
無関係ではいられない インターネット上の人権侵害
とても便利だけど…
インターネットによってSNSなどコミュニケーションの輪が広がり、私たちの生活は便利になりました。
その一方、誹謗中傷や差別的な書き込みなどによる人権侵害が社会問題となっています。
誰もが気軽に自分の意見などを投稿できますが、その内容が人を傷つけてしまうことがあります。
軽い気持ちの投稿が一度拡散されてしまうと
インターネット上に載せられた情報は一度拡散されてしまうと、削除することが難しくなります。軽い気持ちで発した内容が他者を傷つけることで、罪に問われることもあります。
インターネットでは相手の顔は見えませんが、画面の向こう側にも生身の人がいます。もし自分が同じことを言われたらどう感じるか、投稿する前に考える必要があります。
インターネット上で人権を侵害されたときは
インターネット上で自分の名誉を毀損されたり、プライバシーを侵害されたりするなどの人権侵害の被害に遭ったときは、プロバイダー(※)などに書き込みの削除や、書き込んだ人の情報の開示を求めることができます。自分で削除を求めることが難しい場合は、最寄りの法務局で相談することができます。法務局では被害の回復に向けたサポートや、内容によってはプロバイダーなどへの削除要請を行います。
もしもインターネット上で人権侵害の被害を受けたら、一人で悩まず、相談窓口に相談してください。
※利用者の回線をインターネットに接続する事業者
相談窓口
法務省人権擁護局 みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)
(電話)0570-003-110
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インターネット上の情報による影響
インターネットには本当かどうか分からない情報が多くあります。そして私たちは、自身の好みに合った情報を信じやすいため、自分でも気付かないうちに偏見や差別意識が強まっている、という状態になる恐れがあります。
インターネットを利用するときは、利用者一人ひとりがそうした特性やリスクについて理解することが大切です。
インターネット上の人権侵害を防ぐために
・他人を誹謗中傷する内容を書き込まない。
・差別的な発言を書き込まない。
・安易に不確かな情報を書き込まない。
・他人のプライバシーに関わる情報を書き込まない。
・書き込みが不特定多数の人に見られる可能性があるということを意識する。
〈政府広報オンライン「インターネット上の人権侵害に注意」から抜粋〉
出典:総務省
総務省ホームページではインターネットとの上手な付き合い方などについて掲載しています。
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手話通訳/要約筆記の有無:
このページに関するお問い合わせ先
多様性社会推進課
084-928-1006