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福山市の乳幼児等定期予防接種について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新

項目

予防接種の種類

福山市が実施する乳幼児等の定期予防接種は、つぎのとおりです。

(定期予防接種とは、予防接種法に定められている予防接種です。)

 ・ BCG

・ B型肝炎

​・ ロタウイルス感染症

・ Hib(ヒブ)

・ 小児用肺炎球菌

・ 4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風[はしょうふう]・ポリオ)

・ 5種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風[はしょうふう]・ポリオ・Hib(ヒブ))   

・ ポリオ(単独)   

・ 2種混合(ジフテリア・破傷風[はしょうふう])     

・ 麻しん(はしか)・風しん

・ 水痘

・ 日本脳炎(にほんのうえん)

・ HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)

実施方法

福山市内の予防接種実施協力医療機関で個別接種となります。*実施の曜日・時間などは医療機関により異なります。予約制の医療機関もありますので、事前にお問い合わせください。

2024年度(令和6年度)福山市子どもの定期接種実施協力医療機関一覧 [PDFファイル/133KB]

 

福山市以外の医療機関で予防接種を受ける場合

広島県内の他市町の医療機関で受ける場合

無料で予防接種を受けられる場合がありますので、ご希望の医療機関に接種ができるかお問い合わせください。

また、事前に予防接種券が必要になりますので、福山市保健所保健予防課・健康推進課または各支所保健福祉課までお問い合わせいただくか、次の申請書にご記入いただき、問い合わせ先まで提出してください。

予防接種依頼申請書(広島県内医療機関用) [PDFファイル/156KB]

 

広島県外の医療機関で予防接種を受ける場合

事前に予防接種依頼書が必要になります。

依頼書の申請は福山市保健所保健予防課・健康推進課または各支所保健福祉課までお問い合わせいただくか、次の申請書にご記入いただき、問い合わせ先まで提出してください。

一旦、全額実費負担で接種した後、一定の額を上限に払い戻しをする制度があります。

予防接種依頼申請書(広島県外医療機関用) [PDFファイル/155KB]

 

実施期間

通年で接種できます。

個人負担金

無料

予防接種とは?

 予防接種とは人の免疫のしくみを利用し、病気の予防に有効であると確認されたワクチンを接種し、抵抗力[免疫]を高める方法です。感染症にかかったとしても、重症化せず、軽くすみます。生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんから病気に対する抵抗力[免疫]をもらっています。生後半年くらいはお母さんからの免疫により、感染症などの病気にかかりにくくなっています。この時期を過ぎると赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。

【ワクチンの種類及び接種間隔】ワクチンには主に生ワクチンと不活性ワクチンがあります。
ワクチンの種類によって予防接種の受け方がかわります。

◇2020年(令和2年)10月1日より、異なるワクチンの接種間隔に関する規定が変更になりました。

<生ワクチン>病原性を弱めたウイルスや細菌等をワクチンにしたものです。
免疫が自然感染の場合とほぼ同様に長続きします。
生ワクチン(注射に限る)を接種し、次の接種も生ワクチン(注射に限る)場合は、接種間隔を27日以上あけましょう。
<生ワクチンの種類>
・注射:麻しん、風しん、BCG、おたふくかぜ、水痘など
・経口:ロタウイルス

<不活化ワクチン>
病原体の活力を失わせて不活化したものをワクチンとしたものです。免疫をつけるのに何回も注射が必要になります。
不活化ワクチンについて、異なるワクチンの接種間隔に関しては、規定が無くなりました。
<不活化ワクチンの種類>
5種混合(DPT-Ipv-Hib)、4種混合(DPT-Ipv)、2種混合(DT)、ポリオ、日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎、Hib、小児用肺炎球菌、HPV(ヒトパピローマウイルス)など

※同一予防接種の接種間隔については、現行の規定で接種してください。

ワクチン 対象年齢
(対象年齢内の接種は無料です)
望ましい時期 間 隔 回数
BCG
(結核)
1歳に至るまで 生後5か月から8か月に至るまで 1回
B型肝炎 1回目 1歳に至るまで 生後2か月から9か月に至るまで 1回
2回目 1回目終了後、27日以上の間隔をおく 1回
3回目 1回目終了後、139日以上の間隔をおく 1回
ロタウイルス

・ロタリックス
 (1価ワクチン)

※出生6週0日後から24週0日後まで

初回接種は出生14週6日後まで

1回目終了後、27日以上の間隔をおく 2回

・ロタテック
 (5価ワクチン)

※出生6週0日後から32週0日後まで

【2回目】
1回目終了後、27日以上の間隔をおく

【3回目】
2回目終了後、27日以上の間隔をおく

3回
Hib(ヒブ) 初回 生後2か月から60か月に至るまで 接種開始が生後2か月から7か月に至るまで 27日以上(標準的には56日まで)の間隔をおく
(生後12か月までに3回接種)
3回
追加 初回終了後、7か月以上
(標準的には13か月まで)の間隔をおく
1回
小児用肺炎球菌 初回 生後2か月から
60か月に至るまで
接種開始が生後2か月から7か月に至るまで 27日以上の間隔をおく
(標準的には生後12か月までに3回接種)
3回
追加 生後12か月から15か月に至るまで 初回終了後、60日以上の間隔をおく
(生後12か月以降に行うこと)
1回

5種混合
(ジフテリア)
(百日せき)
(ポリオ)
(破傷風)
(Hib(ヒブ))

1期
初回
生後2か月から90か月に至るまで 接種開始が生後2か月から7か月に至るまで 20日以上(標準的には56日まで)の間隔をおく 3回
1期
追加
1期初回終了後6か月から18か月に至るまで 1期初回終了後、6か月以上の間隔をおく 1回
4種混合
(ジフテリア)
(百日せき)
(ポリオ)
(破傷風)
1期
初回
生後2か月から90か月に至るまで 生後3か月から12か月に至るまで 20日以上(標準的には56日まで)の間隔をおく 3回
1期
追加
1期初回終了後12か月から18か月に至るまで 1期初回終了後、6か月以上の間隔をおく 1回
2種混合
(ジフテリア)
(破傷風)
2期        11歳以上13歳未満 11歳 1回
麻しん風しん混合
麻しん
風しん
1期  生後12か月から24か月に至るまで 1回
2期 5歳以上7歳未満で、小学校就学前の1年間 1回
水痘
(水ぼうそう)
1回目 生後12か月から36か月に至るまで 生後12か月から15か月に至るまで 1回
2回目 1回目終了後6か月から12か月に至るまで 1回目終了後、3か月以上の間隔をおく 1回
日本脳炎 1期
初回
生後6か月から90か月に至るまで 3歳 6日以上(標準的には28日まで)の間隔をおく 2回
1期
追加
4歳 1期初回終了後、6か月以上
(標準的にはおおむね1年)の間隔をおく
1回
2期  9歳以上13歳未満  9歳 1回
HPV(ヒトパピローマウイルス)

小学6年生~高校1年生相当の女子

1997年4月2日~2008年4月1日生まれのHPVワクチン接種が3回完了していない女性

中学1年生

<2価ワクチン>2回目は、1回目の接種後1か月の間隔をおく
<4価ワクチン>2回目は、1回目の接種後2か月の間隔をおく
< 2価 ・ 4価 >3回目は、1回目の接種後6か月の間隔をおく
<9価ワクチン>
15歳未満で1回目接種:2回目は、1回目の接種後6か月の間隔をおく
15歳以上で1回目接種:2回目は、1回目の接種後2か月の間隔をおき、3回目は、1回目の接種後6か月の間隔をおく

2回又は3回

 (★1)Hib(ヒブ)及び小児用肺炎球菌ワクチンは、望ましい接種時期以外に接種を開始した場合は、接種回数が上記と異なります。
(★2)これからジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ及びHib(ヒブ)の予防接種を始める人は、原則として、5種混合ワクチンを接種してください。なお、すでに4種混合またはHib(ヒブ)の予防接種を受け始めている人は、原則として4種混合とHib(ヒブ)で接種を進めてください。                                                                                                          (★3)日本脳炎の予防接種については、1995年(平成7年)4月2日~2007年(平成19年)4月1日に生まれた方は、日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃していることがあるため、接種の特例として20歳未満までの間であれば定期予防接種ができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
日本脳炎の予防接種について
(★4)HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて、同じ種類のワクチンで接種を完了することを原則としますが、既に2価又は4価ワクチンを用いて、定期接種の一部を終了した方は、接種医と接種を希望する本人等がよく相談をした上で、残りの接種に9価ワクチンを使用しても差し支えありません。
その場合の接種間隔は、9価ワクチンの間隔に合わせ、1回目と2回目の間隔を1か月以上、2回目と3回目の間隔を3か月以上あけて接種してください。
ただし、2価ワクチンと4価ワクチンの交互接種は、定期接種の対象となりませんのでご注意ください。

※ロタウイルス予防接種の対象年齢について
出生6週0日後とは、出生日の6週間後の当日をさすものです。

例:11月1日生まれの場合、出生6週0日後は12月13日を指します。

予防接種を受ける前に

 出生届出時にお渡ししている「子どもの予防接種」のファイル(2007年(平成19年)4月から配布)の中にある予防接種と子どもの健康 [その他のファイル/18KB]のページを必ず読みましょう。何か気にかかることがあれば,事前にかかりつけ医によく相談しましょう。

  1. お子さんの体調がよいときに受けましょう。水痘、麻しん、風しん、おたふくかぜなど急性疾患にかかった場合、治療後4週間はあけましょう。心配なときはかかりつけの医師によく相談し保護者がよく理解して受けましょう。
  2. 受ける予定の予防接種について冊子をよく読んで必要性や副反応をよく理解して受けましょう。

    

予診票は予防接種をするときの大切な情報です。よく読んで保護者が責任を持って記入しましょう。予防接種には保護者の同意が必要です。

  • 事前に、予防接種を受ける医療機関を決めて、実施日時や予約などについて確認して受けましょう。
  • <持っていくもの>
      母子健康手帳 (母子手帳がないと接種できませんので、注意してください。)
     福山市の住民であることが分かるもの(健康保険証など)                                  
  • 予診票は、実施医療機関にありますので、そちらで必要事項を記入してください。

     

    注意事項

    1. 予防接種を受けることができない人
      ア.明らかに発熱している人。(一般的に37.5℃以上の場合をさします。)
      イ.重い急性疾患にかかっていることが明らかな人。
      ウ.その他、医師が不適当な状態と判断した場合。
    2. 予防接種後の注意
      ア.予防接種を受けたあと特に30分間は、お子さんの様子に注意して、医師とすぐに
          連絡がとれるように心がけてください。
      イ.接種後、2~3週間は副反応の出現に注意しましょう。
      ウ.接種当日の入浴は差し支えありません。
      エ.接種当日は、はげしい運動は避けましょう。  

    まめ知識

    Hib(ヒブ)感染症  脳や脊髄を包んでいる膜(髄膜)に、細菌が感染して炎症が起こる病気を細菌性髄膜炎といい、その原因の約60%が「インフルエンザ菌b型」、略して「Hib(ヒブ)」という細菌です。Hibは、せきやくしゃみなど飛沫を介して感染しますが、そのほとんどは無症状保菌者となり症状は起こりません。なお、冬に流行する「インフルエンザウイルス」とはまったく別物です。予防接種は、5種混合ワクチンを皮下注射または筋肉内注射で行うか、単独ワクチンを皮下注射で行います。
    肺炎球菌感染症  肺炎球菌は、多くの子どもの鼻やのどにいる身近な菌です。普段はおとなしくしていますが、子どもの体力や抵抗力が落ちた時などに、いつもは菌がいないところに侵入して、いろいろな病気を引き起こします。肺炎球菌がおこす病気として、細菌性髄膜炎、菌血症などがあります。予防接種は皮下注射または筋肉内注射で行います。
    B型肝炎

     B型肝炎ウイルスが血液・体液を介して感染することで起こる肝臓の病気です。急性肝炎を発症すると、黄疸、全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐などの症状が出現し、多くは3か月以内に治癒しますが、まれに劇症肝炎となることもあります。また、急性肝炎の後、ウイルスが排除されずに持続感染(キャリア)の形をとることがあり、症状がないままウイルスが肝臓の中に潜み、年月を経て一部の人では慢性肝炎・肝硬変・肝がんなど、命に関わる病気を引き起こすこともあります。予防接種は皮下注射で行います。

    ロタウイルス感染症  ロタウイルスによる胃腸炎は、急激な嘔吐と水様性の下痢便を頻回に排泄し、発熱が3~5割程度みられます。嘔吐・下痢に伴う脱水やけいれん、腎不全、脳症などの合併のため入院治療に至るケースがあります。重症急性胃腸炎で入院する原因としてロタウイルスが最も多いといわれています。予防接種は経口接種で行います。(飲むワクチンです)
    ジフテリア

     鼻やのどに白い膜ができて呼吸困難をきたします。
    ジフテリアの予防接種は、5種混合ワクチンを皮下注射または筋肉内注射で行うか、4種混合ワクチンまたは2種混合ワクチンを皮下注射で行います。

    百日せき   長期にわたる激しいせきの発作(ほっさ)が繰り返し起こります。
    百日せきの予防接種は、5種混合ワクチンを皮下注射または筋肉内注射で行うか、4種混合ワクチンを皮下注射で行います。
    ポリオ  主に脊髄(せきずい)の神経に炎症(えんしょう)が起き、まひが残る病気で、急性灰白髄炎(きゅうせいかいはくずいえん)[小児麻痺(まひ)]と呼ばれています。予防接種は、5種混合ワクチンを皮下注射または筋肉内注射で行うか、4種混合ワクチンまたは単独の不活化ポリオワクチンを皮下注射で行います。
    破傷風
    (はしょうふう)
     傷口から菌が入り、口の筋肉のけいれんで口が開かなくなることから始まり、全身のけいれんになっていきます。破傷風(はしょうふう)の予防接種は、5種混合ワクチンを皮下注射または筋肉内注射で行うか、4種混合ワクチンまたは2種混合ワクチンを皮下注射で行います。
    結核  BCGは結核の予防接種です。肺の結核は長引くせきと痰、発熱が症状です。肺以外にも全身いろいろなところに病変をつくります。スタンプ式のBCG接種を行います。 このため18個の針の痕がつきます。 
    麻しん(はしか)  麻しんウイルスの空気感染によって起こります。感染力が強く、予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。予防接種は、皮下注射で行います。
    風しん  風しんウイルスの飛沫感染によって起こります。軽い風邪症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫張などが主症状です。発疹も熱も約3日間で治るので「三日ばしか」と呼ばれることがあります。
    水痘(みずぼうそう)

     水痘は「みずぼうそう」ともいわれ、水痘-帯状疱疹ウイルスにより感染し、5歳までに約80%の子どもが罹るといわれている感染力の強い病気です。特徴的な発疹が主症状でかゆみを伴います。また、発熱を伴うこともあります。

    日本脳炎
    (にほんのうえん)
     突然の高熱、頭痛、嘔吐(おうと)、意識障害、けいれんが起きる病気です。蚊が媒介(ばいかい)し、日本脳炎ウイルスが感染して起こります。7~10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。予防接種は皮下注射で行います。
    HPV(ヒトパピローマ
    ウイルス)感染症
     HPVは主に性行為を介して感染するウイルスで、100以上の種類があります。そのうち15種類が高リスク型HPVと呼ばれ、子宮頸がんから検出されます。また高リスク型HPVの中の2種類については海外において、子宮頸がん発生の約70%に関わっていると推定されています。予防接種は子宮頸がん予防ワクチンを筋肉内注射で行います。

     クリックすると感染症情報センターホームページにリンクします。

問合せ先 

 (クリックすると地図が見れます)
 福山市保健所保健予防課       Tel 928-1127
 松永支所(松永保健福祉課)     Tel 930-0414
 北部支所(北部保健福祉課)     Tel 976-1231
 東部支所(東部保健福祉課)     Tel 940-2567
 神辺支所(神辺保健福祉課)     Tel 962-5055 

 

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