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鞆町の歴史(位置と自然)
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掲載日:2013年12月2日更新
位置と自然
鞆は,瀬戸内海に突き出た沼隈(ぬまくま)半島の東南端に位置しています。
背後には急峻な山々が海岸まで迫り,わずかな平地に家々が軒を連ねて建ち並んでいます。
また,鞆は瀬戸内海のほぼ中央に位置するため,古くから潮待ちの港として栄えてきました。
東は紀伊水道から,西は豊後水道からの満ち潮は鞆の沖合いでぶつかります。 その潮に乗って,船は鞆の港へ入り,引き潮に乗って再び船出していくのです。しかも,仙酔島(せんすいじま),大可島(たいがしま),玉津島(たまつしま)などの島々が防波堤となり,天然の良港でもありました。
鞆の町の向いに浮かぶ仙酔島は,古くは向江島とも呼ばれ,名勝「鞆公園」の中心を成しています。
島内には,広島県天然記念物の「仙酔島の海食洞」や「仙酔層と岩脈」などが見られ,探索のための遊歩道も設けられています。
(鞆の浦の自然と歴史より抜粋)
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