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犬の登録と狂犬病予防注射のお話

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年2月3日更新

犬の登録と狂犬病予防注射のお話

 犬 

今も世界各地で狂犬病の犠牲者が! 

  狂犬病は,犬だけの病気ではなく,狂犬病に感染した動物に咬(か)まれるなどして人にも感染し,いったん発症するとほぼ100%死に至る,現在でも治療法のない恐ろしい病気です。
 幸い,日本では犬の登録と狂犬病予防注射の徹底によって,1957年(昭和32年)を最後に発生していませんが,世界では今なお多くの地域で流行しており,狂犬病の犬に咬まれるなどして毎年3万5000~5万人も死亡しています。
 2006年(平成18年)には,海外で狂犬病の犬に咬まれた人が,帰国後狂犬病を発症して亡くなる事例がありました。

海外へ渡航する場合は,狂犬病に感染しないよう,次のことに注意しましょう!

・滞在中にむやみに動物に手を出さないようにしましょう
・万一、滞在中に犬等に咬まれた場合には…
 (1)すぐに傷口を石けんと水でよく洗いましょう
 (2)現地医療機関を受診し,傷の手当てと狂犬病のワクチン接種を受けましょう
 (3)帰国時に検疫所(相談室)に申し出ましょう
海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所ホームページ)
広島検疫所ホームページ
狂犬病について(国立感染症研究所ホームページ)

 万一の発生にそなえて(犬の飼い主の責務) 

 輸送機関の発達により,人は動物を簡単に世界中に移動させることができるようになりました。犬やその他の動物の輸出入は盛んに行われており,日本もその例外ではありません。
 現在日本では,輸出入される犬・ネコ・きつね・あらいぐま・スカンクの検疫を行っています。
 しかし,狂犬病が国内に持ち込まれる可能性が決して無いとは言い切れません。
 万一狂犬病が国内に持ち込まれた場合,狂犬病に感染した犬に咬まれて人が感染する危険性が高いため,犬に狂犬病予防対策を行うことが,人への感染を防ぐための効果的な方法とされています。
 つまり,「飼い犬の登録」と,「飼い犬への狂犬病予防注射」が大変重要なのです。

飼い犬には,毎年1回狂犬病予防注射を受けましょう!

狂犬病予防注射の効果は約1年です。毎年受けることが必要です。

狂犬病予防注射は動物病院で受けることができます。

注射犬の登録と狂犬病予防注射のご案内注射

狂犬病に関するQ&A

狂犬病に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)

【抜粋】

狂犬病は人にも感染するのですか?

 狂犬病はすべての哺乳類に感染することが知られており、もちろん人も例外ではありません。人も動物も発症するとほぼ100%死亡しますが、人では感染後(咬まれた後)にワクチンを連続して接種することにより発症を防ぐことができます

人はどのように感染しますか?

 主に狂犬病に感染した動物に咬まれ、唾液中に排出されるウイルスが傷口より体内に侵入することにより感染します。

狂犬病に感染した犬はどのような症状を示しますか?

 狂騒型と麻痺型と言われるタイプがあり、狂騒型では、極度に興奮し攻撃的な行動を示します。また、麻痺型では後半身から前半身に麻痺が拡がり、食物や水が飲み込めなくなります。

狂犬病に感染した人はどのような症状を示しますか?

 強い不安感、一時的な錯乱、水を見ると首(頚部)の筋肉がけいれんする(恐水症)、冷たい風でも同様にけいれんする(恐風症)、高熱、麻痺、運動失調、全身けいれんが起こります。その後、呼吸障害等の症状を示し、死亡します。

犬に咬まれました。狂犬病に感染しますか?

【日本国内の場合】  狂犬病は発生していないので感染の心配はありません。

【海外、特に東南アジア等の狂犬病流行国】 狂犬病が疑われるイヌ、ネコおよび野生動物に咬まれたりした場合、まず傷口を石けんと水でよく洗い流し、医療機関を受診して下さい。
 狂犬病は一旦発症すれば効果的な治療法はありません。このためできるだけ早期に、連続した狂犬病のワクチン接種を開始する必要があります。

狂犬病の流行国に渡航する予定です。どのようなことに気を付ければいいですか?

 感染しないようにするためには、むやみに動物に近づかないことが重要です。動物に近寄ったり、医療機関のないような地域に行く場合については、事前に狂犬病の予防接種を受けることも検討してください。また、万が一渡航先で動物に咬まれた場合は、現地医療機関を受診し、傷の手当てと狂犬病ワクチンの接種を受けて下さい。また、帰国時に検疫所(相談室)に相談してください。

 狂犬病の流行地域に渡航する場合であって、動物との接触が避けられない、または、近くに医療機関がないような地域に滞在するような方は、渡航前に予防接種を受けることをお勧めします。
 十分な免疫力を得るためには、4週間間隔で2回の皮下注射と、6~12ヶ月後の追加注射が必要となります。
 なお、暴露前のワクチン接種を行っている場合であっても、犬などに咬まれて感染した可能性がある場合には暴露後のワクチン接種が必要です。事前予防接種の履歴が明らかな場合には、暴露後免疫は、接種初日(0日)と3日後の2回接種をすることになります。

日本では狂犬病に関してどのような規制がなされていますか?

 「狂犬病予防法」(昭和25年法律第247号)に基づき、狂犬病の侵入予防のために、犬、猫、アライグマ、キツネ及びスカンクの輸出入検疫が、また、万が一国内に狂犬病が侵入した場合に備えて飼い犬の登録と、飼い犬に対する狂犬病の予防注射が義務づけられています。

日本国内には狂犬病の発生はありませんが、近隣諸国では狂犬病がまん延しており、日本への本病の侵入リスクは皆無ではありません。犬を飼われている方は、社会に対する責務として、犬の登録と年1回の狂犬病の予防注射を必ず行ってください