円福寺(えんぷくじ)
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月1日更新
いろは丸事件の際,紀州藩の宿舎として使用されました。
南林山円福寺は室町時代から釈迦堂といい,現在の沼名前(ぬなくま)神社南側にありましたが,1610年頃に大可島(たいがしま又はおおがしま)城跡に円福寺と号して建立されました。
頼山陽の叔父・頼杏坪(らいきょうへい)は,瀬戸の島々や四国の讃岐山脈を遠望できる景観を賞して座敷を「夾明楼(きょうめいろう)」と命名しました。こうした景勝地にあり,かつて朝鮮通信使の上官の常宿になっていました。
江戸時代の漢詩会,歌会,句会の舞台にもなり,1827年再建の松尾芭蕉の句碑もあります。
住所 | 福山市鞆町鞆10 |
電話番号 | 084-982-2508 |
時間 | 常時 |
休み | なし |
料金等 | なし |
アクセス | JR福山駅南口から鞆鉄バスで「鞆港」下車 徒歩1分 |