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12月3日~9日は障がい者週間です

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年12月1日更新

 障がい者週間は,障がいのある人の福祉についての関心と理解を深めるとともに,障がいのある人が社会・経済・文化・その他あらゆる活動に積極的に参加する意欲を高めるための週間です。

 障がいのある人もない人も,互いにその人らしさを認め合いながら支え合い,誰もがいきいきとした人生を送ることができる共生社会の実現には,優しさや思いやりによる取組が欠かせません。

 障がいのある人が困っていることや不安に感じていることは,人によりそれぞれ違います。まずは自分に何ができるかを考えていきましょう。

 

地域に広がるやさしさの輪

障がい者施設の利用者が活動している様子を紹介します。


《ジョイジョイワーク加茂》

 ジョイジョイワーク加茂では,重い障がいがあっても毎日をその人らしくいきいきと生活できるよう工夫しながら支援をしています。日々の活動で行っているレザークラフトは,10の工程を分担して1つの製品を完成させます。施設内では「楽しいから毎日通いたい。明日が来るのが楽しみ」という明るい声が聞こえ,職員もやりがいを感じながら楽しく支援をしています。

 写真は地域の人たちと交流を深め,施設の取組を知っていただくために年に一度行っている大型イベントの様子です。頑張って作った製品を見て,実際に触れていただくことは,利用者の創作意欲にもつながっています。

 利用者の皆さんが地域で安心して暮らしていけるようにと,ボランティアをしてくださる地域の人も増え,外で出会うことがあると声をかけていただけるようになりました。また笑顔で安全にふれ合える日々が早く訪れることを皆で願っています。

ジョイジョイワーク加茂 ジョイジョイワーク加茂

《みゆき広場》

 みゆき広場では,新型コロナウイルス感染症の影響で,毎年開催していたお祭りが2年連続で中止となる中, “地域の方とのつながりをなくしたくない”という思いから,『朝市』をはじめました。『朝市』の開催を報告すると利用者の皆さんは「待ってました!」と目を輝かせ,近隣住民の人たちにチラシを1枚ずつ配ってまわると「お祭りがなくなって寂しいなって思ってたんよ」,「やっぱりつながりは大切よね」と温かいお言葉をいただきました。

 『朝市』は,新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら開催の有無を決定しています。まだ始めたばかりで,規模は小さいですが,地域の人たち,利用者,支援者が一丸となって,みゆき広場らしい『朝市』を作っていきたいです。

 これからも『朝市』を通して感じた地域の人たちとのつながりや,活動を温かく見守ってくださる優しさを大切に,“今できる事”を一生懸命に行っていきたいと思います。

みゆき広場 みゆき広場


《にこにこ福祉会》

 にこにこ福祉会の放課後等デイサービス「てご」では,障がいのある中学生,高校生に向けて,社会生活を送るための訓練や,マナーの学習などの活動を行っています。

「てご」では働くこと,社会に参加することはとても大切なことだと考えています。「てご」という事業者名も,「仕事をする」という意味の方言からきています。

 活動を行う際には,利用者の障がいの状態に合わせて,内容や取り組む環境などを変えています。

 訓練をやり終えた利用者の皆さんの表情は達成感に満ちていて,訓練が上手に,早く出来ることよりも,自分の頑張りで,他の人に喜んでもらえることが何よりも自身の意欲につながっているようです。

 昨年度は11名の卒業生が一般企業に就職したり,福祉サービスの利用をはじめたりしました。利用している児童・生徒やその保護者が「てご」を利用して良かった」と思っていただけるように日々努力していきます。

にこにこ福祉会 にこにこ福祉会

障がい者週間関連行事

〇障がい者週間における作品展

 障がいについての関心や理解を深めるため,市内の障がい者施設の利用者が製作した作品を展示します。

 毎年約20点の作品が展示されており,絵画だけでなく,立体造形や切り絵,さをり織りなど創造性豊かな作品が来館者の目を楽しませています。個人作品だけでなく,利用者が協力して創りあげた迫力満点の大型作品もありますので,ぜひ一度ご覧ください。

 

テーマ:やさしさ

時:12月3日(金曜日)~9日(木曜日)

所:まなびの館ローズコム エントランスホール

障がい者週間の様子 障がい者週間の様子 障がい者週間の様子

 

公共インフラとしての電話リレーサービスがはじまりました

 2021年(令和3年)7月から公共インフラとして電話リレーサービスの提供が開始されました。

 電話リレーサービスとは,聴覚障がい者や発話が困難な人と,聞こえる人との電話を,手話・文字チャットと音声で通訳することにより,即時双方向につなぐことのできるサービスです。

 

〇利用シーン例

・緊急通報機関への連絡 

・病院の予約

・仕事の相手先との連絡

・お店の予約

・学校や塾との連絡

・家族・友人との連絡

他にも,さまざまな場面で電話リレーサービスを活用していただけます。

 

〇登録方法

・「電話リレーサービス」アプリをダウンロード

・(一財)日本財団電話リレーサービスHPからダウンロードした申請書類を,同財団へ郵送。

 

詳細は(一財)日本財団電話リレーサービスHPまたはリーフレットをご覧ください。   

(一財)日本財団電話リレーサービスHP          

電話リレーサービス(リーフレット) [PDFファイル/2.04MB]

もっと知りたい!電話リレーサービスについて(リーフレット) [PDFファイル/977KB]

 

人権尊重 平和を築く 第一歩

手話通訳/要約筆記の有無:

 
障がい福祉課
Tel:084-928-1062
Fax:084-928-1730