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鞆の食図鑑 ~鯛物語~
漁師に聞いた[鯛物語]
「昔は春になったら、鯛が卵を産みに鞆の浦へえっと(たくさん)きょーたんよ~(来ていた)」と、笑顔で語る深田鯛網船団長。
仙酔島での乙姫の舞や弁天島の「弁財天」への大漁祈願後、6隻の船団が勇ましい掛け声とともに、伝統の漁法「しばり網」で鯛を追い込む「鞆の浦観光鯛網」は、初夏の風物詩。
鯛や小魚が入った網が引き上げられたら、観客は観覧船から親船に乗り込むことができる。
「魚を触ったことがない子どもさんも喜ぶんよ~。」と船団員の羽田さん。
「鞆の浦では鯛以外にも、昔から子持ちのシャコが人気。
春はセイゴ、夏はエビ、秋のワタリガニ、サヨリもおしいいけぇ、食べてみ~」と教えてくれた。
鯛めし 鯛のうまみと香りがたまらない。 |
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鯛そうめん 温かい「つゆ」でいただこう。 |
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たい焼き あなたの街のたい焼きも福山生まれ!? |