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18歳からオトナ!

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月31日更新

4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられます。

 民法の改正により成年年齢が引き下げられ,18歳から10年有効のパスポートの取得や国家資格などができるようになります。

 また,法定代理人(親など)の同意がなくても,アパートを借りることやローンを組むなどの「契約」ができるようになります。

 ただし,飲酒や喫煙,競馬などの公営ギャンブルなど今までどおり20歳にならないとできないこともあります。

 18歳からできることのうち,注意しておかなければならない点があります。

注意点

 (1)未成年者が親などの同意を得ないまま契約した場合,原則契約を取り消すことができます。しかし成年になると「未成年者契約の取り消し」ができなくなるので契約する場合は,十分検討しましょう。

 (2)今までも契約に関する知識や社会経験が少ない「新成人」は,悪質業者のターゲットになっていました。これからは18歳19歳の人も狙われる可能性が高いので注意が必要です。

若者に多いトラブル事例 

先輩に誘われたセミナーで・・・

 「簡単にもうかる」や「人に紹介すれば紹介料が入る」など,稼げるという情報商材を勧められた。入会金が50万円と聞き,お金がないと断ったが「すぐ返済できるので借金すればよい」と言われ断り切れずやってみた。しかし全くもうからないし人も紹介できず借金だけが残ってしまった。

動画サイトの広告を見て・・・

 お試しで1回だけのつもりで300円のダイエットサプリメントを購入した。翌月に3か月分の商品が届き3万円の請求を受けた。定期購入だったらしい。

無料エステ体験後・・・

 別室でしつこく勧誘され,高額なエステコースを契約してしまった。

費生活センターからのアドバイス

 成年になってもクーリングオフや不当な勧誘があったときなど,契約が取り消せる場合があります。

 一人で悩まず困ったときは消費生活センターに相談してください。

 また,トラブルを避けるためには最新情報を知ることが大切です。 次のアカウントに友達登録して活用してください。

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