ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 担当部署で探す > 危機管理防災課 > 広報ふくやま2020年6月特集「大雨に備えて」

本文

広報ふくやま2020年6月特集「大雨に備えて」

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年6月1日更新
特集
大雨による崖崩れや河川の氾濫の写真

もしものとき、 あなたはどうする?
特集2
大雨に備えて

これからの季節は大雨による崖崩れや河川の氾濫などの災害が発生しやすい時期です。
いざというときに備え、情報の入手方法や避難経路を確認するなど、日頃から身を守るための準備をしましょう。また避難時の新型コロナウイルス感染症対策についても紹介します。

問い合わせ
危機管理防災課084-928-1228
ID
187884

いつ避難するかを知る

  • 気象情報や観測情報に注意し、危険を感じたら自主的に避難する
  • 避難勧告(警戒レベル4)などが発令されたら直ちに行動を開始する

避難情報は市内にいる人の携帯電話に緊急速報メールで一斉送信されます(登録不要)。
またテレビ・ラジオなどでも放送されます。情報入手の準備をしておきましょう

避難のときは緊急速報メールやテレビ・ラジオなどで避難場所の開設状況を確認し、食料や飲料水、マスクなど各自必要なものを持参してください。

テレビ・ラジオを確認している画像
警戒レベル表

どう避難するかを知る

  • 運動靴など動きやすい安全な服装で避難する
  • 非常持ち出し品や食料、飲料水、マスクなどを持参する
  • 避難経路は地盤の高い道路を選び、 道路脇の用水路などに注意する
  • 地下施設など、浸水の危険がある場所は避ける
避難準備

どこに避難するかを事前に知る

  • ハザードマップなどで危険箇所を確認する
  • 避難方法を考える

※避難勧告などの緊急時は各学区1カ所の避難場所を開設します

ハザードマップ避難場所・避難所等一覧は市役所本庁舎、各支所・公民館、市ホームページなどで閲覧できます

垂直避難のイラスト

垂直避難

家の中の2階など高いところや
山と反対側の部屋にとどまる

※周囲が浸水して危険な場合、
家の中にとどまることも一つの
避難行動です

水平避難のイラスト

水平避難

安全な場所に移動する

家庭や地域でできる対策

  • 貴重品や衣類・非常用食料・懐中電灯・ラジオ・携帯電話の充電器、マスクなど非常持ち出し品を準備する
  • 市の資器材貸出制度を利用し、自主防災組織で土のうなどを準備する
  • 家族などとの連絡方法を確認する

平成30年7月豪雨の対応について、 自治会・自主防災組織・消防団などで 構成する防災対策検討会議で課題を検証し、 改善策を取りまとめました。 検証結果はこちらから

避難行動判定フロー

あなたがとるべき避難行動は?

平時に確認!

ハザードマップで自分の家がどこにあるかを確認し、 印を付けてみましょう

ハザードマップの画像 次へ

ハザードマップの見方

 ハザードマップは浸水や土砂災害が発生する恐れが高い区域を着色した地図です。着色されていないところでも災害が起こる可能性があります。

ハザードマップ2

家がある場所に色が塗られていますか?

いいえの場合

色が塗られていなくても、周りと比べて低い土地や崖のそばなどに住んでいる人は、市からの避難情報を参考にし、必要に応じて避難してください

はいの場合

災害の危険があるので、 原則として
自宅の外に避難が必要です

例外

次の3つが確認できれば浸水の危険があっても自宅にとどまり安全を確保することも可能です

※土砂災害の危険があっても、頑丈なマンションなどの上層階に住んでいる場合は自宅にとどまり安全確保をすることも可能です

1.洪水により家屋が倒壊または崩落してしまう恐れが高い区域の外側である

災害の危険がある場合

災害の危険がある場合の画像1-1

流速が早いと木造家屋は倒壊する恐れがあります

災害の危険がある場合の画像1-2

地面が削られると家屋は建物ごと崩落する恐れがあります

2.浸水深より居室が高いか

災害の危険がある場合の画像2

3.水が引くまで我慢できるか、水・食料などの備えは十分か

災害の危険がある場合の画像3

自分自身または一緒に
避難する人(高齢者など)は
避難に時間がかかりますか?

はいの場合

安全な場所に住んでいて
身を寄せられる
親戚や知人はいますか?

いる場合

警戒レベル3が出たら、安全な親戚や知人宅に避難しましょう(日頃から相談しておきましょう)

いない場合

警戒レベル3が出たら、市が指定している指定緊急避難場所に避難しましょう

いいえの(難に時間がかからない)場合 (難に時間がかからない)いいえの場合

安全な場所に住んでいて
身を寄せられる
親戚や知人はいますか?

いる場合

警戒レベル4が出たら、安全な親戚や知人宅に避難しましょう(日頃から相談しておきましょう)

いない場合

警戒レベル4が出たら、市が指定している指定緊急避難場所に避難しましょう

  • 警戒レベル3や4が出たら、危険な場所から避難しましょう
  • 「避難」とは「難」を「避」けることです。安全な場所にいる人は、避難場所に行く必要はありません
  • 避難先は小中学校・公民館だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう

非常持ち出し品の準備

非常持ち出し品は、家族構成を考えて必要な分だけを用意し、避難時にすぐ取り出せるようにしましょう。

  • 飲料水 1人1日2リットルが目安 飲料水
  • 粉ミルク・哺乳瓶 赤ちゃんがいる家庭は
    用意しておく
    粉ミルク・哺乳瓶
  • 食料品 レトルト食品・缶詰・
    ビスケット・チョコレートなど
    食料品
  • マスク・体温計 新型コロナウイルス感染症を
    防ぐため
    マスク・体温計
  • 医療品 消毒薬・ばんそうこう・包帯・
    持病の薬など
    医療品
  • 貴重品 現金(小銭も)・預金通帳・
    印鑑など
    貴重品
  • マッチ・ライター・ろうそく 湿気やガス切れに注意※ろうそくはビニール袋に入れて保管する マッチ・ライター・ろうそく
  • 缶切り 多機能なものが便利 缶切り
  • 懐中電灯 夜間、すぐに手が届く所に
    (ラジオと一体型のものが便利)
    懐中電灯
  • ラジオ AMとFMの両方が聞けるもの ラジオ
  • 乾電池・充電器 ラジオや懐中電灯に使用するため少し多めに※携帯電話の充電器も 乾電池・充電器
  • ヘルメット・防災頭巾 飛来物や落下物から頭を
    保護するもの
    ヘルメット
  • 作業用綿手袋 がれきの撤去や救助ができる
    ように、厚手の物を用意
    作業用綿手袋
  • 衣類 雨具・下着・ジャンパー・
    タオルなど
    衣類
  • 毛布 寝袋や体温を逃がさないサバイバルシートなど 毛布
  • 運動靴 避難する時のけがを防ぐために 運動靴

\いまから備えよう/
1週間分の備蓄

 これまで家庭での備蓄は3日分といわれていましたが、甚大な被害が及ぶ南海トラフ地震に備え、現在では「1週間以上」の家庭備蓄が望ましいとされています。

1日に必要な
ストックの目安
(1人分)

水約2リットル

水ボトル

食料3食

食料
家族の画像

最初の1~3日間

 普段から多めに食材を買い置きしておけば、3日程度は冷蔵庫の中のものを食べてしのげます。冷凍庫に普段から冷凍食品を保存していくことも有効です。

次の3日間

 普段から備蓄食品を定期的に食べ、食べた分を買い足すローリングストック法という備蓄方法があります。

避難時の新型コロナウイルス感染症対策

 新型コロナウイルス感染症の感染を防ぐためには「3つの密(密閉・密集・密接)」を避けることが重要です。災害時の避難などの対応に当たっては、次の事項に十分留意してください。

避難方法について

避難時は「3つの密(密閉・密集・密接)」を避けるため、避難場所の他、 できるだけ「親戚・知人宅への避難」「高台への車での早めの避難」などを事前に検討してください。 避難場所へ避難する人は、マスク・体温計を持参してください。 安全な場所にいる人は避難の必要はありません。

地域での避難場所の自主開設について

  • ●自主開設を予定している避難場所で十分な感染防止対策が実施できない場合は、 できるだけ市が開設する避難場所への避難をお願いします。
  • ●自主開設する場合は「3つの密(密閉・密集 ・密接 )」を避けるため、市が開設する避難場所での対応を参考に可能な範囲で感染防止対策を実施してください。
  • ●もし、体調不良の人がいた場合は、別室へ移動してもらうなど他の人と距離を取った後、 新型コロナウイルス感染症相談窓口問い合わせ084-928-1350)などへ相談してください。

市が開設する避難場所での対応について

本市が開設する避難場所では、次の感染防止対策を実施します。また避難者同士が約2mの間隔を取れるよう、状況に応じて近くの避難場所を追加開設するなど感染防止対策に取り組みます。

  • 検温、感染症疑いチェック表による聞き取り
  • 手洗い、咳エチケットなどの徹底(避難者・職員など)
    • ア 検温など避難者の健康チェック
    • イ 入退室時の手洗い(手指消毒)
    • ウ マスク着用など咳エチケット
  • 定期的に室内の十分な換気
  • 避難スペースの拡充(避難者同士の間隔を2m以上開ける)
  • 共有部分(ドアノブなど)の定期的な清掃・消毒
  • 避難者名簿の作成(感染経路の把握に備え)
  • 発熱、咳などの症状が出た場合は、速やかに職員に申し出てもらい、対策本部や
    保健所と連携して対応
  • 専用のスペースやトイレを確保し、一般避難者とは ゾーン、動線を分ける
  • 同じ症状がある人同士をやむを得ず同室にする場合、 間仕切りなどで区切る