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12月1日は世界エイズデーです
『U=U 知ることから、もう一度。12月1日は世界エイズデー。』
今年の世界エイズデーのキャンペーンテーマは『U=U 知ることから、もう一度。12月1日は世界エイズデー。』です。
治療法の進歩によりHIV陽性者の予後が改善された結果、HIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることが期待できるようになりました。また、近年では、HIV治療を受け、血液中のウイルス量が検査で検出できない程度に最低6ヶ月以上継続的に抑えられているHIV陽性者からは、性行為によってHIVが感染することがないことも確認されています。このことは、Undetectable(検出限界値未満)=Untransmittable(HIV感染しない)、略して「U=U」と呼ばれています。
つまり、治療の進歩でHIV陽性者の生活は大きく変わり、HIV感染の予防にもその進歩に支えられた様々な選択肢が用意されるようになりました。しかし、現状はそうした変化が正確な情報として十分に伝わっているとは言えず、有効な治療法がなく死に至る病であった時代の認識にとどまっている場合が少なくありません。そのことがHIV感染を心配する人たちを検査や治療から遠ざけ、また、差別や偏見を招く要因の一つになっているとも言われています。
この「U=U」という言葉を知ることをきっかけに、もう一度HIV/エイズのことを皆で考えてみませんか?
特設「世界エイズデー」検査・相談
匿名・無料のエイズと梅毒の血液検査・相談を定例の検査・相談に加え、追加で実施します。
日時:12月12日(木曜日)17時20分~19時40分
会場:福山すこやかセンター(福山市三吉町南二丁目11-22)
定員:30人 要予約(12月1日予約開始)
検査内容:血液検査(結果は30分程度で出ます)
※エイズと梅毒が同時に検査できます。
※エイズ検査で判定保留になった場合は確認検査を行い、後日結果をお伝えします。
予約方法:LINEで簡単予約
※特設検査・相談では他の受検者と待合室が同じになります。
福山市では、毎月平日昼間や夜間にエイズと梅毒の検査・相談(匿名・無料・予約制)を実施中!
詳しくは、こちら『エイズと梅毒の検査・相談』(福山市ホームページ)へ
世界エイズデーパネル展示
エイズや性感染症に関するポスター・パンフレットなどを展示します。
期間:11月27日(水曜日)~12月6日(金曜日)まで
場所:エフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)
エントランスホール
※(写真)昨年度のパネル展示の様子