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2017年度(平成29年度)水道事業,工業用水道事業及び下水道事業の予算の概要
財政状況
2017年度(平成29年度)水道事業,工業用水道事業及び下水道事業の予算の概要
2017年度(平成29年度)予算の概要をお知らせします。
水道事業
1 業務予定量
水道事業の業務予定量は次のとおりです。
2 建設改良事業の概要
安全で良質な水道水の安定した供給体制の確立や災害に強い水道施設整備のため,2017年度(平成29年度)に実施する主な建設改良事業は次のとおりです。
○第六期拡張事業【2億2,600万円】
2017年度(平成29年度)から2020年度(平成32年度)の4年間で,明王台配水池から熊野浄水場までの配水管布設工事を行います。
○配水管整備事業【24億900万円】
「第八次配水管整備事業計画」に基づき,基幹管路,重要管路及び漏水等の事故履歴の多い管路を重点的に整備します。
○配水管及び施設改良事業【15億3,047万円】
配水管の新設や老朽化した管の取り替え,久松台配水池耐震補強工事等を行います。
3 財政状況
(1) 収益的収支(水道料金の収納や水道水の供給などに伴い発生する収入と支出)
収益的収入は,前年度に比べて2億5,753万円(2.9%)増加し,90億1,750万円となる予定です。
一方,収益的支出は,前年度に比べて4億958万円(5.0%)減少し,77億4,447万円となる予定です。
この結果,収益的収入と収益的支出の差し引きにより,12億7,303万円の黒字となる見込みです。
(2) 資本的収支(水道施設の建設・改良や借入金などにかかる収入と支出)
資本的収入は,前年度に比べて3億662万円(14.4%)増加し,24億2,919万円となる予定です。
一方,資本的支出は,前年度に比べて9億5,341万円(15.9%)増加し,69億4,320万円となる予定です。
この結果,資本的収入が資本的支出に対して不足する額は45億1,401万円となる見込みです。
(3) 借入金の状況
借入金の残高は,前年度に比べ5億8,254万円(1.4%)減少し,396億6,376万円となる予定です。
工業用水道事業
1 業務予定量
工業用水道事業の業務予定量は次のとおりです。
2 建設改良事業の概要
工業用水の安定した供給の確保のため,2017年度(平成29年度)に実施する主な建設改良事業は次のとおりです。
○工業用水道第二期改築事業【9億450万円】
配水管布設工事を行うとともに,箕島浄水場送水ポンプ吸込管布設工事や中津原浄水場の浄水管及び導水管布設工事等を行います。
○施設改良事業【6億8,556万円】
中津原浄水場の浄水管及び導水管布設工事を行うとともに,中津原浄水場工水送水ポンプ室改修工事等を行います。
(1) 収益的収支(工業用水道料金の収納や工業用水の供給などに伴い発生する収入と支出)
収益的収入は,前年度並みの31億3,877万円となる予定です。
一方,収益的支出は,前年度に比べて7,190万円(2.8%)減少し,25億992万円となる予定です。
この結果,収益的収入と収益的支出の差し引きにより,6億2,885万円の黒字となる見込みです。
(2) 資本的収支(工業用水道施設の建設・改良や借入金などにかかる収入と支出)
資本的収入は,前年度に比べて9,070万円(121.6%)増加し,1億6,530万円となる予定です。
一方,資本的支出は,前年度に比べて3億8,181万円(24.1%)増加し,19億6,660万円となる予定です。
この結果,資本的収入が資本的支出に対して不足する額は18億130万円となる見込みです。
(3) 借入金の状況
借入金の残高は,前年度に比べ3億5,752万円(16.2%)減少し,18億4,341万円となる予定です。
※2003年度(平成15年度)以降新規借入はありません。
下水道事業
1 業務予定量
下水道事業の業務予定量は次のとおりです。
2 建設改良事業の概要
安全で快適な生活環境を確保するため,2017年度(平成29年度)に実施する主な建設改良事業は次のとおりです。
○公共下水道整備事業【28億9,940万円】
(1)国庫補助事業
管渠埋設 L= 2,749m
御幸・瀬戸・水呑・佐波・赤坂・鞆・引野・大門・坪生・加茂・駅家・新市・沼隈・神辺町ほか
ポンプ場整備
松永ポンプ場ポンプ増設実施設計業務ほか
管渠耐震化工事
合流式下水道区域浸水想定図作成業務ほか
(2)市単独事業
管渠埋設 L= 4,199m
御幸・水呑・箕島・佐波・赤坂・鞆・引野・春日・坪生・加茂・駅家・新市・沼隈・神辺町ほか
雨水幹線
実施設計 L= 5,696m
ポンプ場整備 高西東新涯ポンプ場負担金(尾道市)
○流域下水道整備事業【1億2,917万円】
広島県が整備する芦田川流域下水道の建設にかかる負担金
3 財政状況
(1) 収益的収支(下水道使用料の収納や汚水の浄化などに伴い発生する収入と支出)
収益的収入は,前年度に比べて7億4,458万円(5.6%)減少し,124億9,450万円となる予定です。
一方,収益的支出は,前年度に比べて8億8,735万円(7.4%)減少し,110億9,673万円となる予定です。
この結果,収益的収入と収益的支出の差し引きにより,13億9,777万円の黒字となる見込みです。
(2) 資本的収支(下水道施設の建設・改良や借入金などにかかる収入と支出)
資本的収入は,前年度に比べて20億2,670万円(31.2%)減少し,44億6,684万円となる予定です。
一方,資本的支出は,前年度に比べて18億2,571万円(15.9%)減少し,96億8,539万円となる予定です。
この結果,資本的収入が資本的支出に対して不足する額は52億1,855万円となる見込みです。
(3) 借入金の状況
借入金の残高は,前年度に比べ37億9,234万円(4.0%)減少し,914億8,693万円となる予定です。