ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 担当部署で探す > 保健予防課 > 風しんに気をつけましょう!

本文

風しんに気をつけましょう!

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月29日更新

【注意】風しんの流行状況について

 現在,30代~40代の男性を中心とした風しんの発生報告が全国的に増加しており,広島県内においても風しんの発生が報告されています。 
 今のところ,福山市内での風しんの発生報告はありませんが,今後,風しんの流行が拡大する可能性がありますので,注意してください。

  風疹急増に関する緊急情報(2019年)(国立感染症研究所ホームページ) 
  風疹発生動向調査(国立感染症研究所ホームページ) 

風しんとは

 風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で,流行は春先から初夏にかけて多くみられます。潜伏期間は2~3週間(平均16日~18日)で,主な症状として発熱,発疹,リンパ節の腫れが認められます。
 大人がかかると,発熱や発疹の期間が子供に比べて長く,関節痛がひどいことが多いとされています。1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。 
 ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が15%~30%程度いるようです。

 また,妊婦,特に妊娠初期(妊娠20週頃まで)の女性が風しんにかかると,おなかの赤ちゃんが耳や目,心臓に障がいをもって生まれる「先天性風しん症候群」という病気にかかってしまうことがあります。
 赤ちゃんがそのような生まれつきの病気にならないよう,家族みんなで予防接種を受けましょう。

感染経路

 咳やくしゃみによる飛沫感染です。

予防方法

 予防接種が最も有効な予防方法です。
 なお,風しんが流行している場合には,風しんの抗体を持たない人は,可能な限り人混みを避け,不要不急の外出を控えるようにしてください。

予防接種が推奨される人

 風しんにかかったことが無く,予防接種を受けていない,または予防接種を1回しか受けたことがない人。
 (風しんの予防のためには,予防接種を2回受けることが必要とされています。)
 特に,妊娠を希望する人とその家族は,予防接種が強く推奨されます。

   成人男性も風しんの予防接種を受けましょう。(国立感染症研究所ホームページ)

  • 1歳児(1期)と小学校入学前1年間(2期)のお子さんは,麻しん風しん混合(MR)ワクチンの定期予防接種を受けましょう。
     定期予防接種についてはこちら →福山市乳幼児等定期予防接種について
  • 妊婦は,風しんの予防接種を受けることができません。

予防接種が受けられるところ

 個別に医療機関にお問い合わせください。

  医療機関の検索はこちら → 救急医療NET HIROSHIMA 

 ※風しんの予防接種を受けた後,2か月は避妊が必要です。

風しんの予防接種は,麻しん(はしか)も一緒に予防できる麻しん風しん混合(MR)ワクチンで受けることを推奨しています。

風しん予防接種ポスター1 風しん予防接種ポスター2

医療機関の皆さまへ

 風しんを疑う患者が受診した際は,マスクの着用を依頼し,待合室などでの他の患者との接触をできるだけ避けるなど,感染予防にご配慮ください。
 風しんと臨床診断した場合は,最寄りの保健所へ直ちに届出が必要です。最寄りの保健所にご連絡いただき、確定診断のために検体(EDTA加全血,咽頭拭い液,尿)の採取にご協力ください。

  医療機関における風しん対策ガイドライン(国立感染症研究所作成) [PDFファイル/735KB]    
  医師による風しん・先天性風しん症候群届出ガイドライン(国立感染症研究所作成) [PDFファイル/1.27MB] 

関連情報

  福山市内の感染症発生状況
  風しんについて(厚生労働省ホームページ) 
  風疹とは(国立感染症研究所ホームページ)   
  風疹Q&A(国立感染症研究所ホームページ)
  先天性風疹症候群とは(国立感染症研究所ホームページ) 
  職場における風しん対策ガイドライン(国立感染症研究所作成) [PDFファイル/4.99MB] 

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)