○福山市ぬまくま文化館条例施行規則

平成28年3月31日

規則第42号

(趣旨)

第1条 この規則は、福山市ぬまくま文化館条例(平成16年条例第57号。以下「条例」という。)の施行について、必要な事項を定めるものとする。

(使用許可の申請)

第2条 条例第4条第1項前段の規定による施設の使用の許可(以下「使用許可」という。)を受けようとする者は、福山市ぬまくま文化館使用許可申請書(以下「使用許可申請書」という。)を市長に提出しなければならない。

2 使用許可申請書の受付期間は、使用予定日(引き続き2日以上使用しようとする場合にあっては、その初日。以下同じ。)の前3月に当たる日から使用予定日の前日まで(条例第3条の3に規定する休館日を除く。)とする。ただし、市長が特に必要があると認めるときは、この限りでない。

(使用許可書の交付)

第3条 市長は、使用許可をしたときは、福山市ぬまくま文化館使用許可書(以下「使用許可書」という。)を当該使用許可に係る申請者に交付するものとする。

2 使用許可を受けた者(以下「使用者」という。)は、施設を使用する際に使用許可書を提示しなければならない。

(変更許可の申請等)

第4条 条例第4条第1項後段の規定による変更の許可(以下「変更許可」という。)を受けようとする者は、福山市ぬまくま文化館使用許可変更申請書に使用許可書を添えて市長に提出しなければならない。

2 市長は、変更許可をしたときは、福山市ぬまくま文化館使用許可変更許可書(以下「使用許可変更許可書」という。)を当該変更許可に係る申請者に交付するものとする。

3 変更許可を受けた者は、施設を使用する際に使用許可変更許可書を提示しなければならない。

(取消許可の申請等)

第5条 使用許可又は変更許可を受けた事項の取消しの許可(以下「取消許可」という。)を受けようとする者は、福山市ぬまくま文化館使用許可取消申請書に使用許可書又は使用許可変更許可書を添付して市長に提出しなければならない。

2 市長は、取消許可をしたときは、福山市ぬまくま文化館使用許可取消許可書を当該取消許可に係る申請者に交付するものとする。

(使用時間)

第6条 施設の使用時間は、使用許可を受けた時間内とし、準備及び原状回復に要する時間を含むものとする。

2 使用者は、使用を開始した後においては、使用時間を延長することができない。ただし、市長が他の使用に支障がないと認めるときは、この限りでない。

(附属設備等の使用料)

第7条 条例第7条第1項に規定する規則で定める附属設備及び備付けの器具類等の使用料は、別表に定めるとおりとする。

(使用料の減免)

第8条 条例第8条の規定により使用料を減額し、又は免除することができる場合及びその額は、次のとおりとする。

(1) 福山市ぬまくま文化館の管理を行う指定管理者が自主事業のために使用するとき 使用料の全額

(2) 市が主催する事業のために使用するとき 使用料の全額

(3) その他市長が相当の理由があると認めるとき その都度市長が定める額

2 条例第8条の規定による使用料の減額又は免除を受けようとする者は、福山市ぬまくま文化館使用料減免申請書を市長に提出しなければならない。ただし、前項第1号の規定に該当する場合又は市長が特に理由があると認める場合は、この限りでない。

(使用料の還付)

第9条 条例第9条ただし書の規定により使用料を還付することができる場合及びその額は、次のとおりとする。

(1) 災害その他使用者の責めに帰することができない理由により福山市ぬまくま文化館を使用することができなくなったとき 既納使用料の全額

(2) 使用者が使用予定日の前1月に当たる日までに取消許可を申し出たとき 既納使用料の5割に相当する額

(3) その他市長が相当の理由があると認めるとき その都度市長が定める額

2 条例第9条ただし書の規定による使用料の還付を受けようとする者は、福山市ぬまくま文化館使用料還付申請書を市長に提出しなければならない。

(建物等の毀損滅失の届出)

第10条 福山市ぬまくま文化館の建物又は附属設備若しくは備付けの器具類等を毀損し、又は滅失した者は、福山市ぬまくま文化館建物等毀損滅失届を市長に提出しなければならない。

(指定管理者が備えなければならない帳簿)

第11条 条例第18条第4項の規定により指定管理者が備えなければならない帳簿は、次に掲げる書類とする。

(1) 業務日誌

(2) 会計簿

(3) 出勤簿

(4) 備品台帳

(5) 申請関係書

(6) 届出関係書

2 前項各号に掲げる書類は、条例第16条第1項の規定による指定の期間の満了の日(指定が取り消された場合にあっては、当該取消しの日)から5年間保存しなければならない。

(書類の様式)

第12条 第2条第1項の使用許可申請書その他のこの規則に規定する書類(前条第1項に規定するものを除く。)は、市長が別に定める様式による。

(指定管理者に係る読替え)

第13条 条例第16条第1項の規定により福山市ぬまくま文化館の管理を指定管理者が行う場合にあっては、第2条から第6条まで及び第10条中「市長」とあるのは、「指定管理者」と読み替えるものとする。

(雑則)

第14条 この規則に定めるもののほか、福山市ぬまくま文化館の管理運営に関し必要な事項は、市長が別に定める。

(施行期日)

1 この規則は、平成28年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の日(以下「施行日」という。)前に福山市ぬまくま交流館条例施行規則等を廃止する規則(平成28年教育委員会規則第4号)による廃止前の福山市ぬまくま文化館条例施行規則(平成17年教育委員会規則第6号。以下「旧規則」という。)の規定により教育委員会がした処分その他の行為(福山市教育長に対する事務委任規則の一部を改正する規則(平成28年教育委員会規則第2号)による改正前の福山市教育長に対する事務委任規則(平成13年教育委員会規則第5号)第1条第1項の規定により事務を委任された教育長(以下「教育長」という。)がしたものを含む。)又は施行日前に旧規則の規定により教育委員会に対してされた申請その他の行為で、この規則の規定により市長が執行することとなる事務に係るものは、施行日以後においては、この規則の規定により市長がした処分その他の行為又は市長に対してされた申請その他の行為とみなす。

3 旧規則の規定により教育委員会に対して届出、提出その他の手続をしなければならない事項(教育長に対してしなければならないものを含む。)で、施行日前にその手続がされていないものについては、施行日以後においては、これを、この規則の規定により市長に対してその手続がされていないものとみなして、この規則の規定を適用する。

4 この規則の施行の際現に旧規則に規定する様式により使用されている書類で、施行日以後において市長が管理し、及び執行することとなる事務に係るものについては、同日以後においては、この規則に規定する様式によるものとみなす。

別表(第7条関係)

品名

単位

使用料

毛せん

1枚

50円

茶道用具

一式

510円

扇風機

1台

100円

石油ストーブ

1台

150円

備考 使用料の額は、1日当たりの額とする。

福山市ぬまくま文化館条例施行規則

平成28年3月31日 規則第42号

(平成28年4月1日施行)