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9月定例市議会市長記者会見

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月5日更新

 記者会見などにおける市長の発表や質疑応答をとりまとめ,掲載しています。

 会見日:2017年(平成29年)8月28日(月曜日)

報告事項

 ・市長就任1年の振り返りについて

 ・福山アンバサダーについて

 ・新しい総合体育館と芦田川との一体的な利活用の方向性について

 ・9月議会の案件について

 会見録

報告事項

市長

 おはようございます。来月9月で,市長就任1年を迎えようとしています。まず,始めに,この1年を振り返り,私の思いを述べさせていただきたいと思います。「光陰矢のごとし」と言いますが,活力と魅力に満ちた輝く都市の実現に向けて,走り続けたあっという間の1年間であったように思います。そして,充実した一年でもありました。昨年9月,私は,福山に誇りと輝きを取り戻すために,5つの挑戦を掲げ,市長に就任いたしました。この1年間は,5つの挑戦の実現に向け,着実な推進体制を整えるとともに,市政にチャレンジスピリッツを吹き込んでまいりました。

 具体的には,福山駅前の再生や福山ネウボラ,100人委員会,福山城築城400年などの施策をスタートさせ,部局横断的な特命事項の司令塔として経営戦略監を私の直属に配置いたしました。事務事業の見直しにより,約2割の事業を廃止・見直しし,約15億円を節減する中で,本市の成長に欠かせない積極的・効果的な投資を行うべく,私にとって初めての予算も編成いたしました。また,県知事とのトップ会談を通じ,鞆のまちづくり,駅前再生,観光,医療,子育てなど,様々な分野で県との連携を深めることができ,より効果的な施策の推進につなげてまいりました。福山駅前の再生では,本年度中の再生ビジョンの策定に向け,行政主導で取り組む中,伏見町地区においては,新たにリノベーション手法の導入に向けた検討も始まっております。福山ネウボラでは,本年6月に,市内12カ所で相談窓口「あのね」を開設いたしました。先月末までに来所での相談1,034件,電話での相談177件,合計で1,211件と,多くの相談をいただいております。福山城築城400年の取組では,基本方針を策定し,9月には記念事業の実行委員会がいよいよ発足いたします。5つの挑戦については,着実なスタートが切れたものと考えています。

 また,これまでにない新たな視点から,都市力の向上に向けた取組にも積極的に挑戦してまいりました。例えば,国際コンベンション都市を目指し,国連犯罪防止・刑事司法会議や世界バラ会連合地域大会など,国際会議誘致にチャレンジしました。国連刑事司法会議の実現は果たせなかったものの世界バラ会議の地域大会については,誘致内定を取り付けることができました。このほか,シャープ株式会社や楽天株式会社といった民間企業との連携により,福山独自の地方創生,地方活性化のモデルの構築にも挑戦をしているところであります。

 一方で,私は,就任以来,常々,市民と行政との距離を近づけていきたい,市民の皆様に信頼される市政を実現したいと,念じてまいりました。市民の皆様に信頼されるためには,地域に学ぶことで地域の課題を把握し,解決しようという姿勢が不可欠です。このため私はこの1年,一貫して,現場主義ということを言い続け,そして,自ら実践してきました。その結果,市長と車座トーク,ものづくり福の耳プロジェクト,そしてすくすく子育て座談会では,私や市職員が直接現場に出向き,話を伺うことで,市民の皆様のまちづくりや子育てについての思いや悩み,企業が抱える課題や支援ニーズを肌感覚で感じることができ,今後の市政にとって大きなプラスになっていくものと期待をしています。

 また,可能なものについてはその場で回答したり,たとえ回答の一部であっても数日中に回答を伝えるなどしてきた結果,市民や事業者の皆様からも,福山市に変化を感じるとの言葉をいただくことが多くなっているような気がいたします。情報発信についても,積極的・効果的なものへ根本的に見直し,福山市の全国に対する発信強化の取組を開始いたしました。少しずつ市民の皆様に,その変化を感じていただけているものと思っております。

 100年先にも輝きを放つ福山市であるため,あり続けるため,2年目以降もその取組を加速させてまいります。加えて,2年目以降新たな取組についても,チャレンジをしていきたいと思っております。具体についてはこれから詰めていくことになりますが,例えば拠点機能の充実や強化,これについては更に取組を深めていきたいと思います。拠点機能強化の切り口の一つは産業であります。産業を通じた拠点機能の強化のあり方,更には新しい芸術文化やスポーツを核とした拠点機能の強化のあり方,こうしたものも今後の課題になってまいります。また引き続き国際会議都市の実現に向けた取組をしてまいります。

 また,若者そして女性にとって魅力のある都市づくり,こうしたものを強く意識していきたいと考えております。これは人口減少対策にとっても非常に重要な視点であるにとどまらず,新しい産業の創出,新しい都市のあり方についてもヒントを与えてくれる,そうした施策になっていくと思います。更にこの福山という都市が外に向かって発信をする,外に向かって何かを働きかける,そういう都市になっていけばいいと,このように思っています。この一つには国際交流を通じてそうしたことの実現に近づけていくということになると思いますが,併せて人材の育成という観点からも大きな意味を持つ市政の姿勢ではなかろうかと,このように思っています。こうしたことを思い描きながら2年目以降の市政運営に汗をかいていきたいと思っています。

 次に,2点目でありますが,福山アンバサダーと言う新しい施策についてお話を申し上げます。福山市を一緒に盛り上げたい,もっと多くの全国の人に,更には世界中の人々にも福山のことを知ってもらいたい,という福山市を愛する人たちを公募し,福山アンバサダーとして,SNSやブログを通じて本市の魅力を発信・拡散していただく事業を創設することといたしました。市の公式ホームページやSNSを通じて本日から募集を開始致します。そして10月からの運用開始を目指しております。

 この事業は,これまでの福山市情報発信戦略会議での議論や,今年6月に実施したインターネット調査の結果を踏まえて,とりわけ若者の利用率が高いSNS等のインターネットを積極的に活用して,福山市の情報を 全国に発信・拡散し,福山市の魅力を知っていただくことを目的とするものであります。そのため,本市が全国や世界に誇るたくさんのオンリーワン・ナンバーワンの地域資源や様々なエピソード・観光資源・歴史文化資源,そうしたものを福山市公式フェイスブックページ「何もないとは言わせないプロジェクト」などを通じて,積極的に今後紹介をしてまいります。こうした情報を認定されました福山アンバサダーに届けます,これを受け取った福山アンバサダーが,その本市からの情報にコメントを加えるなどして,今度は自らが発信者となって福山の魅力を発信していただくと,こういうものであります。

 また,広く一般の方を公募するのと併せて,現在は,ふくやま未来づくり100人委員会の応援団の皆様へも,ご参加していただけるよう呼びかけております。既に4名程の方にはご快諾を頂いております。また今後福山市に縁(ゆかり)のあるその他の著名人の皆様へも,参加を呼び掛けていきたいと思っております。以上が福山アンバサダーについてのご説明であります。

 3点目であります,新しい総合体育館と芦田川との一体的な利活用の方向性についてご説明を申し上げます。先日,福山市営競馬場跡地に建設予定の総合体育館の落札者が決定し,仮契約を終えたところあります。公園・周辺道路の整備も合わせ,2019年度,平成31年度末の供用開始に向けて,いよいよ,これから工事に着手をしてまいります。総合体育館の整備に当たっては,その大きな特徴であります,芦田川に面した立地を最大限に生かすために,総合体育館の2階デッキと芦田川堤防を連絡ブリッジで繋ぎ,公園・体育館と河川空間との一体的な利活用により,賑わいや憩いの拠点としての空間を形成したいと考えております。

 河川空間の利活用につきましては,昨年11月より,自治会連合会や市民団体,そして市,国とで構成する「あしだがわ利活用推進委員会」において,議論を重ねてまいりました。その議論の成果を踏まえ,「かわ」と「まち」をつなぐ,賑わいある水辺空間の形成を支援する国の支援制度「かわまちづくり」という名前の支援制度,これを活用した水辺整備を今後は目指してまいります。支援制度に基づく「かわまちづくり」計画の国への申請を行う事になります。そして年度内の計画策定・登録を目指す事となります。以上で報告を終わらせていただきます。

 それでは,引き続き,9月議会の案件につきまして,ご説明をいたします。9月議会につきましては,本日,招集告示を行い,9月4日から開会することといたしました。第1次分として提出いたします内容についてご説明をいたします。手元の資料も併せ,ご覧いただきたいと思います。

 まず,報告案件でありますが,「損害賠償の額を定めること及び和解の先決処分の報告について」を始め3件となっています。

 次に,決算案件でありますが,「平成28年度福山市病院事業会計決算認定について」を始め4件であります。

 次に,条例案件であります。「福山市農業委員会の委員及び農地利用適正化推進委員の定数に関する条例の制定について」を始め8件となっています。

 次に,単行議決案件としては,「(仮称)福山市総合体育館建設工事請負契約締結について」を始め4件であります。

 それでは,補正予算議案説明資料,お手元の補正予算議案説明資料に基づき,補正の概要についてご説明をいたします。

 4ページを開き願います。議案説明資料の4ページであります。今回補正する会計は,一般会計で補正予算額は5億4,320万2千円の追加であります。また,一般会計で1件,債務負担行為を計上しています。今回の補正は,7月の大雨による災害復旧に対応するものや,公共施設緊急安全対策のほか,リノベーションまちづくりの推進などが主な内容であります。以下項目に沿いましてご説明いたします。

 まず,1番目にあります「7月5日及び7月9日の大雨による災害関連経費」といたしまして,大雨により被災した道路・河川・農道・水路などの災害復旧について対応するものとなっています。

 5ページをお願い致します。2番目「安心・安全の実現」といたしまして,大規模建築物耐震改修費補助は,耐震改修促進法に基づき,耐震診断を実施した大規模建築物の耐震改修費の一部を助成するもの。公共施設緊急安全対策は,街路灯の倒壊事案等を踏まえ,緊急に実施する安全対策といたしまして,街路灯や公園の外灯などの撤去・更新を行うもの。急傾斜地崩壊対策事業は東深津沖地区で,そして老朽ため池改修は,瀬戸町のどんどん池を改修するものであります。小規模福祉施設設備整備費補助は,障がい者施設9カ所に防犯カメラ等の設置費を助成するものであります。そして,水防対策用資材費は,自主防災組織への活動支援用資機材を整備するものであります。

 次に3番目「福山駅前の再生」といたしまして,リノベーションまちづくりを推進するために,必要な人材を発掘・育成する講習会等を開催するものであります。

 次に4番目「公共事業等の追加に伴うもの」といたしまして,児童数の増加に対応するため,御幸小学校へのプレハブ教室の整備や,お茶文化の普及・発信の場として,ふくやま美術館内の茶室を改修するほか,(仮称)千年小中一貫教育校の整備に向けて千年中学校の既存校舎の耐力度調査等を実施するものであります。このほか,市民生活に関わりの深い土木施設や農林水産施設の維持補修費や,地域集会所の建設費補助などを計上しております。

 6ページをお願いします。「篤志(とくし)家からのご寄附」につきましては,通級指導教室にタブレット端末を整備するなど,それぞれの趣旨に沿った対応を行うもの。「その他」の世界バラ会連合地域大会開催準備委員会負担金は2022年,平成34年に開催されます地域大会の福山市での開催に向けた準備委員会を立ち上げ,誘致活動等に取り組むものであります。また,債務負担行為といたしまして,加茂小学校の改築に伴う仮校舎のリースについて,追加するものであります。

 以上が,今回予定しております,平成29年第4回定例市議会の補正予算の概要であります。以上,補正予算1件を含め,9月議会へ1次分として20件を提出いたしております。よろしくお願いいたします。私からの説明は,以上でございます。

 失礼いたしました。最後に申し上げました件数を訂正させていただきます。先程,1次分として20件を提出と申し上げましたが,正しくは25件(単行決議案件4件→9件)の誤りでありました。訂正をさせていただきます。以上で説明を終わらせていただきます。

質疑応答

記者

 学校再編について,本来,市教委の話だとは思うのですが首長としてのスタンスをお伺いしたいと思っております。福山市教委が,特に小規模な小中学校9校の近隣校への再編計画を発表してからおおよそ2年になります。沼隈町と内海町の7小中学校で義務教育学校とする方針も先般示されています。学校再編は地域の将来を左右する大きな課題と言うのが住民の受け止めの1つだと思っております。首長として学校再編のスタンスを教えてください。当初の2020年の統合目標については現時点で,どのように進めていこうと思っていらっしゃいますか。保護者や地域の人との協議次第では遅らせるという選択もありうるかどうかもお示し下さい。

 また,市の「福山市小中一貫教育と学校教育環境に関する基本方針」では,第2要件の学校について本年度中に計画をまとめるというスケジュールになっていました。沼隈,千年の義務教育学校スケジュール2022年の開校を目指すと示されましたがそれと合わせて,今後の方向性についてのお考えをお示しください。お願いします。

市長

 ありがとうございます。学校再編について基本的考え方についてであります。学校再編は,子どもたちにとってより良い教育環境をどのように整えていくべきか,という教育的観点に立って進めていくものであり,保護者と地域の間で十分意見交換をする必要があると考えています。一方で,学校再編によって,地域から学校がなくなることで過疎化の進行などを懸念されるお気持ちも,よく理解出来るところであります。

 しかし,児童生徒の数が少なくなる中で,学校があれば地域が活性化するのか,人口減少・高齢社会が進展する中で,地域の活力の維持の問題については,今までと違った観点,やり方で考えていく必要があるのではないか,この様にも思っています。全国の事例を少しお話申し上げますと,この10年間で毎年平均しますと,約500校,400から600校が廃校になっていっていますが,その内の7割が地域の交流の場,地域活性化の場として既に生まれ変わっています。国内では人口減少,高齢社会における新しい取り組みが既に進んでいる,という事を私達も同時に考えていかないといけないと思っています。これからの時代にどう臨むのか,子ども達の新しい教育環境はどうあるべきなのか,地域の活性化をどの様に行政と地域の協働によって実現していくのか,こうした問題に取り組んでいきたいと思っています。現時点ではまだ教育委員会の地元に対する説明の途上であります。保護者や地域の方々のご理解がいただける様に,論点を明確にしながら,教育委員会には説明の為の努力を重ねて貰いたいと,このように思っています。

 また,2015年に策定しました「適正化計画」とその基になる有識者,或いは地域の住民の皆さん方からいただいた基本方針,答申ですね,基本方針では小学校間・中学校間のそれぞれの再編を基本にしつつ,同時に施設一体型の小中一貫教育校を整備する可能性についても,併せて検討すると,そう言うお話もいただいております。この度,仮称でありますが「千年小中一貫教育校」を昨年4月に制度化された義務教育学校として整備する考えをお示しいたしました。まだまだ様々な議論をいただいている段階でありますが,引き続き義務教育学校の内容を,十分説明を地元に対してしていきたいと,この様に考えております。以上です。

記者

 計画にあった2020年の目標についてなんですけれども,市教委さんが考えられる事だと思うのですが,市長のお考えとして,まだ協議が進んでいない状況があれば,それを延ばすという選択肢もありうるのでしょうか。

市長

 適正化計画に沿った2020年の目標を,これをしっかり踏まえながら,しっかりとした説明を重ねていくと,そのように教委にはお願いをしております。

記者

 ありがとうございます。

記者

 鞆地区の重伝建の申請について,今日,申請手続きがされたと伺っていますが,これに対する受け止めをお聞かせいただきますでしょうか。

市長

 これまで地元に対して,説明を重ねてまいりまして,最終的には鞆町内会の定例理事会で申請についてのご理解をいただいたと,いう手続きを踏んで参ったところであります。今後は鞆の伝統的な街並みと歴史的風致の保全を図りながら,鞆の素晴しさを未来に伝えていける,そういう環境が整ったと,このように喜ばしく思っています。地元の住民の皆さんのご理解にも深く感謝をしたいと思っています。これからは鞆地区の皆さん方と更に意見交換をしながら,鞆に相応しいまちづくりを進めていき,全国にも鞆の素晴しさを発信していければいいなと思っています。

記者

 学校の統廃合につきましてですね,今回,内海町から小学校,中学校が統廃合でなくなるというかたちになるわけですよね。平成の大合併でいいますと今回福山市が合併した町の中で,最初のおそらく小中学校が無くなる地域なると思うのですが,新市にしても神辺にしても,それぞれ地域の歴史があって,コミュニティーがそれぞれ違うわけですね。その辺りどう考えて対応されているのか。

市長

 先程申し上げました様に教育環境の整備という事と地域の活性化という事と,二つの論点に分けて考えていきたいというのが基本的なスタンスですね。あくまでも子ども達の教育環境をどう整えていくかという事から学校再編,或いは義務教育学校構想そうしたものを,今進めていっていると言う事だと思います。内海町の地域活性化の問題については,しっかりと取り組んでいかないといけない重要な課題の大きな課題の一つだと受け止めています。

記者

 就任から駅前再生に関しては,スピード感と行政主導ということでされてきたと思いますが,それに対しての市長ご自身の取り組みに対する,地権者であったり市民の変化というのは感じていらっしゃるのかどうかをお聞きしたいのと,もし感じていらっしゃるとしたら,それは具体的にどのような動きに対して感じていらっしゃるのか。

市長

 ありがとうございます。私自身として感じるところがあります。具体的には伏見町エリアです。リノベーションのまちづくり手法を切り口に,賑わいの創出に,或いは賑わいを取り戻していこうという入口に立ったところでありますけれども,議論している協議会の清水座長からはですね,思ったより早いタイミングでリノベーションスクールっていうんですか,そうした個別事例を取っての新しい取り組み事例の展開の議論に入る事が出来そうだと,こういう事を伺っています。そういう意味で今までなかなか動きが見えなかったところに,地権者のそうした動きが出てきてる,そしてその地権者の土地を活用して新しい動きをそこに植え付けようとする,そうした動きがそこに重なりあおうとしている,いい動きなんだろうと思います。勿論まだまだ事例は多くありませんから,今後そうした事例を更に積み重ねていくという課題をこなしていきたいと,こういう風に思っています。

記者

 今回補正予算でリノベーションまちづくり事業費があると思うんですけれども,これは伏見町の地区をターゲットとして,そこでの人材発掘とかという事ですか。

市長

 そうです。はい。

記者

 具体的にはその動きというのは,地権者の方々の独自でリノベーションまちづくりを進めていくと,それを市として支援するというような。

市長

 独自でまちづくりという事ではないと思います。地権者が,一方でその地権者の土地に或いは伏見町というエリアに何らかの事業展開をしたいと思っている人,これは事業者と呼びますね。そしてその両者をつなぐ,そういう人,そのつなぐ人とはどういう事かというと,双方にとって望ましい事業提案を出来る人ですね。そういう三者が協力をしながら少しずつ,新しい事業の芽をそこに植え付けていきます。そうした橋渡しをする人を育成する動きというものを今回取り組んでいこうと,動きを取り組んでいこうと,そこには当然その舞台となる土地・場所が必要ですね。そういう意味では地権者が協力を申し出てくれているという事で,初めてそういう取組が可能になっていっているという事だと思います。

記者

 ネウボラに関して,先程利用された方の件数等の発表がありましたけれども,現在の利用状況について,市の評価といいますか,受け止めみたいなものを理由と併せて教えていただければと思います。また,これまで出張ネウボラですとか医師会等との協議会の設置などの話もありましたけれども,その辺りこれからの展望について決まっている事がありましたら,教えていただければと思います。

市長

 相談件数が,1月半で1,200件強という数字については,一定のネウボラに対する支持といいますか,相談窓口としての市民の評価をいただいているのではないかと,スタート直後とすればですね。これをもっともっと増やしていくそんな取組をしていきたいと思います。まだ,ネウボラ相談員の数を,より多く確保していくという課題がありますけれども,そこを乗り越えていきたいと思っています。特に,0歳1歳のお子さんを持つご家庭からの質問が6割を占めたと,こういう事を聞いています。相談内容は,夜泣きや授乳等の,これを基本的な生活習慣と呼ぶらしいんですけれども,そういうものに対する質問や発育や発達相談とかですね,保育所に対する入所の問題や予防接種についての疑問や不安,そうしたものにきめ細かく対応してもらえているのではないかなというふうに思っています。これからもっと,このネウボラが地域に溶け込んでいけば出産前の女性からのご相談,家庭からのご相談,或いはもう少し子どもが大きくなってからのご相談,こうしたものにも対応できるのではないかと思っています。

 その対応がさらに充実した相談の1つである,出張相談についてもご質問がありましたが,出張相談については今後具体を検討していきたいといふうに思っています。それから,医療機関との連携についてもご質問がありました。近くに相談が出来る家族がいない,そういうご家庭にとりまして一定のネウボラ相談員が役割を果たしているという事は先程申し上げました。そういう意味では,早期の相談が意味のある事だなと,意義がある事だなと,今は思っております。従って例えば医療機関にあっても,このネウボラというものがあるよと,ちょっとした不安や相談はそういう所に相談を持ちかけたらどうですかと,いうふうに,お医者さんから言っていただける様な,そんな連携も今後は十分あるのではないかと思っておりまして,今月末には産科医や小児科医等との会議を開催しながら連携をハッキリしたものに,よりハッキリしたものにしていきたいと思っています。以上です。

記者

 今年度に入ってから,審議会の方の議員定数の議論が進んでいるかと思うんですけれども,今日も委員会の方で各会派で意見をすり合わせるという事はあったんですけれども,率直に市長としての考えを,今のところどう考えているのかを聞かせていただければと思います。

市長

 ありがとうございます。率直に申し上げれば,議会の方でしっかりとご議論をしていただくべき課題だと,このように思っております。

記者

 100人委員会で,委員さん達がフィールドワークしてきて段々中間発表もして形が少しずつ見えてきているのかなと感じもするんですけれども,年度末までにその未来図が出来たのちに,それをどの様に具現化していくのか。そしてその絵をどういう風に関わって実現させていくのか,についてお考えを。

市長

 描かれる未来図の中には,行政が受け止めるべきそういう未来図もあれば,地域で受け止める話,或いは,なんて言うでしょう例えば商店街で受け止める話,さまざま民間で受け止める話,さまざまな提案が未来図に描かれていくのだと思います。それぞれの立場に100人委員会のメッセージを明確に繋いでいってあげたいと思っています。そして,私達にいただいた意見はしっかりとそれを受け止める,いう考え方には従来から変わりはありません。とっても今,熱心なご議論をしていただいておりまして,私が当初思い描いた骨格にどんどん枝葉が加わっていっていると,とても心強く,頼もしく見守っています。私も実際委員会での議論を拝聴していっております,素晴しい絵になる事を期待しております。

記者

 発表項目であった,芦田川と体育館の一体的な利活用について,「かわまちづくり」計画の国への申請を行い,年度内の計画策定・登録を目指します,とありますが,申請も年度内にしてその後,計画づくりが始まるという感じでよろしいでしょうか。

市長

 計画づくりはですね,申請の前提と考えて,今もう既に計画づくりには着手していると,こう聞いています。それを踏まえて年度内に申請をし,認定をいただくと採択をいただくという事ですね。

記者

 それで具体的な事業が出来ていくと。

市長

 そうです。国は国で河川管理面での事業を行いますし,地元福山は,今度は親水空間として望ましい整備をそこに一緒に加えていくと,こういう事になろうかと思います。

 以上。