ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 担当部署で探す > 健康推進課 > 歯と口の健康 ~大人編~

本文

歯と口の健康 ~大人編~

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年2月7日更新

歯と口の健康 ~大人編~

オーラルフレイル

《オーラルフレイル》を理解して,健康長寿を目指しましょう!

詳しくはこちらをご覧ください→https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/kenkosuishin/198597.html

フレイルローラ

大人のむし歯

むし歯は世界で最も多い疾患として知られており,20歳以上の9割がむし歯にかかった経験があると言われています。

歯が痛い

[大人のむし歯の好発部位]

⑴歯の溝・歯と歯の間・歯ぐきに近い部分

⑵詰め物やかぶせのつなぎ目

⑶歯ぐきが下がって露出した歯の根の部分(根面う蝕)

根面う蝕

【対処法】

●セルフケア(補助用具を使用した丁寧なハミガキ)

●プロフェッショナルケア(専門的な歯の清掃,セルフケアの指導)

●フッ化物の利用(フッ素の塗布・フッ化物配合の歯磨剤・洗口剤の使用)

●規則正しい食生活,禁煙など

ハミガキ

歯周病

歯周病とは歯垢(プラーク)内の歯周病菌による感染症です。

歯周病

歯周病とは,歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)から歯周病菌が侵入し,歯ぐきに炎症を引きおこし,さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしていく病気です。むし歯と違って,自覚症状がほとんどないため,気づかないうちに進行し重症化します。歯を失う原因の8割以上は歯周病やむし歯によるものです。

歯がボロボロ

[歯周病の原因]

歯の周りにつく汚れである歯垢(プラーク)に含まれる歯周病菌です。プラーク1mg中には,1億個もの細菌が含まれています。

[糖尿病と歯周病]

歯周病菌から出される毒素が血管内に入り込み,血糖のコントロールを行うインスリンの働きを妨げます。歯周病を治療するとヘモグロビンA1cの値も改善することが分かっています。

[喫煙と歯周病]

たばこの煙の入口となる口腔は,直接たばこの影響を受けます。喫煙者は非喫煙者に比べて3~8倍程度歯周病に罹りやすく,重症化しやすいことが分かっています。

[受動喫煙と歯周病]

受動喫煙によっても,歯肉メラニン色素沈着や歯周病のリスクが高くなります。親の喫煙が子どもの歯肉メラニン色素沈着にもつながると報告されています。

 

歯周病は早期発見・早期治療が大切です。定期的に歯科医院で検診を受けましょう!

本市では『福山市 歯周病検診』を行っています。

詳しくはこちらをご覧ください→https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/kenkosuishin/189070.html

歯科健診

ドライマウス(口腔乾燥症)

ストレスや薬の副作用などで口の中が乾燥する状態をドライマウスと言います。進行するとむし歯や舌の痛みなどを引き起こしやすくなります。また,口腔機能低下の前駆症状としても発現します。

口が乾く

【対処法】

●口呼吸を減らす

●リラックスをする

●歯科で相談し,適切な治療を受ける(薬物療法)

●唾液腺マッサージを行う

 

口臭

舌についている,白色や淡黄色の苔のようなものを舌苔(ぜったい)と言います。舌苔は死んだ細菌や食物残渣などからできており,口臭の発生の大きな原因となります。うがいをするだけでは舌苔は取り除くことができないので,舌ブラシで優しく磨いて除去することが必要です。

舌の掃除

 

バラのライン

 

食べる機能を支えるには,健康な歯と歯ぐきを保つことが最も重要です。歯を残すことと共に,かみ砕く・飲み込むといった口腔機能の向上にも取り組んでいく必要があります。

健康寿命延伸のためにも,ご自身での毎日のホームケアに加え,かかりつけの歯科医院でのプロフェッショナルケアを年に1~2回は受け,お口のチェックをしてもらいましょう。

 

バラのライン