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反戦詩画人四國五郎の世界~第三部「辻詩」編~

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年1月3日更新

 四國五郎は、1949年(昭和24年)9月に、詩人の峠三吉(『原爆詩集』の作者)と出会い、「われらの詩の会」に参加して以降は、雑誌の表紙や挿絵の活動が増えました。「辻詩」は峠三吉との協働で始めた活動で、新聞紙大の1枚紙に、詩を峠が書き、絵を四國が描いたもので、一種のメッセージを伝えるポスターでした。

 当時GHQ(※)などの統制下の中で、監視の目を盗んで、大衆に訴えかけるために、壁や電柱などに貼って注目してもらい、妨害を受ける前に、サッとはがして別の場所に貼るということを繰り返しました。1950年(昭和25年)末から1953年(昭和28年)3月の峠の死まで約150枚が作られました。

 今回は現存する14枚を展示します。

 戦争の悲惨さを体験した四國の弾圧に負けずに平和を訴え続けた熱い思いを通して、戦争の悲惨さ、平和の大切さを考えます。


※太平洋戦争後の日本を占領・管理するために東京に設置された連合国軍最高司令官総司令部

人権平和資料館
電話084-924-6789

手話通訳/要約筆記の有無: