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第1回「ふくやまピース・ラボ」開講式

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年7月2日更新

 ≪2020年度≫

2020年度「ふくやまピース・ラボ」がはじまりました!

 6月28日(日曜日),いよいよ「ふくやまピース・ラボ」2020年度の活動がはじまりました。

 「ふくやまピース・ラボ」とは,戦争を知らない若い世代が,福山空襲や原爆について学習し,平和について考え,活動を通して平和へのメッセージを発信することを目的に活動しており,2020年度で発足から6年目を迎えます。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,当初の予定から約1カ月遅れのスタートとなりましたが,継続して参加している第2期生から第5期生までのメンバーに,第6期生の新たなメンバーを加え,総勢16人で活動をスタートしました。

 日時 : 2020年(令和2年)6月28日(日曜日) 10時00分から12時00分

 場所 : 福山市人権平和資料館,備後遺族会館

 内容 : 開講式,参加者自己紹介,ふくやまピース・ラボの活動紹介,
       考えてみよう~ラボの活動で取り組みたいこと~,福山市人権平和資料館の見学

 

開講式,参加者自己紹介

 館長あいさつ 自己紹介

 はじめに,福山市人権平和資料館の高橋館長から「ふくやまピース・ラボ」のみなさんへ,今後の活動へ向け期待を込めた話がありました。

 その後,これから一緒に参加するメンバーに自分のことを知ってもらうため,自己紹介を行いました。中学生から大学生までのメンバーそれぞれが参加したきっかけなど,自分たちの思いを伝えてくれました。

 

考えてみよう ~ラボの活動で取り組みたいこと~

 続いて,これまでの「ふくやまピース・ラボ」の活動についてパワーポイントで紹介を行った後,これからの活動で取り組みたいことや私たちが平和のためにできることについてそれぞれ考え,自分の考えをみんなに発表する時間を取りました。

 考えている写真

 «みんなの発表内容»

 ◆ 「学び」,「考える」,「継承する」

  ・講義を聞き,戦争・戦時中のことについて学びたい
  ・平和について考えを深めたい

 ◆ 「学び」から「発信」へ

  ・福山空襲のことを知らない人に伝えたい
  ・福山で空襲があったことを学校などで発信したい
  ・今の制約を考えつつ,若い世代への発信をしたい
  ・ピースラリー(福山空襲遺跡を巡るスタンプラリー)を工夫して行いたい
  ・SNS,ラジオ,広報紙などで発信したい
  ・展示の企画を行いたい
  ・過去の原爆,空襲について,同世代に伝えていきたい
  ・ムービーを作って,資料館で流したい
  ・地域間の平和の輪を広げたい

 ◆ 交流
  ・様々な人と交流する
  ・人との関わりを大切にしたい
  ・違う学校,学年の学生が集まっているのでみんなで楽しく活動したい

 発表風景発表の風景2

 

福山市人権平和資料館の見学

 資料館見学の様子

 ふくやまピース・ラボが活動の拠点としている「福山市人権平和資料館」の見学も行いました。

 資料館1階の「福山空襲の実相と戦時下のくらし」の展示内容について,資料館の担当者から説明を受け,75年前に福山の街で起きたことについて学ぶことができました。

 

参加したメンバーの感想

 ・中学生,高校生,大学生など幅広い年代の人々があつまり,意見を交わすとてもいい機会だった。
 ・今年は活動が制限されるが,この状況だからこそできること,いつもとは違うことができればと思う。
 ・たくさんの人と交流していけるようにしていきたい。
 ・活動を通して,同世代に発信できる取り組みがしたい。
 ・たくさん交流して,今日のアイデアを実行させたい。

 全員集合

 

次回のふくやまピース・ラボ

 日 時:2020年(令和2年)7月12日(日曜日) 10時00分から12時00分

 場 所:福山市人権平和資料館,備後遺族会館

 内 容:講義「福山空襲の実相と戦時下の暮らし」