合い、孤立させないことが大切です。子どもは地域全体で温かく
見守り、育てましょう。
「子どもたちのために、私たちができることは?」時 11月21日(水曜日)14時~15時30分所 広島県民文化センターふくやま ▽講師:広島県のご当地ヒーロー 安芸戦士メープルカイザーさん(広島県より児童虐待防止活動を委嘱)
○ネウボラ推進課 Tel928―1258 ○広島県東部こども家庭センター (児童相談所) Tel951―2340(月~金(祝日除く)8時30分~17時15分) ○児童相談所全国共通ダイヤル Tel189(いちはやく)【24時間対応】最寄りの児童相談所へつながります
手話通訳/要約筆記の有無:
(084)928-1258