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第3回震災救助技術合同訓練
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月14日更新
東日本大震災から3年,震災救助技術合同訓練を実施

2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災は,東北地方を中心に甚大な被害をもたらし,当組合においても広島県隊として宮城県名取市へ部隊を派遣したところです。こうした大規模地震における震災対応能力の更なる向上及び知識・技術を救助隊員に習得させることを目的とし第3回震災救助技術訓練を実施しました。
実施日時 | 2014年(平成26年)3月11日(火曜日)13時00分から17時15分まで |
実施場所 | 消防局箕沖訓練場(福山市箕沖町60番地) |
訓練スケジュール | 13時00分 開講式 |
参加人員 | 南消防署高度救助隊(7人) |
訓練内容 | 大規模な地震の災害現場において,倒壊建物の下敷きや生埋めとなった要救助者の救助活動を行う実戦的救助訓練 |
訓練想定1
地震により建物が崩壊し,屋内への進入が不能となり,建物内には数名の負傷者が閉じ込められている。重機等の車両は接近不能。出入口にある重量物を人力にてクリビングとリフティングし屋内進入。建物内は崩壊の危険があり,ショアリングを実施し救助活動を行った。


訓練想定2
地震により倒壊した2階建ての建物内に負傷者が数名いる。出入口は多量の瓦礫が山積みしており,人力により除去しなければならない。屋内進入は,余震等に備え,できる限り少人数の活動とし,順次交代をしながら救助活動を行った。

