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くわい
福山のくわいは全国一の生産量を誇っています。もともとは沼地に自生していたものを明治ごろに福山城の堀に植えたのが栽培の始まりといわれています。
くわいは、実から芽が伸びるその形から、「食べると芽が出る」目(芽)出たい縁起物として、正月料理や祝いの席で親しまれています。
ほっこりとした食感で、食べるとほろ苦さのなかに甘味が残るのが特徴で、タンパク質やビタミンEを多く含みます。近年では、正月料理だけでなく、素揚げや薄くスライスしたものを揚げたくわいのチップスとしても楽しまれています。
福山市の特産である食材を使ったおつまみである福つまみにも選ばれています。
また、福山くわい出荷組合が出荷するくわいはふくやまブランド農産物として認定されています。