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9月定例市長記者会見

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年10月11日更新

 記者会見などにおける市長の発表や質疑応答をとりまとめ,掲載しています。

 会見日:2017年(平成29年)9月22日(金曜日)

報告事項

 ・福山城築城400年2017年度のプレ事業について 

 ・大津野学区における社会実験の実施について

 ・「広島東洋カープ球団」との連携事業について

 ・ふくやま未来づくり100人委員会 未来図デザイナーの決定について

会見録

報告事項

市長

 皆様おはようございます。私の方から大きく4点ご報告をさせていただきます。

 まず,1点目でありますが,福山城築城400年2017年度のプレ事業についてご報告をいたします。今月27日に,(仮称)福山城築城400年記念事業実行委員会を立ち上げます。2019年(平成31年)の「入封400年」,2022年(平成34年)の「福山城築城400年」,それぞれの大きな節目に向けて,今年度を「スタートの年」と位置付けてプレ事業に取り組むものであります。

 まず,「福山城顕彰事業」と言うくくりがございますが,この取組について何点かご説明いたします。まず,1点目であります10月28日(土)・29日(日)に,福山城南側の市道のうち福山駅北口交差点,この部分ですが,そこから西1番ガード(北)交差点,ちょうど美術館の入り口の前辺りの区間を「二ノ丸お散歩エリア」といたしまして歩行者天国化いたします。初の試みとなるこの歩行者天国の取組が,今後も混乱なく継続できる様,課題を検証してまいりたいと思っております。また,多くの市民の方にお城周辺の散策を楽しんで頂ければと思っております。

 次でありますが,筋鉄御門の前を対象に,まずは文化財や石垣に影響する樹木の伐採に取りかかります。こちらで言えば2番目の柱になりますが,来年度以降も築城400年に向けて,集い,憩う場としての環境を整備していきたいと思っております。

 福山城の夜間の景観を創出するため,「入封400年」となる2019年度(平成31年度)を初年度とする,本格的なライトアップ事業にも取り組みます。こちらのフリップでは3番目にありますね。このため2017年度のプレ事業と致しましては,このライトアップの為の基本構想を策定するとともに,伏見櫓,湯殿,月見櫓のライトアップを試行したいと思っています。

 この他,先般,報道にもありましたが,福山城博物館等の耐震診断を既に開始しております。これは,今後の福山城の整備に向けての第一歩となるものであります。以上が「福山城顕彰事業」としてのプレ事業の姿となります。

 プレ事業の次のジャンルは,こちらのフリップで言いますと左の下になりますが,「歴史・文化事業」であります。

 まず,その一つといたしまして,記念講演会・シンポジウムを10月28日(土),まなびの館ローズコムにおいて開催いたします。当日は,「元和偃武と水野勝成入封400年」と題しまして,徳川記念財団理事の徳川家広さんによる講演を予定しています。また,「福山城築城400年に向けた城づくり,まちづくり,人づくり」をテーマに,徳川さんと水野家20代当主の水野勝之さん,阿部家17代当主の阿部正紘さんによるシンポジウムを行います。

 次であります。11月3日の文化の日に,福山城天守閣前広場において,愛知県刈谷市との交流事業を行います。
水野勝成公が初代藩主であった刈谷市から武将隊やマスコットキャラクターの「かつなりくん」をお招きし,本市と刈谷市とのつながりを深める機会にいたします。今後は,その他のゆかりのまちとの連携も深めていきたいと考えており,今回はそのスタートとしたいと考えています。また当日は,国の重要文化財である伏見櫓の公開も行います。

 次であります。11月5日(日)には,北吉津町の胎蔵寺において「福山名所コンサート」と題して,筝曲や笛,謡など喜多流大島能楽堂との共催イベントを開催いたします。このイベントは,来年度以降も市内のゆかりの史跡・名所等を会場に開催してまいりたいと思っております。尚,この胎蔵寺でありますが,現在の福山城の地にあったとされる常興寺の本尊を引き継がれており,そういうお寺が胎蔵寺であります。

 その他,1月に開催される伝統行事「福山とんど祭り」もプレ事業として位置付け,復活を目指して築城400年につないでいきたいと考えています。

 「歴史・文化事業」の最後の項目になりますが,江戸時代の鞆の風景を再現したVR(バーチャルリアリティ)の制作に取り掛かります。イメージでありますが,水野勝成公が海路,鞆に上陸をした江戸時代の初期の鞆の姿を再現してみたいと思っています。来年度以降は,福山城や築切などを再現したVRの制作にも取り組んでまいります。以上が「歴史・文化事業」であります。

 3つ目のプレ事業の柱「交流事業」についてご説明いたします。12月下旬から年明けにかけて,福山城天守閣前広場において,「福山城あかりまつり」を開催する事といたしております。

 最後に,この情報発信という事で整理をされておりますが,「記念事業のキャッチフレーズ」の募集をしてまいりました。その状況についてご報告いたします。今月19日を締め切りとして募集をしてまいりました。517件の応募をいただきました。今後は,情報発信の専門家による絞り込みを行います。そしてその絞りこまれた候補案を基に,市民投票を行い,決定をしたいと思っています。以上がプレ事業でございます。

 次はプレ事業以外,その他の築城400年に関連する取組について,1点ご報告いたします。60分の1の縮尺による福山城の模型や福山城や福山の歴史に関する貴重な写真の展示を,福山駅前商店会等の主催により,9月27日(水)からリムふくやまの2階で開催いたします。これは常設の展示として多くの市民の皆様方にご覧いただきたいと考えてございます。以上が2017年度,今年度のプレ事業を中心とした築城400年事業に関するご報告でございます。

 来年度以降のプレ事業につきましては,実行委員会の中に設置する各委員会の中の各部会において,検討を進めていただきたく考えております。

 2点目のご報告であります。大津野学区における社会実験の実施についてご報告をいたします。近年,全国で通学中の児童の交通事故が発生しておりまして,生活道路の交通安全対策は大きな全国的な課題となっています。大津野小学校周辺道路においても国道2号線の渋滞を避けた車両が,この通学路に迂回して流れ込んで来ると,この結果事故の危険性が高まっております。

 本市においてはこれまで,国土交通省福山河川国道事務所からETC2.0を活用した急ブレーキ箇所の分析等のご助言をいただきながら,地元や学校,警察等と一緒になって安全対策を議論してまいりました。こうした経緯にたって福山河川国道事務所からの推薦をいただいて,この度国土交通省の社会実験に応募した訳であります。その社会実験が「道路に関する新たな取り組みの現地実証実験」という応募でありましたが,これに応募いたしましたところ,中・四国地方で唯一採択されたものであります。11月から社会実験を開始いたします。開始にあたりまして,本日14時から大門公民館で地元の方々を含めます協議会を設立する予定であります。

 本実験では,道路幅が狭く急な坂道のある大津野小学校西側の市道において,自動車の速度を抑制させるためのハンプ等の設置や路面標示等を実施し,今年度中には対策の具体を地元に提案出来るのではないかと思っております。この実験を通じまして,市民の皆様に生活道路の交通安全対策の重要性について理解を深めていただくとともに,実験の成果が全国の生活道路の交通安全対策の一助につながる事を期待しております。本市では,様々な課題の解決に向けた社会実験に積極的に挑戦をし,新しい社会の在り方を提案していきたいと,この様に考えております。

 次3点目であります。「広島東洋カープ球団」との連携事業についてご報告をいたします。2018年(平成30年)から,自動車の地方版図柄入りナンバープレートがスタートいたします。自治体オリジナルのデザインを国に申請をします。そして国の審査をパスすれば,希望されるドライバーに対して,そのオリジナルデザインのナンバープレートが交付されると,この様な国の事業であります。

 この度,見事にリーグ連覇を成し遂げた「広島東洋カープ」とのコラボレーションが決定し,現在,福山ナンバーのプレートデザインについて,カープ球団と検討をしております。広島で試合がある日は福山駅がカープのユニホームで真っ赤に染まります。こうした備後地域のファンの「一緒になってカープの優勝を祝いたい」,こういう思いを球団がしっかりと受け止めて下さったものだと喜んでいます。優勝が決まったこのタイミングでファンの皆様に良いプレゼントが出来るものと喜んでおります。

 尚,この福山ナンバーにこの図柄が入るわけでありますが,この福山ナンバーの対象エリアは,本市の他,竹原・三原・尾道・府中の各市,そして大崎上島町・世羅町・神石高原町であります。車両台数が約60万台と聞いています。今後は,12月初旬までに,カープ球団との調整を終えてナンバープレートのデザインを国に対して申請する予定にしています。そして順調にいけば,この制度がスタートする来年の10月,2018年(平成30年)10月に実際の交付が可能になってまいります。その頃にはカープのリーグ3連覇が,また決まっているかもわかりませんね。なお,ナンバープレートのデザインが最終的に決まりましたら,皆様方にご報告をさせていただきたいと思っております。以上がオリジナルナンバープレートのご報告であります。

 最後4点目であります,現在ふくやま未来づくり100人委員会が,30年後の未来図の作成に向けて活発に活動していただいております。その未来図を描くデザイナーが決定致しました。木村桃子さんという方であります。木村さんは,本市,本通商店街の出身であります。現在,備後地方を中心にイラストレーターとして,様々な活動をされています。広告デザインの作成や,い草を使ったものづくり,ワークショップ等々であります。

 これまでの作品には,このフリップの下にもあります,或いは皆さん方のお手元にもございますが,「うつみ帖」という作品,「シトラスの谷」という作品,また更には「鞆の浦の風景」につきましても作品を残しておられます。中でもお手元の1つ「うつみ帖」であります,このフリップで言いますと左の下の作品でありますが,全国規模で開催されております「マチオモイ帖特別展」に出品された作品でもある様です。

 この「マチオモイ帖特別展」というのは,それぞれの故郷への思いを絵や写真で綴ったそういう作品を全国から集め展示をする,そういう全国規模の展示会でありますが,そういうものに出品されたものとなっております。また,本市の活動にも協力をしていただいている方でもあります。ますます活躍が期待をされます。私も,作品を拝見いたしましたが,描かれたタッチ,風景や人の営みが感じられます。この方が描いていただける未来図にワクワクした思いを持っております。明日行われる第5回委員会で,いよいよ未来図に何を描くか,具体の話し合いが行われます。木村桃子さんにもご出席をいただきまして,委員の思いを直接聞いていただきながら未来図のイメージを膨らましていただく事になると思います。

 以上で私からの説明を終わります,ありがとうございました。

質疑応答

記者

 今回の質問は大きく2点です。まずは先程もご報告いただいた,福山城に関連しての質問です。2022年に築城400年を迎える福山城についてです。今月中に,先程27日に400年事業の実行委員会が発足されると申されました。あらためて,枝広市長の事業にかける思いを聞かせてください。市議会一般質問では多聞櫓等の再現の方針も示されています。歴史資産の充実という観点では,どのように考えられていますか。

 2問目です。日本遺産について,こちらも開会中の市議会本会議で,福山市で初の日本遺産申請のストーリーを,鞆町の歴史的港湾施設を柱に描かれることを表明されました。市が観光の3本柱に位置づける「鞆」の一層の知名度アップにつながることが期待できる半面,当初,目指されていた全市的な文化財の広がりを生かす視点はなくなったように感じます。枝広市長の日本遺産へのスタンスと,選定への意気込みを教えてください。

 また,湯崎知事が鞆港架橋計画を撤回したことで,結果的に日本遺産申請のメーンに鞆町の港湾施設を据えることが可能になったというような,考えはございますか。これも併せてご示し下さい。

市長

 ありがとうございます,まず1点目のご質問,福山城についてであります。この福山城築城400年記念事業では,福山というまちがどのような思いで形づくられてきたか,そして発展してきたか,そうした事を振り返る,そういう機会にしていきたいと思っております。この2022年に向けて,先程も少し申し上げましたが,今年度からプレ事業をスタート致します。そして2022年までの各年,それぞれのテーマ性・ストーリー性を持たせた事業を打ち出していきたいと思っています。

 この中では,入封400年の節目2019年度ですね,入封400年が1つの節目となります。この年には神辺や鞆や新市や沼隈,そうしたエリアを主会場としながら,入封400年祭りを行っていきたいと思っています。また,その後2020年以降は「人づくり」,「まちづくり」,「城づくり」といった項目をテーマに,会場を市内全域に広げていきます。また,幕末に老中筆頭を務めた阿部正弘公にも光を当てながら,最終の城築城400年の年に繋げていきたいと思っております。こうした取組は,この27日に起ち上がる実行委員会で具体的に議論をしていく事になっていきます。こうした取組によりまして城のあるまち「福山」,こうした意識を市民が自分達の誇りとして受け止めるような,そうした取組になっていただければと希望しております。

 また,歴史資産の充実について,どの様に取り組んでいくのかというご質問もございました。深い関心を持って,この福山の持つ歴史・資産を見つめております。そしてしっかりとした形で,次の世代に,未来の世代に継承していく事が私達世代の責務であるとも考えています。これは過去の先人達が思ってきたのと同じ思いではないかと思っています。

 今,史跡福山城跡の「保存活用計画」を策定しております。その前段としての基本方針等も議論をされています。策定後は,必要な保存活用の為の事業に繋げていく事になると思います。少し具体的なお話を申しあげますと,2022年築城400年までに行う整備事業といたしましては,二ノ丸西側の石垣の復元に取り組みたいと思っています。それから,主に史跡保護と言う観点からの城内の樹木の伐採や剪定につきましても,専門家の意見を聞きながら進めていきたいと思っています。併せて福山城公園でありますから,市民の皆さんが集い憩う場としても相応しい環境にしていきたいと思っています。

 一方で2022年以降でありますが,議会でも少々報告をいたしました筋鉄御門と伏見櫓の間にあります,あったと言われております多聞櫓の復元と言うのが1つの思いになっていこうかと思います。ただ,その為にも詳細な資料が整理されて確認されるという手続きが必要になってまいります。そうした取組に努めていきたいと思います。また,お台所門,神辺一番櫓,そうした史跡の復元というものも,今後議論にあがってくると思います。

 次に日本遺産への取組であります,ご存じの様に2020年までに100件を選定すると,そして,これまでのところ54件が認定されています。特に昨年度は79件の申請の内,17件の認定という様に段々狭き門になってきている様に正直感じております。勿論スタートは福山に沢山あります日本遺産に相応しい資源・資産をどの様にまとめあげていくか,いうところからスタートいたしましたが,やはり先程冒頭申し上げました状況を考えますと,これまで既に認定された日本遺産に無い,そうした特徴的な取組をアピールしなければなかなかクリア出来ないと,こういう意識もこの間強めてまいりました。そういう意味で鞆にある様々な歴史文化の蓄積を改めて日本遺産の「玉」として磨きあげる,そういう事が相応しいのかなという思いを今,現在は思っております。

 尚,架橋計画との関係をご質問されましたが,そういう問題とは別に,そもそも鞆にある素晴しさを日本遺産の中で全国の方々に知っていただきたいと,こういう思いに現在なっているという事であります。以上であります。

記者

 今,鞆の日本遺産の話がありましたけれども,鞆には色々文化財があります。特に5点セットですね,他にはない江戸時代から残っているものですね。いわゆる何処を今一番の評価のポイントだと市長として考えてらっしゃるかという事をお聞かせ下さい。

市長 

 これは今,様々な有識者とも意見交換をしながら煮詰めていっている最中でありますから,これをと言うふうに,私が決めつけるのは控えたいと思いますが,今お話のあったものの他に,寺町の風景も大きな題材になりますし,対潮楼と多島美のセットという自然景観もあるでしょう。或いは伝統的な祭りが毎月の様に鞆では行われていると,そういうものにスポットを当てるという切り口もあると思います。もう一度鞆に日本遺産の可能性の場を求めようとしている訳でありますから,もう一度総ざらいをしながら時間をかけることなく絞り込みを行っていくと,こういう事になろうかと思います。先程おっしゃった,港湾5点セットというには全国何処にもない,そういう鞆の財産,福山の財産でありますね。

記者

 福山城築城400年の関連なんですけれども,27日の実行委員会の起ち上げを始め,今年度からプレイベントをやっていくという事で,スピーディーな取組に対しては敬意を払うんですけれども,それと同時に以前から言われている事ですけれども,22年度までの5年間といいますか,足かけ6年間にわたる長期のイベントですので,ちょっとその期間が長すぎるのではないかという課題もあろうかと思いますし,また一方で,まだ具体化されていない事もあって,市民の中で入封400年にしても築城400年にしても,まだ少しちょっと盛り上がりといいますか,ムードの盛り上がりに欠けるのではないかと感じます。
その辺り,盛り上げを図る,どのように盛り上げを図っていくかという,何か念頭にあればお聞きしたいと思います。

 もう1点ですが,これはちょっと市政とは離れる話かもわからないんですけれども,衆議院の解散総選挙を言われておりまして,28日にも解散ではないかという事なんですが,解散の大義がどうのこうのと国会では言われていますけれども,それはともかく,選挙戦を通じて市長は地方自治体の長として,こういうテーマで論議を深めてほしいなという事がございましたら,お示しいただければと思います。

市長

 ありがとうございます。まず400年事業に向けての盛り上げ方ですね。私がまず,この2017年から取組を開始する事が早すぎる,或いは祭りの期間が長すぎるとは思っておりません。むしろギリギリのタイミングで起ち上げが間に合ったと,こういう思いの方が正直なところであります。江戸時代以降の築き上げられた福山の歴史文化,土木っていうんですか,そういうまちづくりも含めた,そういう資産には大変懐深い物がありまして,そういう物に市民が理解を深める期間としては,いち早く取り組みたいとこういう思いで現在に至った訳であります。

 確かにまだまだ47万市民の多くの皆様方にこの400年事業に向けた思いが十分共有出来ていない,それはその通りかもわかりませんね。それはそれでまだまだ時間がかかると思っています。ただ,いち早く実行委員会が立ちあがりプレ事業が毎年行われていく,そして2017年のプレ事業のテーマはスタートの年という,ちょっと平板なキャッチフレーズになりましたが,じゃあ2018年はどんなキャッチフレーズがあり,どんなストーリー性のあるプレ事業が展開されるのか,そうしたプレ事業が重なっていく,そして節目が2019年にもある,そういう取組を通じてこの意識,共感は,市民の間での共感は広がっていく,それで私はプロセスとすればいいのではないか,そう言う事を思いながら進めていっております。ご質問のお考えはしっかりと受け止めながら市民の皆さんと共有出来る事業にしていきたいと思っています。

 それから,国政選挙が予定されているという事であります。国政上の課題は山積していると思いますが,是非,働き方改革を通じた一億総活躍社会,そうしたものの実現は更に加速化していただきたいと思っています。これは人口減少化・高齢社会が福山においても本格的に到来をいたしますね。そういう中で欠く事の出来ない視点だと思います。そして更に関連して申し上げれば少子化対策に関係をして,子育て施策について国と地方の役割分担が議論をされる,そういう機会になればいいなと思っております。

 少子化の中で子どもを育てていくという事は,地域の問題でもありますし同時に国の政策の1つでもあると,このような認識をこれまで申し上げてきました。国においてもしっかりと地域の子育てをサポートすると,こういう議論をしていただければありがたいと思います。当然の事でありますけれども,産業都市福山にとってみると,経済活動が安定的に行われる或いは地場の中小企業に対してその活動の場が与えられる,保障される,そういう有効な産業政策が併せて打ち出される事も期待をしたいと思います。今後の時代を見据えた1つの光が見出せる様な,そうした論戦が行われれば地方にとって励みになると思っています。以上です。

記者

 2点ございまして,1点目は初めに言われた歩行者天国の関係で,10月の28と29日だったと思うんですけれども,この時期は商工会議所等がする社会実験とも若干被ってきている期間かなと思うんですけれども,連携とか兼ね合いとか絡みについて何かあるのであれば教えていただきたい。

市長

 ありがとうございます。その様なお話は伺っております。当然やるという事になれば今後,商工会議所とも色々議論をさせていただきたいと思っております。当然踏まえるべき視点だと思いますね。

記者

 杉野さんが新副市長に就任されたという事で,改めて市長が推挙された理由と,今後のお仕事に期待される点をお聞かせいただければと思います。

市長

 私は杉野さんと1年間共に仕事をしてまいりました。人事,組織,そして防災対策,そうした事で議論を重ねてまいりましたが,非常に冷静に沈着に安定した仕事ぶりだったように思います。私はどちらかというと突っ走る方ですから,副市長には時には冷静に釘をさしていただきたいと,こういう役割もこれから必要になってくるかもしれませんね。いずれにしても今後は総務局も一緒に担当していただきますけれども,それ以外幅広い観点から組織の束ね役として佐藤副市長といいコンビを組んでいただければと期待したいと思います。

記者

 カープの図柄入りナンバーの件でお伺いなんですけれども,圏域の会議で作っていこうと方針が述べられていたと思うんですけれども,関連市町の同意はもう得られていると考えてよろしいのでしょうか。

市長

 多くの市町が関係する取組ですね。これまでのところ御了解をいただいているという事でご理解いただいて結構です。

記者

 メキシコで地震があったと思うんですけれども,特にオリンピックの合宿地として福山は8競技,県内でも最多の誘致の数だと思うんですけれども,この辺何か支援だったり,或いは情報収集とか今のところどのような状況でしょうか。

市長

 大変驚いて心を痛めています。早速パディージャ会長にはお見舞いの手紙を二度差し上げました。そして義援金を募ろうという形で市民の皆様方にも協力のお願いをしました。これからどの様な支援の仕方があるか,引き続き考えていきたいと思っておりますが,パディージャ会長からは,早速感謝の返書をいただいております。

 以上。