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第5回ふくやま未来づくり100人委員会
2017年(平成29年)9月23日 第5回委員会を開催しました
プログラム
*フィールドワーク・意見交換会の報告 *今後の進め方の説明 *未来図を描くデザイナーの紹介 *グループディスカッション(未来図に何を描くか話し合い) *12部会発表 *部会マッチング(他の部会との話し合い希望をインタビュー) |
未来図を描くデザイナーが紹介されました
木村桃子さん
福山市(本通商店街)出身。市内在住。 備後地方を中心に広告デザインやい草を使ったものづくり・ワークショップを開催されています。これまでの作品に「うつみ帖」「シトラスの谷」「鞆の浦の風景」などがあります。福山市地域おこし協力隊のFacebook のカバー画像も木村さんのデザインです。
グループディスカッション〜未来図に何を描くか話し合い
「絵にしたいもの・こと」「絵に込めた思い、詳しい説明など」について意見を出し合い、ワークシートに書き留めました。
(1)前回ワークショップの様子を伝えるダイジェスト版に描かれた「絵」を元に、その絵に込めた思いは何だろう、一番伝えたい事は何かを話し合いました。各部会の30年後のイメージをデザイナーに伝えるため、考え方の整理を行いました。
(2)これまでに出された「こんな福山になるといいな」キーワードを元に、「絵にしたいもの」をいくつか(2〜3)に絞り込む作業を行いました。
(3)「絵にしたいもの」に対する詳しい説明や思いについて話し合い、ワークシートに記入しました。
グループ内で共有された思いを「見える化=絵にする」作業はとても大変なプロセスで、どの部会も熱心な意見交換が重ねられました。
12部会の発表
各部会から出された提案を模造紙に記録し,発表を行いました。
その際、おおまかに福山市のカタチを意識して配置しつつ、デザイナーの木村さんにその場で挿絵を付け加えてもらいました。
すべての部会の発表が終わると、ぼんやりと未来図の全体像が現れてきました!
部会間で共通するテーマもいくつか見えてきました。
人のつながり=生涯現役、子ども、つながる、LOVE福など各部会
食文化=地域の文化を残す、生涯現役、安心安全など各部会
歴史遺産の活用=観光、LOVE福、地域の文化を残すなど各部会 など
部会マッチング〜他の部会との話し合い希望をインタビュー
共通するテーマについて部会を超えて話し合いたいという意見が出され、
希望のマッチング先にラブコール!
◎LOVE福+生涯現役+子ども+地域の文化
◎生涯現役+若者+ぶちつながる+子ども
◎観光+地域の文化+駅前+城と駅
次回委員会までに意見交換を行うことになりました。
◆市長コメント
第5回を終えて委員会がとても進化した印象を持ちました。委員会の方向性は間違ってなかったと思えました。「言葉から絵に」するのは大変難しい作業です。若い世代と上の世代が目線を同じくして対話ができているのもいいですね。
◆傍聴者の意見
各部会に対して様々な意見が寄せられました。
・福山にプロスポーツクラブを!
・自宅ワーキングで定年80才
・すべての子どもが参加する子ども会へ
・天守から見た城下町のVR
・築切~福山城 エスカレーターによる歴史を思い起こすまちに!
・教育機関(大学・高校)を中心市街地へ
・旧町名の復活
・里地の歴史を巡れるリニヤカー周回コース
・自然を身近に感じられる街並に
・市立動物園+富谷ドームランド+あしだ道の駅で年間200万人
・砂留を宝として発信
・暮らしにアートとデザインを!
・学校再編は「周辺部」ではなく,まず「まち中」から
・住民が多様性を認め合いつつ,優しさ持っていける福山 など