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第9回「ふくやまピース・ラボ」が開催されました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年11月16日更新

≪2021年度≫

第9回「ふくやまピース・ラボ」を開催しました!~中・高校生ピースクラブとの交流会~

第9回「ふくやまピース・ラボ」は,広島市の中・高校生ピースクラブのみなさんとの交流会を行いました。みなさんとは,8月5日にオンライン開催された「ヒロシマ青少年平和の集い(中・高校生ピースクラブ主催)」でつながり,今回の交流会開催の運びとなりました。

日時 : 2021年(令和3年)10月30日(土曜日)  13時30分から15時30分
場所 : 福山市人権平和資料館,備後遺族会館
内容 : 中・高校生ピースクラブとの交流会

【スケジュール】
13時30分   交流会開始
         (自己紹介,アイスブレイク ~新しいむかしばなしを作ろう!~)
14時00分~  中高校生ピースクラブ,ふくやまピース・ラボの活動紹介
14時20分~  ふくやまピース・ラボの朗読動画鑑賞
14時45分~  テーマについてディスカッション
15時15分~  発表・まとめ

交流会の様子

交流会は,中・高校生ピースクラブのボランティアの大学生に進行してもらいました。自己紹介やアイスブレイクでは,参加しているみんなの緊張がほぐれるよう工夫して準備してくれていました。みんなはじめは緊張している様子でしたが,会が進むにつれ,笑顔が増えていきました。

開会の様子

ディスカッション

ディスカッションのテーマは2つ。
「今,あなたは平和だと思いますか。」
「平和について,どのように学び,どう伝えていきたいですか。」
2つのグループに分かれ,自分たちの思い・考えをを出し合い,交流しました。

≪みんなの考え≫
・被爆の実相などを日本側の視点からではなく,他の視点からも見て事実を知ったうえで,社会に発信していけたらいいなと思う。
・それぞれの価値観を理解することはできないけど,寄り添いながら平和を伝えられるようになりたい。
・学んでは伝え,学んでは伝えて,少しずつ伝えていけたらいいと思う。
・原爆,福山空襲など戦争を体験した方から話を聴くことが学びにつながる。それを伝えていくためには,身近な人から伝えていくことが大切だと思う。
・今,身の回りを見たら一見平和に見えるけど,周りの人のことを考えて自分の意見が言えなかったり,不安であったりする。このことは平和ではないと思う。
・他の国では貧困で安全に暮らせていない人がいる。
・国内外を問わず戦争を体験された方からのお話を聴いて,戦争の恐ろしさ,絶対に繰り返しはならないという気持ちを新たにしたい。
・戦争体験者の話から学んだことを自分の身の回りの人に,相手の価値観を尊重しながら伝えていく。
・戦争体験を聴いたり,学校で学んだりしたことを(若い世代に)SNSを活用して積極的に発信する。

ディスカッションの様子1ディスカッションの様子2

同世代のみんなとの交流はラボのメンバーにとっても貴重な機会となりました。
また,平和活動に取り組む大学生が進行してくれたことで,いろいろな活動のかたちが見えてきたのではないかと思います。
進行役の大学生がまとめで言われた,「多様性を認めながら話し合い,新しい考えを導き出していく」の通り,今回の交流会の中で,自分の考えを伝え,相手の考えを聴くことの大切さ。そして,それを通して新しいアイデアが生まれていくことが分かりました。
中・高校生ピースクラブのみなさん,貴重な機会をありがとうございました。

集合写真

動画の紹介

絵本「母と子の八月八日-福山空襲と母子三人像-」の朗読 (ふくやまピース・ラボ)

絵本「母と子の八月八日-福山空襲と母子三人像-」は,福山市の市街地約8割を焼きつくし,355人の尊い命を奪った1945年(昭和20年)の「福山空襲」を体験された方が,次世代を担う若い世代にその体験を伝えるために制作されました。
今年の夏,ふくやまピース・ラボのメンバーで絵本の朗読をさせていただきました。

動画(YouTube)

 ふくやまピース・ラボ朗読の様子動画イメージ画像

「絵本の朗読を通したメッセージの発信~ふくやまピース・ラボ~」
 クリックすると動画(YouTube)に移動します。