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福山から熊本へ “ローズマインド”が届けられました。


2016年(平成28年)12月1日(木)掲載

 今年10月7日(金),福山エルピーガス検査共同組合様が,福山の戦後復興のシンボルである「ばら」を熊本地震の被災地に届けられました。 熊本地震により被災した現地に,復興への勇気を届けたいという思いを込めてばら苗を届けるとともに,ガス事業者として災害に対する準備と備えなどの教訓を学び持ち帰るという目的で行われたものです。

 熊本県益城町役場で行われたばらの贈呈式では,同組合の榊原理事長より,ばらのまち福山の歴史と,戦後復興期から半世紀の歩みのなかで生まれた「ローズマインド」という言葉について紹介され,被災された皆さまの心の復興をお手伝いしたいという思いが伝えられました。

 同組合の皆さんが作製された,ガスボンベを再利用した特製プランターは仮設住宅に,福山市が提供した「ローズマインドふくやま」など“ふくやま”と名のつくばらの苗100本は,仮説住宅の各家庭に届けられました。

 仮説住宅にお住まいの方から,同組合と本市に対し,「毎日不安な気持ちで生活をしているなかで,かわいいばらの花を見てがんばろうと前向きな気持ちになれた。花を楽しめる心のゆとりを感じることができた。やさしい気持ちをありがとうございました」と感謝の手紙が届きました。

 福山のばらが少しでも被災された皆様の心をいやすことができればと願うとともに,人と人との「助け合いの心」の大切さを改めて感じることができました。

 同組合は,今回の取組をきっかけに,引き続き本市における「ばらのまちづくり」を市と協働で取り組んでいくこととしています。

 戦後復興の願いを込めて「荒廃した街に潤いを与え,人々の心に安らぎをもたらそう」と植えられたばらから始まったばらのまちづくり。

 この取組をするなかで生まれた「ローズマインド」という言葉が多くの人に広がり,一人でも多くの人が心豊かな生活を送ることができるよう,市民や団体・企業とともにこれからも取り組んでいきます。

熊本被災地支援の取組

ローズマインド福山のこころ
イメージキャラクターローラちゃん