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平成22年2月臨時市議会 市長説明要旨

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月2日更新
 本日は,臨時市議会を招集いたしましたところ,議員各位には御多用の中を御参集いただきまして,誠にありがとうございます。
 今回提出いたしております2009年度(平成21年度)福山市一般会計ほか3会計の補正予算案の御審議をお願いするに当たり,その大要について御説明を申し上げます。
 国においては,先月28日,現下の厳しい経済・雇用情勢に対応し,確実な景気回復やデフレ克服を目指す緊急経済対策を実施するための第2次補正予算が成立いたしました。本市におきましても,依然として厳しい経済情勢にあるものと受け止めており,市内企業の活動が安定し,活性化するよう,国の経済対策に呼応した施策にスピード感をもって取り組んで参りたいと考えております。
一般会計につきましては,地域における公共投資を円滑に実施することができるよう交付される地域活性化・公共投資臨時交付金を活用し,小・中学校の屋内運動場の耐震改修や竹ケ端運動公園陸上競技場のフィールド改修,ため池や水路などの耕地施設改良,道路の新設改良や舗装などを行うことといたしております。また,地方が行うきめ細かなインフラ整備などを支援するために交付される地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用し,緑町公園のばら花壇の整備や市営住宅の空家改修などに取り組むほか,道路や橋りょう・水路等の維持補修,小・中学校の通学路防犯灯のLED化をはじめ,老人大学や市立保育所などの施設整備を行うことといたしております。このほか,下水道事業特別会計では雨水枝線の整備を,水道事業会計では配水管の整備を,病院事業会計では外来診察室の拡張整備などを,それぞれ実施して参りたいと考えております。
 以上の結果,今回の補正予算額は,一般会計で16億3,770万2千円の追加,全会計での補正予算額は,18億8,970万2千円の追加となり,これまでの経済危機対策にかかわる補正予算と当初予算も含めると,全体で150億円余りの規模となりました。
このたびの補正による工事発注につきましては,地元企業への支援策としての効果をより一層高めるため,一刻も早く対応することとし,切れ目のない受注機会の確保に努めて参りたいと考えております。また,来月10日から,企業の健全経営に資するよう,建設工事について最低制限価格を引き上げるとともに,測量や建設コンサルタント業務などについても,新たに最低制限価格を設定して参ります。さらに,地域活動の担い手である地元企業育成の観点から,地域別発注の対象金額も拡大することといたしております。なお,新年度におきましては,市内企業がさらに安定し,活性化するよう,本年度を上回る公共工事の事業費の確保にも鋭意取り組んで参りたいと考えております。
以上が今回提出いたしております予算案の概要であります。何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。

本文は,口述筆記ではありませんので,表現その他に
若干の変更があることがあります。