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備後地域公害防止計画

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月18日更新

1 計画策定の趣旨

 備後地域は,大規模製鉄所の進出,工業整備特別地域の指定を契機に工業開発が急速に進められ,これに伴う急激な都市化,生産規模の拡大は,種々の環境悪化をもたらしました。
 このため,1974年度(昭和49年度)から7度にわたり公害防止計画を策定し,各種の公害防止施策を実施してきた結果,一部の環境質については,改善がみられるものの,自動車・新幹線騒音,都市内河川の水質汚濁など依然改善が必要な状況にあります。また,新たに工業用地・住宅用地の造成等に伴う生産規模の拡大,人口増加等が見込まれることから,引き続き総合的な公害防止対策を講じる必要があります。
 こうしたことから,広島県,岡山県では,環境基本法第17条に基づく公害防止計画を策定し,2005年(平成17年)3月に「備後地域公害防止計画」が国により同意されました。


2 地域の範囲

 広島県………福山市(1市)
 岡山県………笠岡市(1市)


3 計画の期間

 2011年度(平成23年度)~2020年度(平成32年度)の10年間


4 計画の主要課題

(1)自動車交通公害対策
 一般国道2号線沿道の自動車排ガスに係る大気汚染対策及び騒音対策を図る。

(2)河川の水質汚濁対策
 芦田川,高屋川,瀬戸川のBODに係る水質汚濁対策の防止を図る。

(3)箕島町地先海域及び備讃瀬戸海域等の水質汚濁対策
 箕島町地先海域及び備讃瀬戸海域等のCODに係る水質汚濁対策を図る。