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ワーケーションのモデルケースづくり中間報告
モデルケースづくり中間報告
2019年(令和元年)9月から,東京のクリエイティブ・IT関連企業で働くクリエイター,フリーランスの2人が福山市田尻町でワーケーションを体験しています。
福山市のワーケーションは,単に「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせただけでなく,産業界や地域との交流などによる「コミュニケーション」や,それを通じた「イノベーション」の創出を目指しています。
福山での暮らしや働き方など,体験者2人のこれまでのワーケーション体験の状況をご報告します。
瀬戸内の資源を満喫
福山市は,瀬戸内海に面し温暖少雨な気候で,田尻町などの沿岸部や市北部を中心とした山間部など自然豊かな場所に中心部から短時間でアクセスできるなど,レジャーを楽しむ環境が整っています。体験者2人も,休日には地域で意気投合した釣り・サイクリング仲間とバケーションを満喫しています。
地域との交流
2019年(令和元年)10月,活動拠点の田尻町の住民の皆さんが,2人の歓迎会を開いてくれました。地域との交流が地方暮らしを豊かにします。移住者を支える人たちがいることも,福山でのワーケーションの強みです。
市内企業との新たなビジネス創出
地方での新たな働き方を通じ,地方から「イノベーション」を起こすことができるよう,連日,体験者2人は首都圏での仕事だけでなく,市内企業との新たなビジネス創出に向けた構想を練っています。
子どもクリエイターの育成
2019年(令和元年)12月,田尻のまちづくりに取り組む団体(田尻の未来を考える会)と連携し,子どもたちを対象に映像制作のワークショップを開催しました。地域で触れる機会の少ない「学び」や「体験」を子どもたちに提供することができました。
※「ワーケーションふくやま」の概要等はこちらの記事をご覧ください。