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「ふくやまピース・ラボ」開講式を開催しました!
≪2022年度≫
「ふくやまピース・ラボ」は,被爆・福山空襲から70年を迎えた2015年度に発足し,2022年度で8年目を迎えます。戦争を知らない若い世代が,福山空襲や原爆について学習し,平和について考え,活動を通して平和へのメッセージを発信することを目的に活動しています。
2022年度「ふくやまピース・ラボ」始動!
日時:2022年(令和4年)5月22日(日曜日)10時00分から12時00分
場所:人権平和資料館,備後遺族会館
内容:開講式,参加者自己紹介,ふくやまピース・ラボの活動について紹介,考えてみよう~ラボの活動で取り組みたいこと~,人権平和資料館の見学
◆開講式,参加者自己紹介
いよいよ,2022年度の「ふくやまピース・ラボ」の活動が始まりました。
第1回は,中学生から高校生まで9人のメンバーが集まりました。
はじめに,福山市人権平和資料館の渡邉館長からメンバーのみなさんへ,「ふくやまピース・ラボ」の活動への感謝と広がりを期待する話がありました。
続いて,8月8日に行われる「原爆・福山戦災死没者慰霊式」についての説明を受けた後,参加者の自己紹介を行いました。これから一緒に活動するメンバーに自分のことを伝えることができました。
◆考えてみよう ~ラボの活動で取り組みたいこと~
これまでの「ふくやまピース・ラボ」の活動について説明を受けた後,「ふくやまピース・ラボの活動で取り組みたいこと」や「平和のために私たちができること」をテーマに,メンバーそれぞれが考えや思いを発表する時間を取りました。
«みんなの発表内容»
- ふくやまピース・ラボの活動で取り組みたいこと
・空襲の悲惨さや平和の尊さについて学び,発信したい。
・同世代の人たちに戦争について伝えたり,自分の立場に置き換えて考えたりしたい。
・福山空襲を体験された方の話を聞きたい。
・原爆が人に及ぼした被害について知りたい。
・平和について学び,世界に発信したい。
・実際にどういうことが起きていたのかを詳しく知りたい。
- 平和のために私たちができること
・インターネット等を使って,広く発信し続けること。
・戦争体験者から直接話を聞ける最後の世代として,まずは自分たちが学ぶこと。
・平和についてたくさんの視点をもつ。
・戦争はもう起こしてはいけないということを世界に発信すること。
◆参加したメンバーの感想
・参加者たちと意見交換等を通して自分の考えを豊かにしていきたい。
・ピース・ラボの活動についてよく分かった。
・少しでも平和に貢献できるよう頑張りたい。
・取り組みたいことを述べ,平和への思いがもっと強くなった。
恒久平和の実現に向け「ふくやまピース・ラボ」としてできることに取り組んでいきましょう。
◆次回のふくやまピース・ラボ
日時:2022年(令和4年)6月5日(日曜日) 10時00分から12時00分
場所:福山市人権平和資料館,備後遺族会館
内容:講義「福山空襲の実相と戦時下のくらし」