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第1回「ふくやまピース・ラボ」開講式を開催しました!
≪2024年度≫
「ふくやまピース・ラボ」は、被爆・福山空襲から70年を迎えた2015年度に発足し、2024年度で10年目を迎えています。戦争を知らない若い世代が、福山空襲や原爆について学習し、平和について考え、活動を通して平和へのメッセージを発信することを目的に活動しています。
2024年度「ふくやまピース・ラボ」始動!
日時:2024年(令和6年)5月26日(日曜日)10時00分から12時00分
場所:備後遺族会館、福山市人権平和資料館
内容:開講式、参加者自己紹介、ふくやまピース・ラボの活動について紹介、考えてみよう~ラボの活動で取り組みたいこと~、講義「私の平和への取組み」
開講式、参加者自己紹介
いよいよ、2024年度の「ふくやまピース・ラボ」の活動が始まりました。
第1回は、中学生から大学生まで9人のメンバーが集まりました。
はじめに、福山市人権平和資料館の西岡館長からメンバーのみなさんへ、「ふくやまピース・ラボ」の活動への感謝と広がりを期待する話がありました。
続いて、8月8日に行われる「原爆・福山戦災死没者慰霊式」についての説明を受けた後、参加者の自己紹介を行いました。趣味や特技、好きなことを盛り込んで、これから一緒に活動するメンバーに自分のことを伝えることができました。
考えてみよう ~ラボの活動で取り組みたいこと~
これまでの「ふくやまピース・ラボ」の活動について説明を受けた後、メンバーそれぞれが考え・思いを発表する時間を取りました。
テーマは、「ふくやまピース・ラボの活動で取り組みたいこと」や「ラボに参加してみよう!続けよう!と思った理由」、「平和のために私たちができること」についてです。
«みんなの発表内容»
◆ふくやまピース・ラボの活動で取り組みたいこと
・「無関心」をどうやって「関心」に変えていくか考えたい。
・日常の幸せや平和について考えたい。
・若者に発信する活動をしたい。
・SNSを活用し平和について発信したい。
◆ラボに参加してみよう!続けよう!と思った理由
・前年度の修了式で継続が大切と聞いたので、引き続き頑張りたい。
・平和についてもっと考えたいことがある。
・福山空襲について知識を深めたい。
・戦争の歴史について詳しく知りたい。
◆平和のために私たちができること
・自分の考えをもって活動に参加し、意見交換する。
・平和について考え、学んだことを発信する。
・ふくやまピース・ラボで学んだことを同級生等の若い世代に伝える。
講義「私の平和への取組み」
講師:梶原 百恵さん(元ふくやまピース・ラボ第4期生、第23代高校生平和大使)
講師の梶原さんは、元ふくやまピース・ラボの4期生です。第23代高校生平和大使を務め、現在も平和を考える研究集会などを続けています。
講義では、これまで平和活動に取り組んできた経緯、これからめざしている活動の方向性、ピース・ラボのメンバーに伝えたいこと等についてお話をしていただきました。
参加したメンバーの感想
・福山空襲などを詳しく学んでいきたい。
・平和について発信する活動について、特に力を入れて取り組みたい。
・これから一緒に活動する仲間の目標や考えを共有できて良かった。
・梶原さんの講義を聞いて、「微力だけど無力じゃない」という言葉がすごく印象に残った。この言葉はふくやまピース・ラボの活動だけではなく、日常において大切にしていきたい言葉になった。
恒久平和の実現に向け「ふくやまピース・ラボ」としてできることに取り組んでいきましょう!