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麻しん(はしか)に気をつけましょう!

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月20日更新

麻しんは,時に脳炎や肺炎などの合併症を引き起こし,最悪の場合,死に至ったり,後遺症を残すこともある,命に関わる重篤な感染症です。
日本国内での発生は見られなくなりましたが,海外から帰国した人やその接触者が麻しんを発症することがあるため,予防接種を受けるなどの対策が必要です。

麻しんとは

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
麻しんウイルスの感染経路は,空気感染,飛沫感染,接触感染で,その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し,一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。また,麻しんウイルスは,ヒトからヒトへ感染すると言われています。
感染すると約10日後に発熱や咳,鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後,39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎,中耳炎を合併しやすく,患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も,先進国であっても1000人に1人と言われています。

予防接種について

麻しんは,予防接種を受けることで予防することができます。ただし,予防接種は2回受ける必要がありますので,全く受けたことが無い人,または1回しか受けたことが無い人には,予防接種をお勧めしています。
特に,定期予防接種の対象年齢(1歳児と5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間)のお子さんは,無料で予防接種を受けることができますので,まだ受けていない方は,早めに予防接種を受けてください。

定期予防接種について   

※麻しんの予防接種に使用されるワクチンは,「麻しん風しん混合(MR)ワクチン」が一般的です。このワクチンは,風しんの予防にも効果がありますので,予防接種の際は,「麻しん風しん混合(MR)ワクチン」を使用することをお勧めしています。

市民の皆様へ

麻しんを疑う症状がある場合(※)は,事前に医療機関に電話し,麻しんに感染している可能性があることを伝えたうえで,医療機関の指示に従い受診してください。

   (※) 発熱,せき,鼻水,結膜充血,発疹等の症状があり, (1) 麻しん患者との接触がある場合  
                                              あるいは
                                           (2) 麻しん流行国への渡航歴がある場合
 

医療機関の皆様へ

麻しんを疑う患者が受診した際には,待合室などでの他の患者との接触をできるだけ避け,感染予防にご配慮ください。
麻しんと臨床診断した場合には,直ちに届出が必要です。保健所にご連絡いただき,確定診断のために検体(全血(EDTA入り),咽頭拭い液,尿)の採取にご協力ください。
  参照:国立感染症研究所作成 「医療機関での麻疹対応ガイドライン(第六版 暫定改正版)


【参  考】
福山市内の感染症発生状況
麻しん(はしか)に関するQ&A(厚生労働省HP)

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