 | 【第18回 2016年2月29日up】 皿海 弘樹(さらがい ひろき)さん 「眺めるだけじゃない。ふれて感じる福山の宝もの」 福山のシンボル、福山城。日本一駅から近い城のすぐ隣に、戦時中の激しい空襲にも耐えた市の貴重な文化財があります。檜皮葺(ひわだぶき)拝殿造り唐破風(からはふ)という様式の純和風本館とヴェネツィア・ルネサンス風の装飾がなされた洋館、さらに回遊林池式の庭園と茶室を有する“福寿会館”です。建設当時の趣を今に残し、国の登録有形文化財にも指定されているその歴史的建造物が、なんとレンタルスペースとして開放されていると聞き、お話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第17回 2016年1月29日up】 兼田 雅彦(かねだ まさひこ)さん 「豊かな海と磨かれた技術。おいしい海苔ができるわけ」 瀬戸内の中央に位置し、豊かな漁場を持つ内海町田島は、県内一の海苔の産地です。まさに今が旬の田島の海苔について、田島漁業協同組合組合長、兼田雅彦さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第16回 2015年12月28日up】 北村 滋充(きたむら しげみつ)さん 「時代を超えても変わらない、とんどに託す、思いと願い」 “とんど”と呼ばれる火祭りは日本全国にありますが、中でも能登原とんどは「暴れとんど」として有名です。 今回は能登原とんど保存会会長、北村滋充さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第15回 2015年11月30日up】 喜多村 眞次(きたむら しんじ)さん 「今が旬。地元で育った縁起物、食べないなんてもったいない」 芽が出る縁起物としておせち料理に欠かせない高級食材くわい。福山が生産量日本一を誇る“めでたい”くわいは、まさに今が旬です。 今回は、福山くわい出荷組合組合長・喜多村眞次さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第14回 2015年10月30日up】 貝原 良治(かいはら よしはる)さん 「ものづくりのまち福山の、伝統、技術、その底力」 福山藩初代藩主水野勝成の奨励により、江戸時代から綿の栽培や製織、染色が盛んだった福山。江戸時代後期に生み出された「備後絣」は、日本三大絣の一つとして全国に知れ渡りました。 それから160余年の時を経た現在、その技術により日本一のデニム産地として発展。世界の名だたる一流ブランドから高い評価と信頼を得るまでに成長しています。 今回は広島県織物構造改善工業組合理事長でカイハラ株式会社会長、貝原良治さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第13回 2015年9月30日up】 深町 哲(ふかまち とおる)さん 「うずまっているのは美味さと歴史。掘り起こさなきゃ、もったいない!」 福山の伝統料理といえば、そう、“うずみ”。おかずとなる食材をうずめるようにごはんをのせ、さらにだしをかけていただく昔ながらのうずみに加え、最近ではさらに創作うずみも増えています。そのおいしさはもちろん、背景にある歴史や文化も伝承していこうと活動しているのが福山食ブランド創出市民会議です。今回はその代表で福山駅前にある福山ニューキャッスルホテルの総料理長・深町哲さんにお話を伺いしました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第12回 2015年8月31日up】 井田 陽三(いだ ようぞう)さん 「下駄といえば松永」といわれる所以(ゆえん)とその心粋。 お祭りのときくらいでしょうか。カランコロンと小気味いい下駄の音を聞くことは少なくなりました。今の生活様式において、下駄は日常的に履くものではないのかもしれません。けど、だからこそたまに履くならいいものを粋に履きこなす日本人でありたいと思います。地産地消と言いますが、地元に生産量日本一を誇る松永下駄があるならば、ここで買わない手はありません。今回は広島県はきもの協同組合の代表理事井田陽三さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第11回 2015年7月31日up】 横井 昌登(よこい まさと)さん 「福山の旬を、福山で味わうという贅沢」 長生きしたければ旬のものを食べなさいといった先人の知恵にもあるように、旬のものには体や心を豊かにしてくれる力があります。しかもそれが地のものだとしたら、こんな贅沢なことはないのではないでしょうか。今まさに福山の特産品の一つ、ぶどうが旬を迎えようとしています。今回は、沼隈町果樹園芸組合組合長横井昌登さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第10回 2015年6月30日up】 野宗 一郎(のそう いちろう)さん 「福山最古の祭りこそ、日本最古の祇園祭!?」 「祇園祭」と名の付く祭りは、北は北海道、南は鹿児島まで日本各地に存在しますが、なかでも特に有名なのは京都の八坂神社の祇園祭でしょう。実は、その祇園祭の発祥が福山だという説があるんです。もしそうだとしたら、それってすごいことだと思いまいません? 今回は、祇園祭を執り行う素盞嗚(すさのお)神社(新市町)の宮司江熊康夫さんと素盞嗚神社総代会長野宗一郎さん、さらに神輿(みこし)の担ぎ手から、中須(なかず)祭典実行委員長・皿海茂樹さん、新市(しんいち)祭典実行委員長・藤原康弘さん、戸手・相方(とで・さがた)祭典実行委員長・田和勝也さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第9回 2015年5月29日up】 前田 圭介(まえだ けいすけ)さん 「何もないと言う前に、知ってほしい福山のこと」 鞆の浦を一望できる後山の中腹に「後山山荘」と呼ばれる建物があるのをご存知でしょうか?これは福山出身の建築家・藤井厚二によって設計された築80年以上の別荘を、同じく福山出身で日本を代表する建築家・前田圭介さんが再生したものです。二人の建築家による時代を超えた合作ともいえる「後山山荘」は、各メディアで取り上げられ話題となりました。世界に活躍の場を持ちながら、地元福山に事務所をかまえ、活動する前田さんに建築そして福山の魅力を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第8回 2015年4月30日up】 藤永 忍(ふじなが しのぶ)さん 「ばらで繋ぐ、福山のこころ」 戦後、今では想像もつかないような絶望のなか人々を支え、生きる糧となったもの。福山の場合、その一つがばらでした。思いやり、優しさ、そして、助け合いの心――。ばらを育てるように大切に育まれてきたその思いは、戦後70年が経とうとしている現在も福山に息づいています。今年で48回を迎える「福山ばら祭」は、その象徴と言えるのではないでしょうか。 今回は福山祭委員会の藤永忍さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第7回 2015年3月30日up】 羽田 幸三(はだ こうぞう)さん 「伝統漁法を今に伝える「鯛網」とそこにいきづく福山・鞆の浦の魅力」 たとえば、桜の開花に春の訪れを感じるように、草木や花、催事など、うつろう季節を知り得るトピックが人それぞれありますが、福山の場合、そのひとつに「鯛網」と呼ばれる伝統行事があります。約380年もの歴史をもつ「鯛網」について、鯛網船団の船団長で鞆の浦漁業協同組合の組合長も務める羽田幸三さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第6回 2015年2月27日up】 寺本 安雄(てらもと やすお)さん 「福山の風土が生んだ日本が誇る伝統工芸」 経済産業大臣指定伝統的工芸品として名高い福山琴や、県指定伝統的工芸品にも選ばれた備後絣など、福山には数多くの伝統工芸品があります。なかでもとりわけ歴史があるのが『びんご畳表』。 今回は、広島県藺業(いぎょう)協会事務局長の寺本安雄さんと、藺草生産者組合連絡協議会会長吉田景信さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第5回 2015年1月30日up】 宮本 和香(みやもと かずこ)さん 「江戸時代からつづく町並みを守り、そして今に伝える鞆の浦奥様ガイド」 1月から始まったテレビドラマ『流星ワゴン』をはじめ、鞆の浦は多くのドラマや映画、楽曲の舞台になってきました。それはなぜか?理由のひとつはその町並みにあるようです。 江戸時代からつづく昔ながらの佇まいを今に残すこの土地を、約30年にわたり案内しているのが、鞆の浦在住の奥様たち。人呼んで「鞆の浦奥様ガイド」のみなさんです。今回は代表の宮本和香さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第4回 2014年12月26日up】 宮本 住逸(みやもと すみいつ)さん 「捕鯨文化が生んだ技術と組織産業の礎」 内海町には、水軍時代から明治末期にかけて、約300年にわたり九州西海の捕鯨に参加した歴史があります。それは、鯨を追う操船の技術やこの辺りで製作された鯨網の精度の高さと、独創的な技を買われてのことでした。現在、商業捕鯨は禁止されていますが、かつてあったその歴史をいまに伝えるため、捕鯨網船「双海(そうがい)船(ぶね)」を復元しようとするプロジェクトがあります。 内海町田島出身で、現在はスタンフォード大学の客員教授を務める宮本住逸さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第3回 2014年12月1日up】 葛原文化保存会 北川 佳代子(きたがわ かよこ)さん 「福山発!いつもニコニコピンピン精神」 “ぎんぎんぎらぎら 夕日が沈む” この詩を目で追うだけで、思わずメロディを口ずさんでしまう人も少なくないのではないでしょうか? これは、日本人ならおそらく誰もが知っている童謡『夕日』の一節です。そして、この作詞を手がけた人こそ福山市は神辺町出身の葛原(くずはら)しげる。日本を代表する童謡詩人です。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第2回 2014年10月31日up】 菅茶山顕彰会 鵜野 謙二(うの けんじ)さん 「福山の土地が育てた、地元愛と学びの精神」 福山市には、歴史にその名を刻む偉大な文化人と所縁のある建物が今なお多く残っています。今回ご紹介する廉塾もその一つ。 廉塾とは、江戸時代後期に儒学者・漢詩人として活躍し、漢詩風を一変させたともいわれる菅茶山が開いた私塾です。 ≪続きはこちら・・・≫ |
 | 【第1回 2014年10月1日up】 明王院を愛する会 三谷 干城(みたに たてき)さん 「福山にある二つの国宝,その魅力に迫ります」 平安時代807年(大同2年),弘法大師によって開基されたといわれる明王院。その本堂と五重塔は国宝に指定されています。折衷様式の建物として日本最古級とされる本堂と,日本で5番目に古いといわれる五重塔ですが,実は五重塔にも日本一として誇れるものがあるのだそう。今回は「明王院を愛する会」の三谷干城さんにお話を伺いました。 ≪続きはこちら・・・≫ |