本文
第7回ふくやま未来づくり100人委員会(未来図発表会)
2018年(平成30年)2月12日 第7回委員会(未来図発表会)を開催しました
幸せあふれる
30年後の福山の未来図が
完成しました!
プログラム
*オープニング,未来図の披露 |
オープニング,未来図の披露
「100人委員会の委員」と「ふくやま未来づくり応援団」が舞台に勢揃い。
完成した「30年後の福山の未来図」がスクリーンに大きく映し出されました!
12部会からの発表
部会それぞれに工夫を凝らした発表(プレゼンテーション)がテンポよく展開されました。
(各部会の発表詳細は活動記録をご覧ください。)
各部会の発表後、応援団からコメントをいただきました。
福の山観光部会
トップバッターの重圧を感じさせないはつらつとした発表が行われました!
めざす未来 「観光から移住・定住へ」
具体的なイメージ 「新たな価値観で世界に通用する観光地に」
《中野裕之さんコメント》
一年間お疲れさまでした。とても素敵なアイデアだと思う。福山を愛している気持ちを未来につなげることが大事だと思う。福山は天候もよく,移住するにはいいところですね。
ぶち、つながる部会じゃ!
複数の部会で話し合われた『つながり』をテーマに発表が行われました!
めざす未来 「市民ファースト,幸せを実感できるまちに」
具体的なイメージ 「コミュニケーションの場をつくる」
《平岡拓晃さんコメント》
コミュニケーションの場を作る事は大事。スポーツはみんなが楽しめる。障がいを持った方もスポーツできる場を提供していきたい。そういう場ができる,広がることを楽しみに発表を聞いた。
福のまちブランド部会
部会で創りあげた新キャラクターや新土産のお菓子が披露されました!
めざす未来 「皆が誇れる,福が山のようにあふれるまち」
具体的なイメージ 「ラッキーのおすそわけ」
《山本浩未さんコメント》
視覚に訴えるものは効果がある。キャラクターやマカロンを具体的に見せてもらえたので説得力があった。私たちみんなで,福の山を盛れるような市民になるといい。
LOVE福部会
次代を担う高校生によって,福山愛のこもった発表が行われました!
めざす未来 「地域への愛=LOVEが高まる福山」
具体的なイメージ 「つなぐ→学ぶ→感動する→気づく→感謝する→行動する」
《糸永直美さんコメント》
私もLOVE福山の1人。新しい建物が無くても,人がいれば,この部会の夢は叶うと思う。今の発表で,想いは伝わったので,もっと多くの人に伝わっていってほしい。想像力が膨らんで,私もずっと福山にいたいと思った。
福山駅前部会
部会メンバーで少しずつ役割分担しながら発表が行われました!
めざす未来 「みんなが集まる,楽しく緑あふれるまち」
具体的なイメージ 「ハイテクだけど城下町のような未来都市」
《藻谷浩介さんコメント》
地元出身ではないが,唯一固定資産を持っているのが福山・鞆の浦。市外の人が福山に住みたいと思う駅前は何だろうと思っていると,今の発表にすべて盛り込まれていた。城下町,福山城,入り江,ラッキョ汽車など。
福山城と駅部会
プラカードを使った演出も行いながら,発表が行われました!
めざす未来 「400年の歴史が息づくまち」
具体的なイメージ 「駅と繋がる城」
《島田荘司さんコメント》
1年に渡り委員会が行われ,私もできる限り参加してきた。瀬戸内の中でリードする都市の姿を感じた。それが絵に表れている。福山城駅の発想も素晴らしい。30年後の時代を見据えての提案,素晴らしかった。
福山の子どもは世界の宝部会
歌や劇が披露され,チームワーク良く分かりやすい発表が行われました!
めざす未来 「子どもの命が当たり前に尊ばれる地域社会」
具体的なイメージ 「一人の子どもをみんなで支え合う」
《速水けんたろうさんコメント》
お芝居が見れるとは。歌声も素晴らしい。子どもたちが未来の宝物であることがひしひしと伝わってきた。子どもが住みやすい環境を作ることが輝かしい未来を作る上で大切だと共感した。
福山で若者の夢を叶えよう部会
応援団の糸永さんも参加した劇が披露され,元気な発表が行われました!
めざす未来 「夢の実現のためにチャレンジすることができるまち」
具体的なイメージ 「夢を見つける,支える,育てる,広げる」
《伊藤暢人さんコメント》
VRを使った技術やチャンスを若者にあげることは,みなさんのやる気次第で出来ると思う。シリコンバレーでも,挑戦することや変えようとすることが原動力になっている。
生涯現役部会
オルゴールのメロディを流す演出も加えながら,発表が行われました!
めざす未来 「ばら色人生,輝く命」
具体的なイメージ 「夢を語り,夢を持ち実現する」
《中野裕之さんコメント》
ばら色に輝くものは今も実行されていると思う。笑顔からしみじみと感じる。前回の発表で,福山の人はファンキー(飛び跳ねたような元気な発想をする)と言ったが,とてもオリジナリティがあると思っている。
ふくやま自然環境部会
部会メンバーそれぞれから,想いのこもった発表が行われました!
めざす未来 「福山ブランドの自然環境の確立」
具体的なイメージ 「福山の自然を世界にアピール」
《藻谷浩介さんコメント》
きれいな海や素晴らしい里山に挟まれている福山を意識していない人が多いが,この部会は見事に意識している。逢潮(あいしお)の海を世界中から楽しみに来てもらえるように,ぜひ実現をしていただきたい。
福山は安心安全に暮らせる街部会
4つの安全について,それぞれ具体的な発表が行われました!
めざす未来 「防災,食,心,交通の安全」
具体的なイメージ 「命が守られ,それぞれの視点で安全基準が高まっている」
《島田荘司さんコメント》
自動車メーカーなどに聞かせたい具体的なアイデアに満ちた発表だった。10年後はAIロボットと仕事をしているかも。福山で1歩先に実現すると楽しいと思う。
地域の文化を残すぞ!部会
「大切なものは近くにある」を合言葉に発表が行われました!
めざす未来 「豊かな文化が香るまち」
具体的なイメージ 「文化を残す,文化を伝える」
《糸永直美さんコメント》
文化を残すことも作ることも大切。この2日間を鞆で過ごし,お祭りの様子や営みを見る中で,お祭りや文化が自然な形で人をつないでいく,街を作っていく,防災の意識を高める,思いやりを育むのだと感じた。
未来図を描いた木村桃子さんのコメント
皆さんの発表を手に汗握りながら聞かせてもらった。
未来図を描くにあたり,皆さんの想いはすべて受け止め,勉強させてもらいながら,描かせてもらった。
意見をまとめるのは2人でも難しい。委員の皆さんはたくさんのメンバーで1年間話し合って,時には意見をまとめるのが難しかったと思うが,議論を繰り返して,一つにまとめられた。
まとめの作業を少しでもお手伝いできたことは,大変ありがたかった。
ふくやま未来づくり応援団トークセッション
8人の応援団から,未来図を見ての感想や未来づくりに向けたアドバイスをいただきました。
◎島田荘司さん
素晴らしい未来図ができた。
陸も海も瀬戸内の地理的中心地の福山がメガロポリスとして活気ある姿が描かれている。
未来図そのものが可愛いくて,多くの人に見てもらいたい。
◎伊藤暢人さん
ロボットがあちこちで活躍している。
人はもっと生産性や付加価値の高い仕事をしているだろう。
豊かな自然環境は,働く場としても魅力的だと思う。
◎平岡拓晃さん
熱意のある発表を聞き,福山にたくさん素晴らしいところがあると気付いた。
住んでいる場所の文化は子どもたちにとっても大切。
大事なのは知ること。自分が住んだ福山に誇りを持つこと。
◎速水けんたろうさん
子どもたちが育ちやすい環境を大人が作っていくことで,心も豊かになる。
みんなが参加できる音楽イベントが開催されることで活気につながっていく。
見るだけでワクワクする素晴らしい未来図。すべてが叶うことを期待。
◎山本浩未さん
私は地元福山の文化をあまり知らないので,発信できず,残念に思っていた。
今日の発表を聞き,福山ならではの文化を知ることができた。
やはり,知ることが大事。福山のことをどんどん紹介したい。
◎中野裕之さん
駅の構内に未来図を置いてほしい。声が出る,文字が出るなどの仕掛けがあればよい。
絵が見られるだけでなく,内容も分かることで,未来図がコミュニケーションツールになっていく。
未来図ができて終わりではなく,実現化していく。どんどん発展していくのが楽しみ。
◎藻谷浩介さん
まちのシンボル(=城)に泊まれるのは,おもてなしの究極。どこもやってない。
大人の発想すごいと思った。これだけ夢のある絵を描けるなんて。
細かいところも描かれており,配慮がすごい。
◎糸永直美さん
これだけ色彩豊かなまちは,平和なまち。
木村桃子さんは「絵の先にあるのが大切なんだ」と言っていた。
この先どうなっていくのか。福山をこれからも発信していきたい。
そのほか,野田正明さんからのメッセージ,小林克也さんから届いた「FUKUYAMA」の歌を披露。(未来図の詳細を映像で紹介)
ふくやま未来づくり宣言
12の部会の委員がふくやま未来づくり宣言を順番に読み上げ,委員から福山市長へ宣言文を渡しました。
宣言文を受けて,市長が挨拶をしました。
ふくやま未来づくり宣言
わたしたちのふるさと福山は,2016年(平成28年)に市制施行100周年を迎えました。
ふくやま未来づくり100人委員会は,次の100年に向けた希望を胸に,30年後の理想の福山の姿について議論を重ね,フィールドワークを行い,未来図を描いてきました。
30年後の福山は,技術革新が進みハイテクノロジーの恩恵を受けながら,大人が若者の夢を応援しています。
社会全体で子どもたちを育み,歴史や文化,自然を大切に守り,日々の暮らしに感動,感謝しながら,まちの個性をブランドに高めています。
人々の知恵や経験は社会に生かされ,すべての人が助け合い,健康で安全な暮らしを営んでいます。
世界中から福山を大好きな人が集い,笑顔で支え合う豊かなコミュニティがある,幸せが実感できるまち。
それが「未来の福山」です。
一人ひとりができることから始め,オール福山で力を出し合いながら,人が輝き,夢をはぐくむ未来の福山に向かって歩みを進めていきましょう。
市長挨拶
立派な宣言文をいただいた。
委員のみなさん,応援団のみなさん,畠中さんに感謝申し上げる。
多くの市民の協働で未来図が完成した。
これが最後ではなくて,新しい地域づくりの幕開け。
ぜひそのスタートにしていきたい。
これからも一緒になって,私たちの素晴らしい福山を創っていきましょう!
エンディングセレモニー
速水けんたろうさんと会場が一体となって,未来への想いを込めた歌を歌いました。
委員会終了後,記念撮影を行いました。
30年後の福山の未来に向かって
【委員会事務局からホームページをご覧の皆さんへ】
多くの市民,関係者の皆さんのご協力によって,30年後の福山の未来図が完成しました。
皆さんのご理解,ご協力に感謝いたします。ありがとうございました。
今後は,30年後の未来に向かってオール福山で取組を進めていきます。
そのために,福山市では,2018年度(平成30年度)から未来づくり支援事業を始めます。
未来づくりに意欲のある人々が集い,何ができるかを話し合う「未来づくりミーティング」
や市民や事業者が行う社会性・公益性の高い取組を応援する「未来づくり活動の応援」などを
行います。
詳細が決まり次第,広報ふくやまやホームページなどでご案内しますので,
ぜひご参加いただき,共に未来を創っていきましょう!