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教育長からの挨拶

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月12日更新

教育長からの挨拶


三好教育長

すべては子どもたちのために

 これからの変化の激しい社会に必要な資質・能力を「21世紀型“スキル&倫理観”」として,日々の授業を中心としたすべての教育活動で育み,様々な場面で行動化できる確かな学びにしていく「福山100NEN教育」をスタートして4年目を迎えています。

 昨年度は,「学びが面白い!」をテーマに,子どもたちが持っている意欲や知的好奇心を思う存分発揮しながら目標に向かって頑張ることができる「子ども主体の学び」づくりに取り組んできました。その中で,改めて,子どもたちが思っていることや考えていること,持っている経験,できること,できるスピードなど,一人一人すべて違うことを実感してきました。

 そうした一人一人の違いが大切にされ,すべての子どもたちが学びに向かう力を発揮しながら「面白い!」と実感できる授業づくり,学校づくりを着実に進めていくために,今年度は,それぞれがそれぞれであることの素晴らしさを「カラフル」という言葉に込め,「学びが面白い!~カラフル~」をテーマに掲げました。

 すべての教職員が,子どもたちの「やりたい」「知りたい」という気持ちを大切にして,つぶやきや表情にまなざしを注ぎ,時に子どもに任せ,時にしっかりと教えながら,子どもたちと一緒に学びづくりを進めていきます。

  こうした学びを実現するために,原則毎月第3木曜日の市内一斉研修,放課後の時間帯で希望者が集まる「学びづくり研修」に加え,今年度新たに,中学校教職員を対象に,民間企業が開発した教職員研修プログラムを導入しました。このプログラムは,教育の課題や未来について考え,子どもが学ぶメカニズムの理論や実践等を通して,教職員自らが「主体的・対話的で深い学び」の実践者となることを目的とするものです。希望する35名の教職員等が,研修を受講しています。

 さらに,子どもたちに多様な学びの場・機会を提供できるように,知的好奇心を喚起する自然科学などの図書を充実させた学校図書館の整備,集団で学ぶことが苦手でも興味のあることから取り組むことができる「きらりルーム」設置・拡充などを進めています。

 本年4月には,本市初の義務教育学校「鞆の浦学園」が開校しました。他にも,異年齢での活動を基本とし,協働的な学びを大切にする「イエナプラン教育校」,教育上の配慮が必要な子どもたちを対象とした小中一体型の「特認校」など,2022年度の開校に向けた準備を始めています。

 また,今年度中に全小中学校へ空調設備を整備するとともに,引き続き,学校規模・学校配置の適正化,学校施設の耐震化,ICT教育機器整備などを進めてまいります。

 教職員の多忙化の解消に向けては,週1回以上の定時退校,部活動休養日や夏季休業中の一斉閉庁日の設定などに取り組んでいるほか,保護者や地域に対し17時以降の学校への電話連絡を控えるお願いしております。引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

  「福山100NEN教育」が描く未来は,変化の激しい社会の中で,「子どもたちは,自分の夢の実現に向けて,思いやり・やさしさ・助け合いの心を胸に,福山で,日本で,世界で,たくましく生きている。そして,現代社会の様々な問題を自らの課題としてとらえ,それらの課題解決のために,様々な人々と協働して,持続可能な社会を創造している。我々大人は,生涯にわたって学び続けて自己の能力と可能性を高め,その成果を活かして,まちづくりに参画するとともに,次代を担う子どもたちを育てている。」という姿です。すべては子どもたちのために,しなやかに,強い意志を持って,全力で取り組みます。

 皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

2019年(令和元年)5月

   教育長  三好 雅章

※「21世紀型“スキル&倫理観”」

 知識・技能のほか,課題発見・解決力,挑戦する力,粘り強さや忍耐力,コミュニケーション能力,やさしさ・助け合いの心など

→コチラ  教育長が,ラジオ 「ママラジ」に出演中!