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景観形成の基本的な考え方

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年7月7日更新

景観の形成については,「鞆地区まちづくりマスタープラン」を指針とし,「鞆地区道路港湾景観検討委員会」における審議・検討を尊重した考え方とし,今後,実施にあたり意匠・色彩等の具体策を検討していきます。

周辺景観との調和(整備イメージ)

1 自然環境に配慮します

  • 埋立計画により失われる自然海浜の代替として,埋立地西側に養浜を施工します。
  • 植栽・街路樹には,付近にある樹種を選定すると共に,ランダムに配置し,自然の雑木林の様相となるよう計画します。
  • 養浜から埋立地岸壁のラインは,鞆港の持つ弓形の水際線を形成するよう計画します。
  • 常夜燈周辺の景観の連続性を保つため,緑地用地北側を入り江にして潮の満ち引きの高さに礫を敷き均し,磯場を再現することにより生態系の回帰を図ります。

礫敷による磯場の再生(整備イメージ)湾内に生息するスナガニの写真

2 色彩に配慮します

  • 埋立てにより創出される空間は,可能な限り緑化し,親しみと潤いのある場とします。
  • 埋立後設置される建物・工作物は,素材・色彩について,町並みとの調和に努めます。
  • フェリーふ頭用地前面の岸壁管理道路は,ウッドデッキを設置します。
  • 防護柵・照明・案内標識等の色彩について,町並みの歴史的雰囲気との調和を図り,統一したものとします。
  • 県道の歩道や交流拠点用地の駐車場,遊歩道などの舗装は,町並みと調和した色彩・デザインとします。

歴史的街並みのイメージ写真1

3 町並みに配慮します

  • 海側からの町並みの眺めや町からの港の眺めを,高木等の茂みにより覆い隠さないよう配慮します。
  • 埋立後設置される建物・工作物は,形態・意匠・素材についても,町並みとの調和に努めます。
  • 防護柵・照明・案内標識等の意匠についても,町並みの歴史的雰囲気との調和を図り,統一したもとします。

歴史的街並みのイメージ写真2歴史的建造物見本の絵

4 個性的デザインに配慮します

  • 旅客ターミナルは,雁木・町並みとの調和を考え,鞆町内で見られる江戸時代の建物や八角円堂などのデザインイメージを検討します。
  • 県道の橋梁部は,常夜燈から約25m以上の距離を確保し,日本庭園の要素として継承されている「八つ橋」のデザインを取り入れ,高欄の端部は「はね出し」構造とします。

 はね出しの構造写真『八つ橋』構造の橋(整備イメージ)(左)『はね出し』の構造(右)『八つ橋』の構造

  • 県道の橋梁部の高さは,海及び陸からの眺望を確保するため,出来る限り縦断勾配を緩やかにし,桁厚や橋脚をスレンダーにします。

 八つ橋形状の道路(整備イメージ)

5 伝統・文化に配慮します

  • 鞆の伝統文化は,潮待ちの港として国内ばかりでなく大陸からも多様な人々を迎え入れ発展してきた「迎賓都市」としての性格により生まれてきました。これを継承し,海陸の結節点として開かれた港湾のイメージを確保するため,海からの眺望に配慮します。
  • フェリーふ頭用地前面の護岸から緑地護岸については,自然石を用いた親水性の高い雁木を設置し,常夜燈周辺の江戸時代に築造された雁木との調和・連続性を確保します。
  • 埋立て後の建築物については,周辺の伝統的な建物との調和に配慮し,伝統的意匠を取り込んだ建物とします。

 雁木の連続性への配慮(整備イメージ)雁木の写真