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第2回「ふくやまピース・ラボ」開催しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年7月17日更新

≪2020年度≫

講義「福山空襲と戦時下の暮らし」

北村さんの写真 7月12日(日曜日),第2回の「ふくやまピース・ラボ」は「ふくやまピース・ナビ」ガイド部会と合同で開催しました。
 北村 剛志さんを講師に迎え「福山空襲と戦時下の暮らし」について講義を受けました。講師の北村さんは5歳の時,福山空襲を体験されました。

日時 : 2020年(令和2年)7月12日(日曜日) 10時00分から12時00分 
場所 : 福山市人権平和資料館,備後遺族会館
内容 : 講義「福山空襲の実相と戦時下の暮らし」
講師 : 北村 剛志さん

◆講義 「『福山空襲の実相と戦時下の暮らし』 ~過ちの歴史を繰り返さないために~ 」

講義の様子 講義では,福山空襲の実相を当時の貴重な写真を用いながら説明していただきました。

≪講義の概要≫

・福山空襲にはB-29爆撃機91機が参加し,2種類の焼夷弾が投下されたこと。
・焼夷弾攻撃により,市街地の約80%を焼失し,355人もの尊い命が奪われたこと。
・福山歩兵第41聯隊などの軍事施設や航空機の部品組み立て工場などの軍需工場が空襲の目的になったとされていること。
・戦時中のくらし(食糧不足,配給,学徒動員,学童疎開,服装)について
・戦災からの復旧をめざし,1947年に全国で初めて「復興博覧会」を行い,市民の復興への意欲を高め,復興へとあゆんでいったこと。

 講義のおわりには,戦争の「抑止力」は武器ではなく,私たち一人ひとりの他国との戦争は嫌だという意識であると,平和への願いが込められた詩を紹介していただきました。

参加者の感想

 ・自らが行動し,収集された情報や経験談から多くのことを学んだ。
 ・正しい知識を持つことを心がけたい。
 ・これから世界を担う私たちがよく聴き,知り,伝えることが大切だと思う。

 次回は,8月8日(土曜日)に行われる 「第66回原爆・福山戦災死没者慰霊式」に向けて準備を行います。

次回のふくやまピース・ラボ

日時 : 2020年(令和2年)7月26日(日曜日) 10時00分から12時00分
場所 : 福山市人権平和資料館,備後遺族会館
内容 : 「第66回原爆・福山戦災死没者慰霊式」に向けて