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4月定例市長記者会見

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月26日更新

 記者会見などにおける市長の発表や質疑応答をとりまとめ,掲載しています。

 会見日:2019年(平成31年)4月15日(月曜日)

報告事項

・浸水対策について

・築城400年記念事業について

・「グリスロ潮待ちタクシー」の本格運行について

 

会議録

市長

 おはようございます。
 私から3点のご報告をさせて頂きたいと思います。まず1点目は,概ね5年をかけて取り組む抜本的な浸水対策であります。

 今月4日に福山市域における浸水対策取りまとめを公表いたしました。そしてその中で,詳細な対策の内容と工程表(ロードマップ)を明らかにいたしました。
 これにつきましては,県・市のホームページに掲載をしていますが,今後浸水被害のあった学区を中心に,地域の皆様にご説明をする予定にしています。

 こうした抜本的な浸水対策を概ね5年間でやり抜く為に,平成30年7月豪雨災害の直後から,国及び県に対して必要な対策や財政支援を重ねて要望してまいりました。
 この結果,この度,国の平成31年度予算において,新たに「大規模特定河川事業」という補助制度が創設をされました。そして,本市の手城川流域と瀬戸川流域が採択をされることとなりました。

 手城川流域対策としては,手城川排水機場へポンプ1基を増設する為の測量設計費3.6憶円が措置をされています。また,福川から瀬戸川に排水する排水機場を新設する為の測量設計費が2.6憶円措置をされています。いずれも概ね5年間で完成をする予定の事業としております。
 加えて市が実施をする手城川流域対策としては,地下に配置する導水管による雨水幹線の整備や,その雨水を手城川に排水するポンプ場の整備など,内水排除対策に着手してまいりますが,この為に必要な測量設計費として7,000万円。これは国費でありますが,国費7,000万円が本市の要求通り認められることとなりました。

 以上の結果,平成28年6月の降雨に対する床上浸水被害の解消に向けた事業を大幅に加速することが可能になります。この他,神辺・御幸・千田地域の高屋川流域,駅家・新市地域の芦田川中流域,そして松永地域などにおいても,県と市が河道の掘削や排水機場の整備など計画的に取り組んでまいります。

 また芦田川でありますが,これまでに平成30年度予算で樹木伐採が行われてまいりました。
 樹木伐採を進めてきたわけでありますが、平成30年度二次補正では5.6憶円が措置をされ,堆積土砂の撤去が本格的にこれから進むこととなります。
 さらに平成31年度予算でも,この芦田川の河川改修費が前年度の約2億円から約7億円へと大幅に増加をしており,国からは「平成30年度から32年度までの3ヵ年の緊急対策として集中的に芦田川の樹木伐採や堆積土砂の撤去を実施する」と,このように伺っています。
 これにより,芦田川の流下能力が大幅に高まり,結果として芦田川に流れ込む県河川や水路などの流れも流域全体として改善をし,福山市域の浸水被害の軽減に繋がるものと考えています。

 発表いたしました工程表「ロードマップ」を着実に実施し,防災力の大幅な向上に全力をあげてまいります。以上が浸水対策であります。

 次は,築城400年記念事業についてであります。
 第5回の福山城築城400年記念事業実行委員会を,この19日にエフピコRiMで開催をいたします。
 今回は,昨年度の事業報告及び決算,今年度の事業計画及び予算案,そして募金委員会の設置を議題といたします。

 先月には「福山城築城400年記念基金条例」を制定いたしましたが,市内外の個人や法人など多くの方々に400年記念事業にご協力を頂けるよう,実行委員会に募金委員会を設置し,寄付の募集活動を推進することといたします。

 寄付総額や今後の具体的な取組は,当日選出される委員長の下で整理されていくこととなります。
 2022年の400年という節目に向けて,市民の皆様をはじめ,団体・企業の皆様,本市出身者などゆかりのある方々,そして全国の城郭ファンの皆様に共感して頂ける取組にしていきたいと考えています。

 最後のご報告ですが,「グリスロ潮待ちタクシー」の本格運営,本格運行についてであります。
 昨年,国土交通省が主体となって実施をしました「グリーンスローモビリティの活用検討に向けた実証調査支援事業」にご協力を頂きました,アサヒタクシー株式会社が「グリスロ潮待ちタクシー」という名称で,タクシー事業を鞆の浦で開始することとなります。

 緑ナンバーによる有償での本格運行は,全国初の取組となります。
 運行内容はお手元に配布をしています案内用チラシをご覧頂きたいと思いますが,チラシの裏面には運行区域が表示をされています。この本格導入を検討する中で,安全に運行できる道路や区域を交通事業者と協議を重ねて運行区域を設定したものであります。

 運行開始となる4月19日には,12時から鞆の浦常夜燈付近において出発式を行う予定にしています。
 全国に先駆けてグリスロの事業化モデルに取り組んで頂いたアサヒタクシー株式会社に感謝を申し上げたいと思います。また,実証実験にご協力を頂きました鞆鉄道株式会社も,グリスロを使ったバスの事業化に向けて現在準備をしておられると聞いています。
 タクシーに続いてバスをグリスロ方式で鞆へ導入し、地域の高齢者の移動支援や観光客の誘致に繋げていきたいと考えています。
 私からのご報告は,以上であります。

記者

 質問は2点ありまして,新しい元号が「令和」に決まったということで,この元号に対する思いをお聞かせください。
 また,新元号への切り替えに向けたシステムの進捗状況や,今回は10連休になりますので,連休中の窓口業務の対応についてお伺いします。

 2点目の質問としましては,新採用職員での辞令交付式などでも触れられていましたが,飲酒運転による懲戒免職,あるいは偽造チケットの手渡し容疑での逮捕など,市職員の不祥事が相次いでいます。
 改めてこの件に関してどのように受け止めておられて,また原因はどこにあり,再発防止に向けてどう対応していくお考えかお聞かせください。

市長

 まず,最初のご質問であります「令和」という新元号は,奈良時代の歌人大伴旅人の言葉から引用されていますが,旅人は赴任先の太宰府から奈良への帰任の途次,鞆の浦に立ち寄りまして有名な歌を詠んでおります。「吾妹子(わぎもこ)が見し鞆の浦のむろの木はとこ世にあれど見し人ぞなき」という歌であります。そしてこの歌は万葉集の中にも収められています。
 このように,新元号と福山は深い関わりを持っています。こうしたことを改めて,多くの市民の皆様にも知って頂きたいと考えております。
 このように縁のある新元号を親しみを持って受け入れ,そして福山市にとって新たな時代が良い時代になるよう,共に努力していきたいと考えております。

 次に新元号に関する電算システムの対応状況についてのお尋ねがありました。
 全庁的にシステムで元号を使用しているものを洗い出し,昨年度から計画的に改修を行ってまいりました。改修済のシステムについては,現在は不具合がないかどうか,重ねて点検や検証を行っており,改元対応には万全を期してまいりたいと考えています。

 次に,連休中の窓口業務の対応についてご質問がありました。
 まず,戸籍関係の届出であります。通常の閉庁日と同様に,8時30分から17時15分までは日直員が受付をし,それ以外の時間については警備員がお預かりをする,このようにします。
 ただし5月1日については,婚姻届が多くなることが予想されています。日直員に加えて本庁市民課に,また松永・北部・東部・神辺市民課の窓口に職員を配置いたします。受け入れ体制をその日は強化をすることとしています。

 次は家庭ごみの収集であります。4月29日(月)から5月2日(木)まで平常どおりの曜日に収集を行います。
 各地域の収集日については,収集日程表やホームページ,福山市メール配信サービスでご確認いただきますようお願いをしたいと思います。
 また,市のごみ処理施設での受け入れについても,4月29日(月)から5月2日(日)までと,5月5日(日)に行います。ただし,5日(日)は受入施設を箕沖町のごみ固形燃料工場及びリサイクル工場に限定をすることとしています。

 次に,上下水道に関する対応であります。
 水道・下水道の使用の開始や中止などの届出や料金に関することは「ふくやま上下水道料金センター」で,また,道路や水道管からの漏水や下水道の詰まりなどについては「ふくやま上下水道修繕センター」で,通常の閉庁日と同様の体制で対応してまいります。

 次は,福山市民病院の対応です。
 一般の外来診断は休診をいたしますが,救急対応を要する患者の方につきましては,救命救急センターで診察をいたします。
 また,救急患者の受け入れや緊急手術に対応できる体制は整えてまいります。

 次は,休日保育であります。
 大型連休中の保育については,普段から休日保育を実施している保育施設(5施設)を中心に,実施することとしております。
 現在,認可保育施設に入所されている児童について,4月28日から5月6日までの期間の利用希望を取りまとめ,調整に入っています。
 「保護者の仕事などにより,家庭での保育が困難な場合に限り,利用することができる」とさせて頂いています。
 この他,入所されていない児童も含めて,突発的な事情によりどうしても保育が必要になった場合などを想定し,「広報 5月号」に掲載をする予定にしています。

 最後に,市民の皆様への周知でありますが,家庭ごみの収集と戸籍に関する届け出については「広報ふくやま4月号」で既に掲載をしています。
 また,4月26日(金)に前倒しして発行する「広報5月号」には再度,4月号で掲載をしました家庭ごみの収集と戸籍に関する届け出について確認の意味を込めて記載をするとともに,市民病院・上下水道・そして休日保育の対応について記載をし,混乱のないよう周知に努めて参っております。
 以上が新元号及び,連休中の業務対応についてであります。

 次に,一連の不祥事にかかる受け止め及び,再発防止についてのご質問がございました。
 前年度には,2件の飲酒運転による懲戒免職事案や偽造チケットの手渡し容疑での逮捕事案などの不祥事が繰り返し起きたことは,福山市行政の信用を大きく失墜させるものであり,改めて市民の皆様に深くお詫びを申し上げます。

 4月1日に全管理者を集めて,服務規律の確保の徹底を図り,市民の信頼回復に全力で取組むよう指示しました。
 また全部署において,緊急の研修を実施し,改めて倫理の保持の徹底と,市職員のあるべき姿をしっかりと話し合うよう指示しました。

 飲酒運転の取組については,全職員を対象に日常の飲酒状況の確認を行うと共に,面談基準を厳格化して所属長面談を実施することにしました。
 また,新たな取組として,飲酒習慣の改善が必要な職員に対し,医療機関にかかるよう継続的な指導を行っていきます。
 また,年3回行う人事評価の面談機会を活用し,職員への注意喚起を改めて行うなど飲酒運転根絶に向けて取組を強化してまいります。
 引き続き,日常業務に緊張感を持って臨むなかで,職員一丸となって公務員倫理の徹底を図り,市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。以上です。

記者

 発表項目3番目「グリスロ」の方についてお伺いしますが,今回,全国5つの福山市を含めて5つの都市で実証実験が行われて,この中でも福山市が全国に先駆けてタクシーの事業化に乗り出したということで,改めてその期待感と,話にも少し出ましたが今後はバスの方も鞆鉄さんの方が検討しているということで,このあたりもう少し計画スケジュールの日程が決まっていれば教えて頂けますでしょうか。

市長

 実証実験の際も大変多くの地域の方に利用をして頂きました。実証実験に参加をして頂きました。そして「これは地域の移動手段として大変効果がある」という声を頂き,事業者とも相談をした結果, 今回,全国に先駆けて地元のタクシー会社が「よしやろう!」というはこびになったことは大変嬉しいことだと思っています。
 特に一人暮らしの高齢者や,狭隘な道路,坂道のある所,そうした所にも有効な手段だと考えており,しかも安全な走行だということを私自身も体験しました。
 これからもきめ細かな移動手段としての利用価値が広がっていくのではないかと,このように思っています。

 運行事業を実施する中においても,新たな課題やニーズを更に拾い集めながら鞆以外の地域においても拡大していけばいいなと,このように思っています。
 その後の事業の日程ですが,担当から説明いたします。

建設局長

 建設局の方でお答えさせて頂きます。
 バス事業としての本格運行については,今現在,協議し調整を進めていますが,夏ごろを目途に事業化に掛っていきたいと考えているところです。
 以上です。

記者

 今年の5月に世界バラ会議が決まって初めてのばら祭りが開催されますが,まだまだ市民の周知が進んでいないかと思いますが,今回のばら祭りをどういう契機にしたいかという,その意気込みと,あと市民からもばら祭り,バラ会議を盛り上げていこうという動きが生まれてきていますが,企業と市民団体とか市と,どういう役割分担で,またどういう枠組みで,2024年に向けて動き出していくのかそういうビジョンがあれば教えて頂けたらと思います。

市長

 過日,ポスターが決まり発表されましたのでこれから機運がどんどん盛り上がって行くことを期待したいと思います。
 市制100周年に向けて「100万本のばらのまち」を実現していきました。そして2024年には,世界バラ会議も開かれるということで,これまで市民のためのお祭りの色合いが濃かったと思いますが,これからは市内外,場合によっては海外からの来場者に対してどのような思いやりを示すことのできる祭りにしていくか,もう少し視野を広げた祭りの在り方をこれから祭実行委員会を中心に今回だけではなく来年度,再来年度に向けて議論をしていくことになると思います。

 また見るだけではなくて,それ以外のばらとの付き合い方についての場にしていくということも考えていくことになるのではないかと思いますが,どちらにしましても祭実行委員会の中で若い人を中心に新しい感性で今後のばら祭りの在り方を徹底的に考えていかなければと考えています。

記者

 浸水対策についてお伺いしますが,先ほど市長の方から「予算が着実についた」というご説明がありましたが,これから5年間でやっていく中で国・県・市の進行管理が必要になってくると,課題になってくると思うのですが,それに向けて何か今後,国・県・市の新たな枠組み等,進行管理に向けてあればお聞かせください。

市長

 今回,国の理解・県の協力,そして国・県・市の連携ということがしっかりと発揮できて「5年の対策」のいい初年度が切れた,いいスタートが切れたと思っています。一定の成果は必ずあると,このように期待したいと思っています。したがってこのロードマップ,工程表を着実に進めていく,毎年毎年,国と県に改めて要望していくということをこれからも重ねていく必要がありますが,そうしたことをしながら着実に進めていく,これに尽きると考えています。

記者

 もう一点。
 浸水対策をはじめ,これから福山市が進めていくハード整備・福山市が抱えるハード整備を含めて非常に県との連携というものが非常に重要になってくると思うのですが,先日県議選もあり新しい福山地区の県議が決まりましたが,その県議への期待感,それと今回も低投票率でいまいち盛り上がりも欠けた所がありますが,それについて市長のご見解をお聞かせください。

市長 新しい県議の方々には広島県政全体を,広島県全体を活気あるものになるようリードして頂くことを期待したいと思いますし,特に県と市のこれまでの良好な関係をさらに維持・発展して頂くようお力添えを頂きたいと思っています。

 今回の低投票率の原因でありますが,これはやはり若者を中心とした政治に対する関心が薄くなっているということが一つの要因ではあると思いますが,投票を粘り強く呼び掛け,また,候補者は多くの世代に対して心に届くような政策を訴え続ける,これに尽きると思います。
 候補者も明確なビジョンを掲げながら政治への参加を呼び掛けるという努力を不断に行う必要があると改めて感じました。

記者

 災害に関連しまして,去年の7月に豪雨で女の子が亡くなったため池の件でお尋ねします。本来は先月の会見で言おうと思ったのですが伺います。
 昨年の末に市が委託した専門家の報告書が出されました。その報告書によりますと原因は,裏手にあったグランドの崩壊と位置づけています。
 グラウンドが財産区の管理であって,市には責任ないというのが結論だったと思う。本来調査報告書であれば対策まで記載されるべきであると思いますが,そこにはあまり触れられていません。
 今後,グラウンドの修復について住民の話では,市は財産区が負担すべきであるといわれており,一方,住民側の方は,被災の規模があまりにも大きすぎて財産区では負担できないといわれているようです。
 そうした中,今もこの地区では,4棟が全壊して,3棟が半壊,3世帯13人が今も避難生活を続けられている。この件はその女の子が犠牲となって,全国のため池対策のきっかけとなった事例でもあります。
 間もなく梅雨時期を迎えますが,福山市としてどう対処していくのかお聞かせください。

市長

 今も困難な生活が続いている被災者の方,地元の方には心からのお見舞い申し上げたいと思います。この間,福山市行政は財産区,あるいは地元町内会とともに今後の対応について話し合いを進めてまいりました。
 一義的には,財産区がその整備について責任を持っていただくということは制度上そのとおりだと思っています。そして,そのためにどういうやり方が望ましいのかは行政も一緒になって考えてまいりました。
 これまでのところ,財産区のご理解も得まして,財産区の財産を処分して事業に当てるという方向性がまとまりつつあります。それに対して市も,当面の対応として二次災害が発生しないような対応をあわせて被災個所に講じていく,ため池の個所に講じていくという形で対応を進めております。
 したがって今後も二次災害を防止するための事業については,財産区と行政が共に協議をしながら,着実に進んでいっていると,このように考えています。

記者

 具体的なスケジュールとかはいかがでしょうか。

市長

 具体のスケジュールを担当から説明します。

市民局長

 市長が申し上げたとおり,財産区と市の方で一緒にため池の修理,これは市で取り組むことになりますが,ため池の修繕と合わせてグラウンドも財産区の方で同じタイミングでやっていくということになります。
 今の予定で行きますと,この出水期ということはなりませんが,現段階ではため池自体は存在していないということもありまして,この梅雨時で危険はないと考えております。
 ため池を修復するタイミングで上流のグラウンドの方もどういう形になるかわかりませんが,ため池に影響を与えない形で持っていくということで現在進めているところでございます。

記者

 今の話だとちょっとスケジュールがあいまいなようで,住民の方も不満や不安を抱えている方も多いと思いますが,財産区は現状だとなかなか自分たちでは解決できないということで市の方に何らしかの対策を求めているという私の認識ですが,その辺りについては市の方としてはどのように考えておられますか。

建設局長

 スケジュール感を具体的に説明させていただきます。勝負迫の池については,2つの池を1つに整備する中で,今現在,工事・発注に向けて動いております。今年度と来年度の2カ年で,ため池の整備を行ってまいります。
 その整備に合わせて上流の法面について財産区の方と調整する中で,災害防止のための措置を講じていくということになっております。以上です。

杉野副市長

 少し補足させてください。今,市と財産区で協議をさせていただいておりますが,先ほど市長の方からもありましたが,財産区としては自分の持っている財産を処分に向けて協議をといいますか,できるような準備をしているところでございます。
 処分をした後,今度は測量設計,そして工事ということでこれについても,市としてしっかり協議をしながら,ため池整備に併せて,できるように準備をしている,協議をしているということでございます。

記者

 あわせて伺います。財産区の財産を処分するということは,土地を売却するということでよろしいのでしょうか。

杉野副市長

 財産区の財産として処分できるものとして土地ということになりますので,それを処分できるように今,協議をしているということです。その土地を処分できるようにということです。

記者

 協議をしているというのは,売り先を決めるということですか。

杉野副市長

 売り先といいますか,財産区として処分されるということですから,財産区で公売といいますか,一般競争入札といいますか,そういうことをされて売られるという事でございます。

記者

 関連で。間違った認識だと申し訳ないのですが。財産区が基本的にはグラウンドについては,財産区としてかたをつける,そういうことですか。市と協議していると言いつつも,それは市としては財産区がかたをつけますよと,そういう理解でよいですか。

杉野副市長

 これは財産区の土地,財産のところにグラウンドがあったということでございます。ここのグラウンドの工事をするのは,特別地方公共団体である財産区が自分の費用ですることになっていますので,それで財産区の方が一義的にやるということです。市としては何も知らないということではなくて,それをしっかりとサポートするよう,技術的な援助も含めて,協議しながら一緒にやらしていただくということでございます。

記者

 ということは,財産区が持っている土地を市が購入するとか,そういう形で支援をしていくということで協議をしているということですか。

杉野副市長

 先ほども申し上げましたが,財産区で土地を処分されるわけです。それは,まずは処分というのは市が買うということもあるでしょうが,まず基本的には一般競争入札で売りに出すということでございます。

記者

 市の支援とは何ですか。

杉野副市長

 市としては技術的支援ということで,先ほども言いましたように,事務的な補助も含めて,そしてどういった工事ができるのかということ,技術的な援助も含めて話をしているところでございます。今後,土地を売った後,当然,測量設計そして工事ということになっていきますので,その辺の段取りも含めて市が援助をしているということでございます。

記者

 住民の方は,土地がそもそも売れるかどうかわからないし,売れるめどが立つのかどうかもわからない,売れた金額で果たして修復できるのかもわからないという認識ですが,この辺りは。

杉野副市長

 先ほど言いましたように,まず土地が売れて,お金ないとできませんので,それをまず一番に協議をしています。
 まず,測量設計,実施設計をしてそれから工事ですから,実施設計をした中で工事ができるのかどうかを含めて検討している段階ですが,現実的としては我々,市としても,技術的援助をする中で,めどを立てながらやっていきたいということで,一緒になって協議をしているということでございます。

記者

 財産区については一方で,神社の立ち退きの訴訟があって,それは市が原告という形になっていますが。今回との見解の違いはどういったところか。

杉野副市長

 松永のことを言われていると思いますが,松永の方の財産区については,市の財産のところについては,市が関与しているということです。これは皆さん方もご存じのとおり,財産区というのは特別地方公共団体ですから独立した採算といいますか,自分のところで費用も賄っていかないといけないということで,財産区の土地については,財産区の方で裁判をしているということでございます。

記者

  「ワーク」という働くという言葉と「バケーション」を合わせた「ワーケーション」の件で,先日福山でも都会からそういったバケーションを兼ねて働きに来てもらおうと,そういう人を呼び込もうという動きが始まりました。
 2人ほど遠くのIT関連の方が視察に訪れていましたが,この事業に対する市長の期待というか意気込みをお伺いしたいのと,あとそれを広げていくためには福山に来てもらう,色んな所でそういった取組が始まっていますが,福山に来てもらう為には何が必要なのかみたいな課題みたいなものがお感じになるものがあれば教えてください。

市長

 新しい働き方がさまざま出てきていますが,そうしたものに福山市も積極的に関わっていきたいということはもちろんでありますが,加えてそれを契機に新たな活力が福山に流れ込んでくる,そういうさまざまな効果を期待しながら今回ワーケーションの最初の取組を進めようとしています。
 その取組の為に何が必要かということについては,まさに今回の初めてのケースを元にワーケーションが実現すれば,実際住んで頂き仕事をして頂く中でどうしたものがニーズとしてあるのかということを把握しながら,第2第3のワーケーションの取組に進めていきたいと,発展させていきたいと思っています。
 ぜひ改めて,今回の視察を踏まえてその第一歩が福山市のどこかでスタートしていることを期待したいと思っています。

記者

 度々申し訳ないのですが,先ほどの話ですと,市の説明ですと,要はグラウンドの整備の目処がつかないとため池の修復ができないという話でしたので,グラウンドの処分ができないとなりますと,そのまま合掌立ちのような状況でいつまでたっても地元の方々が自宅に戻れないという状況になってしまいます。こういう状況について市長はどのようにお考えですか。

市長

 そういう状況があってはならないと思います。グラウンドの今後の扱い,廃止も含めて,今後の扱いをどうするかということと,その下にあるため池の復旧・整備については,これは一体的にやるのが事業としても効率的だろうという意味で,一体的に進めることを前提としている。
 ここから先は仮定の話なので,あまりお答えするのも,深入りしてお答えするのもいかがとは思うのですが,ため池の復旧は,これは今度は下流域の方々の安全安心のためにはそれは不可欠な事業でありますから,それはそれで,予定どおり着実に,できるだけ早く進めていくという方針にはゆるぎないと考えています。
 グラウンドの扱い,そのグラウンドの個所の整備なり,廃止なりについての扱いについては,それが順調に着実に進むように,市としても様々な協力を財産区に対して,していくということであります。その上で,一体的に事業が進むように努めていくということですね。 

 以上。