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福山市にある国宝の名刀「江雪左文字」に夢中! 福山市職員 江田鮎美さん

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江田 鮎美(えだ あゆみ)さん​

江田さんの写真

 

 

ゲーム作品をきっかけに刀剣の面白さに惹かれて

江田さんの写真​​

福山市職員である江田さんは、広報の部署で地域の魅力を日々発信しています。福山生まれの産品・サービス・取組などの中から、時代やニーズに合わせて進化し愛されていく可能性を秘めたものを認定・登録する「福山ブランド」を担当。仕事を通して「福山にはこんなにたくさんのスゴイものがあるのだと驚きました」といいます。そんな、福山にある自慢したいもののひとつが「刀剣」なのだそう。実は彼女、刀剣をテーマにした人気シミュレーションゲームにハマっている「刀剣女子」なのです。学生時代に友人からゲームをすすめられて一緒に楽しむうちに、刀剣そのものの面白さにも惹かれていきました。

 

福山市にある国宝の名刀「江雪左文字」に夢中!

江田鮎美さんの写真

江雪左文字の写真​​ゲームにも登場し人気を集める刀剣のひとつ「江雪左文字」。国宝に指定されるこの名刀は、南北朝時代に筑前国の刀工である左文字によって作られた太刀です。のちに徳川家康が所有し、徳川頼宣に譲られ紀州徳川家へ受け継がれ、長尾美術館などの所有を経て現在はふくやま美術館が所蔵しています。江田さんは、江雪左文字が「刀剣乱舞」に登場してから初めてふくやま美術館で公開された際に足を運び、間近でじっくりと鑑賞。「刃文の美しさ、ライトに当たったときのキラキラした姿にうっとりしました」と目を輝かせます。ギャラリートークイベントにも参加し、その際に学芸員さんから配られた解説チラシを、大切に保管しています。​

 

県外の美術展をめぐるなかで地元に国宝があることが誇りに

江田さんの写真​​江田さんにゲームを紹介してくれた友人とは、今も交流しているそう。「この作品は、アニメや舞台などメディアミックスで展開されているのも面白いんです」といいます。さらに、作品とコラボレーションした美術展なども各地で開催されており、友人と県外の美術館に足を運んで鑑賞することも。憧れの名刀の実物を目の当たりにして感動! 図録を購入して帰っては自宅でも眺めたり読み込んだり…。刀剣の世界を深掘りしていくうちに、改めて「国宝の刀が自分たちの町にもあるって、誇るべきことだな」と実感したといいます。わが町の自慢のひとつ「刀剣」の魅力を、地元の人にももっと知ってもらいたいと考えています。

 

2022年(令和4年)11月取材

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