第４回「ふくやまピース・ラボ」が開催されました！～「福山空襲　母と子の八月八日」～

印刷用ページを表示する　掲載日：2017年7月21日更新

第４回「ふくやまピース・ラボ」が開催されました！

日　　時　：　２０１７年（平成２９年）７月２日（日曜日）　　１０時００分から１２時００分

場　　所　：　福山市人権平和資料館

内　　容　：　講義「福山空襲～母と子の八月八日～」

　　　　　　　（１）はじめに

　　　　　　　（２）母子三人像の前で訴える戦争の悲惨さ，平和への願い

　　　　　　　（３）もう一つの福山空襲　（たびたび襲撃を受けた福山海軍航空隊　神風特別攻撃隊の出撃）

　　　　　　　（４）戦争が奪うもの，それは「いのち」だけなのでしょうか　（どうして戦争なんかするの？）

講　　師　：　田邊準一郎さん

◆講義「福山空襲～母との子の八月八日～」

副館長あいさつ　　　田邊さん

　　元人権平和資料館副館長，そして福山空襲体験者である田邊準一郎さんから，当時のお話や福山海軍航空隊の説明などしていただきました。

　　B２９爆撃機から落とされた焼夷弾（現物）に触れながら，その中にはドロドロのガソリンが入っていたことや，数枚の写真パネルで神風特別攻撃隊の出撃について聞かせていただきました。

田邊さんとパネル　　　絵本読み聞かせ

　　また，受講生一人ひとりに「母と子の八月八日」の絵本を配っていただきました。

　　そして，実際に本を持っての朗読のし方を示されながら朗読もしていただきました。

◆感想　

・実際に空襲を体験された方のお話を聞いて，より一層戦争の恐ろしさを感じた。とても貴重な経験ができた。

・ヒロシマの原爆投下のことは知っていても，福山で空襲があったことを知らない学生はたくさんいる。

・いただいた絵本で読み聞かせをしたりして，発信者の一人になりたい。

◆「原爆・福山戦災死没者慰霊式」にふくやまピース・ラボも参加します。

今年もふくやまピース・ラボは，8月8日（火曜日）17時30分から行われる「原爆・福山戦災死没者慰霊式」での追悼のことばを述べることになりました。「平和について学び，考え，発信していこう！」と，学校も学年も違う私たちがここに集まり，悲惨な戦争を二度と繰り返してはいけないという強い想いを持って活動しています。その想いを，みなさんに届けたいと思います。

２０１６追悼のことば