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第49期 後期全員教養講座 リサイタル(オープンセミナー)
第49期後期全員教養講座 リサイタル (オープンセミナー)
リサイタル 「秋を聴く 心の歌」
日時 10月2日(水曜日)午前10時~午前11時35分
場所 リーデンローズ 大ホール
対象 老人大学学生 及び 一般参加 可能
※申し込み 無しで、無料です。
出演者 ソプラノ 池田尚子(声楽家 ノートルダム清心女子大学准教授)
ピアノ 藤田意作(作曲家 音楽プロディーサー)
第49期後期全員教養講座ポスター [PDFファイル/669KB]
創立45周年記念式・記念リサイタル 厳粛に! 楽しく! (第48期後期全員教養講座)
福山市老人大学 創立45周年記念式 式辞
先程は,永年勤続の講師4名に感謝状を,30期以上在籍の老大生8名・20期以上77名の各代表に表彰状を,額を添えて授与させていただきました。
講師の先生方には,長年にわたる懇切丁寧なご指導に心から感謝申し上げます。そして,老大生の皆さんの生涯学習への高い意欲に敬意を表します。
1973年6月6日,老人大学は,社会福祉会館・現在の市民参画センターで開校式が行われました。当時,福山市は,1965年の日本鋼管製鉄所誘致によって全国から大勢の若者を迎え入れ,産業都市として飛躍的な発展を遂げていました。そうした最中の老大開校は,将来の高齢社会を見据えた特筆すべき先見の明でありました。
初年度は,社会福祉会館を借用して,教養・書道・園芸・手芸の四教科に351名の入学者。翌年度は,俳句・茶道・詩吟を加え,研究科も新設。後半から現在地に移って専用校舎での学習となりました。
初めの2年間は,半年を1期。3年目からは,1年を1期とし,学生数も1,000名に増加。その後,華道・日本画・民謡などの教科が順次,開設されてきました。そうして,1985年には学生数が2,000名を超えました。
こうした創成期を経て,創立45周年を迎えた今年度は,32教科・97クラスに2,612名,昨年度より30名多い学生が,複数受講を加えると延べ3,080名が集まっています。
その老人大学が,本日ここに枝りゅう市長のご出席,来賓として,早川市議会議長・小川市老連会長・各副会長・池口元老大学長・枝広霞学区連合町内会長・渡辺霞公民館長のご臨席,大勢の老大生のご出席を賜って,創立45周年記念式が挙行できますことを大変ありがたく嬉しく存じます。
30年余り前,私の親父とお袋も,私の子ども達の世話をし,地域の役目も担いながら,老人大学に通っていました。特に親父は学生会長を仰せつかって,現職の私より忙しい日もあるほどに通い詰めていました。年老いた両親が,毎日のように出かけるところがあることを,息子として大変ありがたく思っておりました。
そして,今,後輩の皆さんから,「実は家の親が世話になっています」とよく声をかけられます。そうした時,老人大学は,老大生を親に持つ現役世代にとっても大切なところなのだと確信する次第です。
超高齢社会となった今日,健康長寿は,高齢者のみならず社会的・経済的に全国民的な関心事であります。老人大学の実施要綱の始めに,「高齢者が健やかで,生きがいを持つための生涯学習の場とする」と明記されています。老人大学での教育と教養を高める学習と活動が,健康長寿に果たす役割は,極めて大きいものであります。
老人大学は,1996年(平成8年)に秋篠宮殿下・妃殿下のご視察をいただいております。また,一昨年の2016年(平成28年)には,BSテレビ番組「空から日本を見てみよう」で全国放送された,福山が全国に誇り得る高齢者のための大学として発展し続けています。
「健康と安全が一番」を合言葉に,福山市民の健康長寿に一層大きく貢献する老人大学として,本日お集りの皆さんが,5年後の創立50周年を共に盛大にお祝いされますことをご祈念申し上げ,式辞といたします。
2018年(平成30年)10月2日 福山市老人大学 学長 高橋 和男
記念リサイタル 藤井 風 歌唱とピアノ 大盛況
演奏曲目
月の法善寺横丁 芸者ワルツ
魅せられて 赤いランプの終列車
木綿のハンカチーフ
カンパネラ など
「ピアノの奇行師」の異名を持ち常に斬新なパフォーマンスで圧倒的人気を誇るピアニスト
絶対音感を生かし洋楽から懐メロまで幅広くカバーするが演奏はすべて耳コピ
歌唱力にも定評がありカバーのみならず作曲も行いシンガーソングライターとしても活躍中
本格的な活動はYoutube中心で全国からオファーを受け演奏活動を行っている
2017年度 第47期 後期全員教養講座 ~9月27日~
~本物との出会い そして感動を~
広報「ふくやま」で,「歌はあなたの人生とともに」と題した老大主催のコンサートを知った。誰でも参加できるとのことなので,ウキウキしながらリーデンローズへ向かった。
まず,はつらつと足早に会場へと向かう学生さんの元気な姿に,そして,大ホール2階席までぎっしりと埋め尽くされていることに驚いた。
田坂蘭子先生の澄み切ったソプラノの歌声に聴き入った。懐かしい曲も多く,ほっこり心が温かくなった。バリトンの福嶋勲先生脚本の「道成寺」は,安珍を思う清姫の狂おしい情熱が見事に表現されていて物語の中に引き込まれていった。ステージと客席をつなぐ工夫もしてあって楽しかった。
最後の「みんなで歌おう」では,一緒に声を合わせて歌え,清々しかった。あっという間に時間が過ぎ,素晴らしいひと時を過ごせたことに満ち足りた気持ちで帰路についた。
(オープンスクール参加者よりの投稿)
2016年度 第46期 後期全員教養講座 ~10月4日~
後期全員教養講座を受講して
10月4日(火曜日),リーデンローズ大ホール2階席まで埋め尽くした私達老大生は,平本弘子先生による歌声に酔いしれました。
幅広く活躍されている平本先生の名前は以前から知ってはいましたが,老人大学の計らいで直接コンサートを聴く機会を得られた喜びで,当日を楽しみにしていました。
童謡に始まり,唱歌や流行歌と多彩な曲を歌われ,流暢な語りを交えながらの演奏で,楽しいひと時を過ごすことができました。ピアニストの藤田意作先生の伴奏もとても素晴らしかったです。
歌の人を魅了する力を改めて知ることができたことに感謝します。 (文芸部長 坂本雄俊)