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第10回「ふくやまピース・ラボ」が開催されました!~ぼくらの映画会~
第10回ふくやまピース・ラボ」が開催されました
日 時 : 2016年(平成28年)8月16日(火曜日)15時から17時
場 所 : 福山市人権平和資料館 研修室他
内 容 : ラボ企画「ぼくらの映画会」
(1)映画「夏少女」上映
(2)意見交換
(3)平和展示室案内
(4)かき氷,ジュースの提供
◆事前準備
「ふくやまピース・ラボ」のメンバーが企画したこのイベント。「私たちが積極的に活動していけば,同世代の人も戦争のない世界や平和の大切さについて関心を持ってくれるはず」と準備を進めました。
◆映画「夏少女」鑑賞後,意見交換と平和展示室案内
映画「夏少女」は,瀬戸内海の島に住む少年が被爆者の両親と広島へ行き,原爆に焼かれた瓦を持ち帰ったのをきっかけに,被爆少女の亡霊と出会うストーリー。観終わった後,感想を語り合いさらに理解を深めました。
≪感想≫
・原爆の被害をもっと知りたくなった
・原爆を経験した家族は,放射能の影響がでるのではないかと,子どもを産むことにも怯えながら生きていかなければならず,本当につらかったはずだ
・助けることのできなかった少女を忘れられない父親…戦争というものは,生き残った人の人生も奪ってしまうものだと思った
平和展示室の案内では,「どうして福山に空襲があったのか」「予告ビラについて」「福山に落とされた焼夷弾について」などの説明がありました。理解を深めるため,絵本「母と子の八月八日」を一部朗読しました。
説明を行ったラボのメンバーは,「今後も朗読劇や映画を通じ意見交換する機会を作りたい」「戦争は駄目だという思いを伝えていくのが私たちの責任だと思う。ぜひ多くの若者に平和について考えてみてもらいたい」と訴えました。
≪次回のふくやまピース・ラボ≫
日 時 : 2016年(平成28年)8月21日(日曜日)13時30分から15時30分
場 所 : 福山市人権平和資料館
内 容 : 講義「戦後70年の歩みと論点~ドイツの例から~」
講 師 : 竹本 真希子さん(広島市立大学広島平和研究所)