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第1回【ルーツ… 根っこから未来へ】
9月21日(土)、ついに福山未来共創塾2019の第1回目がスタートしました。
より良い福山の未来を形づくっていく12組のプロジェクトが結集し、これから約半年間のプログラムがはじまります。
(個別のプロジェクトは、のちほどプロジェクト一覧にて紹介します)
実施メンバー、サポートスタッフ、市の職員、塾生の全員が大きな円になって、チェックイン(簡単な自己紹介と今の気持ちを共有)を行いました
第1回のテーマは、
『自身とプロジェクトの根っこ(WHY)を探る』
福山未来共創塾2019では、対話や話し合いと平行して、ワークショップを多く取り入れています。その上で、
- お互いフィードバックをし合って、共に作りあげていく
- 思いを言葉にして、失敗をおそれずに発信・行動していく
- 他の塾生やプロジェクトから学んで、可能性を拓いていく
- 途中でプロジェクトの形が変わってもOK
これらを念頭において、プログラムを進めていきます。
第1回のゴールとしては、
- 自身の人生を見える化して、その源泉を確認する
- プロジェクトの根底の問いを発見する
ここを目標に、2つのワークを進めていきました。
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ワーク1【それぞれの想いを掘り下げる】
想いを深く掘り下げていくために、自身の人生を振り返って、本当に大事にしていることや源泉を探っていきます。
自身の半生をグラフ化して、それを同じグループ内のメンバーに共有し、フィードバックし合っていきます。
自身の半生をグラフ化して共有し合う場面。それぞれの物語が語られていきます
最後に、発表してくれた人に贈りたい言葉を付箋に書いて渡し合っていきます。
ワーク2【プロジェクトの根底の理念を探る】
”自分が本当に大事だと思うことはなんだろうか?”
この思いを起点に、このワークではプロジェクトの根底の理念を探って、問いをつくっていきます。
- 根底で追い求めているもの
- 大事にしていること根本の動機
これらを記載して、プロジェクトの根底の問い発見シートを作成していきます。
分からない部分やつまづいてしまった時は、ファシリテーターが支えに入ります
そこに、他のメンバーがそこに対する質問やコメントを付箋で貼っていきます。
最後に、それぞれのプロジェクトを張り出していきました。
* * *
第1回目の今回は、スタッフと塾生同士も大半がほぼ初対面。
かつ、13時〜17時という長丁場でしたが、みなさんとても集中して取り組まれていました。
根底の問い発見シートを作成したら、模造紙に書き込んでいきます。フィードバックをもらえると、今までになかった考えが広がります
各々のプランを共有しあう時間まで取れませんでしたが、それは次回以降のお楽しみにということで…。
個人的には、ワーク(1)の “自身の人生を振り返って、それぞれの想いを掘り下げる” 部分で、塾生同士の良い関係性が育まれていた光景が印象的でした。
福山未来共創塾2019では、良い関係性を深めていくことを大事にしています。
それは、一度きりの出会いでは終わらずに、共に学びとプロジェクトを深めていくメンバーだからこそ、それぞれの思いが育っていくもの と、考えているから。
その後の別会場で行った交流会(二次会)も、とても和気あいあいとした雰囲気になりました。
全員のプロジェクトの模造紙を壁に張り出して集合写真。みなさん、いい笑顔でした
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来月10月26日の第2回では、HOW(手法)と WHAT(すること)を、それぞれの企画に練りこんでいきます。
塾生のSNSグループページを設けたので、分からないことがあれば、オンライン上で疑問や相談にも応じていきます。
次回までに取り組んでもらう宿題も渡したので、それぞれの企画がどんな風に育っていくのかも楽しみです。