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トップページ > 広報ふくやまポータルサイトトップ > 広報ふくやま2022年9月号 > 広報ふくやま2022年9月特集3「早期対応で改善も みんなで支える認知症」
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広報ふくやま2022年9月号

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広報ID:273157印刷用ページを表示する 掲載日:2022年9月1日更新

ドクターが考える
「認知症」の向き合い方 interview with Dr.

早期対応で改善も
みんなで支える
「認知症」

ドクター石岡芳隆さん 認知症について語る様子
ドクター石岡芳隆さんの写真

医療法人社団 緑誠会 光の丘病院
副院長 石岡芳隆さん

愛媛大学医学部卒。日本精神科医学会 認知症臨床専門医を取得。光の丘病院の副院長と広島県認知症疾患医療センターのセンター長を兼務

  • 早期診断のメリットは?

     認知症にはさまざまな種類があり、「慢性硬膜下血腫」「正常圧水頭症」などが原因の認知症は早期発見することにより根本的な治療ができる可能性があります。「脳梗塞」「脳出血」などが原因の脳血管性認知症は予防でき、早期発見することにより進行予防も可能です。

     アルツハイマー型認知症など根本的な治療が難しい場合も、早く診断することで家族が症状や予想される経過、利用できる介護サービスなどを学ぶ時間が確保できます。正しい知識が心の余裕を生み、本人・家族双方の不安解消につながります。

  • 介護サービスの活用を

     下記で説明している4大認知症の多くに共通する症状が、意欲の低下。デイサービスや地域のサロンなどで他者との交流や活動から刺激を受けることが大切です。夜間の一人歩きがある人は、デイサービスやショートステイを活用して夜に睡眠できるリズムを整えることも方法の一つでしょう。

  • 家族だけで抱え込まず行政・医療の支援を頼って

     家族が異変を感じても本人が病院受診を拒否する場合、まずは地域包括支援センター(以下、包括)に相談してください。私たちも包括と連携して、自宅訪問から受診につなげる「認知症初期集中支援チーム」を設けています。

種類や特徴を知ろう

 認知症にはいくつか種類があり、代表的なものは「4大認知症」と呼ばれます。種類によって異なる特徴を理解していれば、症状が発症・進行しても冷静に対応することができます。

  • アルツハイマー型認知症

     最も多い認知症。物忘れから始まることが多く、ゆっくりと進行する。

  • 脳血管性認知症

     脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患が原因。治療による改善が可能。

  • レビー小体型認知症

     手足の震え、転びやすくなる、幻視(※)などの症状が現れる。

  • 前頭側頭型認知症

     同じ行動を繰り返すほか、興奮しやすくなるなどの性格変化がみられる。

※幻視 その場にないものがあるように見えること

認知症の予防方法

 生活習慣病が原因である脳血管性認知症は予防することができます。他の種類の認知症についても、進行を遅らせることが期待できます。

  • 睡眠

    睡眠はアルツハイマー型認知症の原因物質の排出を促します

  • 運動

    手軽に続けられる散歩がおすすめ

  • 食事

    青魚や緑黄色野菜、大豆などを食べましょう

※「認知症になるのを遅らせる」「認知症になっても進行を緩やかにする」という意味

9月10日(土曜日)

世界アルツハイマーデー
記念講演会

13時30分から15時30分まで

ところ

福山すこやかセンター

内容

認知症の人の心を知り「語り出し」を支える
講師…大塚智丈 医師

申し込み

会場高齢者支援課
084-928-1065)

オンライン申し込みはこちらから

福山つながりブック
~認知症ガイドブック~

冊子 福山つながりガイドブックの画像

 認知症の症状や経過、相談窓口、家族の声などをまとめている冊子を市役所本庁舎や各支所などでも配布しています。

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