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貯水槽水道について
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月27日更新
上水道
貯水槽水道について
貯水槽水道の特徴
貯水機能があるため断水時にある程度の水を確保できる | |
一時的に多量の水を使用できる | |
1年に1回水槽の清掃と検査が必要 | |
水槽の設置スペースが必要 | |
1年に1回ポンプの点検が必要 | |
ポンプの故障や停電時には給水が不能となる | |
水槽の管理を怠ると水質汚染のおそれがある | |
水槽に注入するため配水管の圧力が解放され,エネルギーの有効利用が図れない |
より安心して良質な水をお使いいただくためには貯水槽水道の管理が大切です!
貯水槽水道の適正な管理を
貯水槽水道は管理を怠ると水質汚染などを引き起こすおそれがあるため,いつも清潔にしておくことが必要です。
貯水槽水道の種類と管理
≪法律が改正されました≫
法律が改正され,有効容量10m3以下の小規模貯水槽水道の管理責任を福山市水道給水条例などで明確に定めました。
設置者の管理責任
貯水槽水道の管理は設置者が自ら管理することになっており,次のことに努めなければなりません。
管理の基準について
- 貯水槽の清掃 … 1年に1回以上定期的に受水槽などの掃除を行ってください。
- 貯水槽の点検 … 貯水槽の内外を清潔に保ち水が汚染されないよう定期的に点検を行ってください。
- 利用者への周知 … 供給する水が健康を害する恐れがあると知ったときには直ちに給水を停止し,その水が危険であることを関係者に周知してください。
- 水質の管理 … 各家庭のじゃ口から出る水に異常を認めたときは,その状況に応じた水質検査を行ってください。
定期の検査について
≪小規模貯水槽水道≫
上記1~4の管理について1年に1回定期的に水質検査(色・濁り・臭い・味及び残留塩素)を行い,安全を確認してください。
≪簡易専用水道≫
1年に1回指定検査機関による検査を受け,安全を確認してください。
利用される方への情報提供
貯水槽水道の管理に関する情報を利用される方に提供します。疑問や不明な点は,お気軽にお問い合わせください。
上下水道局の指導・助言
貯水槽水道の設置者に対し指導・助言や啓発活動を積極的に行っています。なお,小規模貯水槽水道については,上下水道局が巡回指導を行っています。
貯水槽の配置例
貯水槽水道の管理について・貯水槽水道の管理ポイント
管理について(日常)
- 水槽の周辺は清潔で整頓され汚染の原因となるものは置いていませんか。
- 水槽にひび割れや水漏れはありませんか。
- 水槽内に沈積物や浮遊物等はありませんか。
- マンホールの蓋は防水密閉型で鍵がかかっていますか。
- オーバーフロー管や通気管の防虫網はついていますか,また傷んでいませんか。
清掃及び水質検査について(年1回定期に)
- 水槽内の沈澱物,壁面等の付着物を除去してください。
- 清掃が完了したら,貯水槽内の消毒を行ってください。
- 自己清掃される場合は,衛生面に十分気をつけてください。
- 簡易専用水道は指定検査機関で受検してください。
- 小規模貯水槽水道は色・濁り・臭い・味及び残留塩素についての水質検査を行ってください。
既存の貯水槽を経由する方式から直結直圧・直結増圧方式への改造が可能です。
詳しい情報については直結給水方式の拡大をご覧ください ⇒ここから
お問い合わせ先
≪お客さまサービス課 給水担当≫ Tel (084)928-1512