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第4回「ふくやまピース・ラボ」が開催されました!~「母と子の八月八日」~
第4回「ふくやまピース・ラボ」が開催されました!
被爆・福山空襲70周年の記念事業として,“平和について学び,考え,広く発信していこう” と市内の中・高・大学・専門学校生を対象に募集した『ふくやまピース・ラボ』の第4回講座が開催されました。
日 時 : 2015年(平成27年)6月7日(日曜日)10時00分から12時00分
場 所 : 福山市人権平和資料館
内 容 : 「人権と平和を求めて ~母と子の八月八日~」 講師:田辺準一郎先生
(1)はじめに
(2)福山市戦災死没者慰霊の像(母子三人像)の前で。訴える戦争の悲惨さ,平和への願い
(3)もう一つの福山空襲 たびたび襲撃を受けた福山海軍航空隊基地 神風特別攻撃隊の出撃
(4)戦争が奪うもの,それは「いのち」だけなのでしょうか。
「どうして戦争なんかするの?」との問いに
◆元福山市人権平和資料館副館長で,戦争・福山空襲の体験者でもある,田辺準一郎さんによる講話
皆さん真剣に先生の講話を聞きメモをとっています
◆福山海軍航空隊基地(1945年)や九州・天草へ出発を見送る隊員(1945年)など,写真パネルを使って当時の様子を説明
聞くだけではなく,実際に当時の写真を見ることで理解を深めました
◆絵本「母と子の八月八日 ~福山空襲と母子三人像~」の朗読
福山空襲を題材とした絵本。ふくやまピース・ラボの中でも,戦争の悲惨さや平和の尊さを絵本や紙芝居で伝えたいという案がでていたので刺激になりました
◆グループワーク(グループごとに気付きや感想を発表し合いました)
講演が終わりグループごとに,気づきや感想を発表し合いました。
*1平方メートルに1発,福山市民一人当たり3本もの焼夷弾が落ちたと聞いて驚いた
*具体的な数字や様子を聞くことで本当に恐ろしいことが現実に起きてしまったということを知った
*戦争は命だけでなく人の楽しみや思い出も奪ってしまうものだと思った
*自分は保育を学んでいるので,「子どもたちに戦争をどう説明したらよいか」という話にとても興味を持った
*福山からも神風特攻隊として戦争に行かなければならなかった人がいたことを初めて知りショックだった
☆前回に引続き実際に戦争・福山空襲を体験した方からとても貴重なお話を聞くことができました。
【次回ふくやまピース・ラボ】
日 時 : 6月28日(日曜日)10時00分~12時00分
場 所 : 福山市人権平和資料館
内 容 : 取材活動
絵本ライブ「時代をタイムスリップ!子どもたちの8月6日」
出演:種蒔き人の会(ふくやまピース・ナビ)
【お知らせ】ふくやまピース・ラボの皆さんが「ハッケンふくやま」に出演します!
番 組 名 : ハッケンふくやま(広テレ)
放 送 日 : 6月17日(水曜日)18時55分~19時00分
ふくやまピース・ラボのメンバーがこの活動に参加しようと思ったきっかけや,平和への思いを熱く語っています
ぜひご覧ください!