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お風呂の健康効果と入浴法

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年12月20日更新

お風呂の健康効果

(1)温熱作用
 暖かい湯船に入って体が温まることで,血管が広がりたくさんの血液が体内を巡ることなどにより,次のような効果が得られます。

疲労回復,快眠,リラックス,神経痛改善,腰痛・肩こり緩和

(2)静水圧作用
 湯船につかり体全体に水圧がかかることで,血流が良くなり新陳代謝が活発となることにより,次のような効果が得られます。

・足のむくみ解消,疲労回復

(3)浮力作用
 湯船につかり体に浮力がかかることで,関節や筋肉の緊張がゆるむことにより,次のような効果が得られます。

リラックス,腰痛の緩和

(4)粘性・抵抗性作用
 湯船につかりストレッチなどをすることで,筋肉に刺激を与えることにより,次のような効果が得られます。

・生活習慣病の改善

(5)清浄作用
 湯船につかり毛穴が開くことで,皮膚の表面にある汚れや皮脂を流れ出させることより,次の効果が得られます。

・肌の健康保持

 

おすすめの入浴方法

(1)お風呂に入るタイミング
就寝の1~2時間前に入浴すると,快眠や疲労回復の面から最も効果があると言われています。

(2)お風呂の温度
お風呂の温度は40℃くらいで,肩までつかる方(全身浴)がリラックスやストレス解消の面から最も効果があると言われています

 

入浴時間

全身浴の場合,10分程度つかるのがおすすめです。

・入浴後は,ちゃんと水分を拭き取って体を冷やさないことと,水分補給も忘れないようにしましょう。

 

入浴する際の注意点

(1)血圧の急激な変化に注意しましょう(特に寒い日)
・湯船のフタを開けるなど,浴室を温めておく。
・お湯の温度は熱くしすぎない。(42℃以下)
・かけ湯(心臓から遠い手足からスタート)をしてから湯船につかる。

(2)長湯は避けましょう(脱水症状の防止)
入浴前に十分な水分補給をしましょう。

(3)食後やお酒に酔った状態での入浴はやめましょう
・本来消化に回るはずの血液が体の表面に集中してしまい,消化管に悪影響を与えたり,自律神経の働きにより眠気が促されたりします。

 

【出展】大阪市水道局ホームページ(https://www.city.osaka.lg.jp/suido/page/0000488972.html

・大阪市水道局では,入浴に関する専門家である東京都市大学人間科学部教授(医学博士)早坂信哉先生の助言も踏まえながら,お風呂による健康効果とおすすめの入浴方法を紹介しています。