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2017年度食品,添加物等の夏期一斉監視結果
毎年,気温が上昇する夏期に食中毒の発生防止及び食品衛生の向上を図るために,食品の衛生的な取扱い,添加物の適正な使用並びに食品及び添加物の適正な表示の実施等について,「夏期一斉監視」として,食品等事業者に対する監視指導を強化しています。
実施期間
2017年(平成29年)7月1日から8月18日まで
施設の立入調査
飲食店,食品製造施設,食品販売店,給食施設等の施設に立入り,衛生指導を行いました。
あわせて広域流通食品製造施設に立入調査を行い,適正な記録の作成・保存及び期限表示について確認を行いました。
監視施設数 | 違反施設数 (違反率) | |
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許可を要する施設数 | 1,338 | 83施設 (6.2%) |
許可を要しない施設数 | 773 | 7施設 (0.9%) |
計 | 2,111 | 90施設 (4.3%) |
食品の検査
食品製造施設や給食施設,食品販売店等において,生食用鮮魚介類,そうざい,食肉製品,魚介乾製品等の食品の細菌,食品添加物等の検査を実施しました。細菌検査においては腸管出血性大腸菌の検査も実施しました。
●検査した検体数 128検体
●検査の結果 衛生規範不適合を2件発見し,改善指導を行いました。
講習会の開催
食品関係営業施設等の調理従事者や消費者等を対象に,食中毒予防の講習会を実施しました。また,食品等事業者の食品衛生の向上に関する自主的な活動を促進する「食品衛生推進員」を対象として講習会を実施しました。
●実施回数 14回
●参加人数 432名
食中毒予防啓発活動
「食品衛生月間(8月1日から8月31日まで)」事業の実施に合わせて,福山・府中食品衛生協会と連携し,次のとおり食中毒予防啓発活動を実施しました。
●市内の8か所の街頭で,洗浄用スポンジと食中毒予防啓発チラシ等を配布し,街頭キャンペーンを実施
●保育所で児童を対象に,手洗い啓発の紙芝居及び手洗い確認用蛍光キットを使用した手洗いの実践指導を実施
●広報ふくやま及びホームページ等で,食中毒予防に関する情報を掲載●食中毒予防啓発パネルの展示
●懸垂幕「食品衛生月間 きっちり手洗い,しっかり加熱で食中毒予防!」の掲出