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村上結翔さんの夢へのチャレンジ!(夢:福山に天文台を作りたい!)
村上結翔さん(福山市立東小学校5年生)×渡部潤一さん(国立天文台天文情報センター上席教授)
福山夢・未来開花プロジェクト【夢の応援コース】の支援対象者となった福山市立東小学校5年生の村上結翔さん。(学年は支援当時のものです。)
夢は,「福山に天文台を作りたい!」
夢の実現のためチャレンジしたいことは,「講演会を開きたい!」
これまで,様々な天文台や宇宙に関する講座に参加し,知識を深めてきた村上さん。
8月に行った,最終審査では,「天文台を作るためにはまず,福山市民に,天文台や宇宙について興味を持ってもらう必要がある」と熱くプレゼンをしました。
支援実施に向け,村上さんが企画したのは「講演会・観望会」の開催です!
村上さんの夢へのチャレンジをを支援してくれたのは,なんと国立天文台天文情報センター上席教授の渡部潤一さんです。
渡部さんは,彗星などを中心とした研究や天文学の広報普及活動に尽力されており,日本の天文解説の第一人者としてご活躍されています。
講演会では,彗星や天文台について分かりやすく解説していただいた他,宮沢賢治著「銀河鉄道の夜」と天文学との関わり,福山市で天文学者として御活躍された「本田実さん」についてのお話などをお聞かせいただきました。
観望会では,望遠鏡で見える星や星雲について,分かりやすく解説をしていただきました。
支援の様子
講演会は,福山市役所本庁舎3階大会議室で行い,約300人の参加者で大いににぎわいました。
村上さんの企画を応援する福山市立東小学校の仲間たちが,「横断幕」や「銀河鉄道の夜の絵」を作成し,会場内の飾り付けを行っていただきました。
観望会は中央公園で実施し,約200人の参加者が,土星や木星などの様々な惑星や星を観測しました。
村上さんの企画に賛同したアストロクラブふくやまの全面的なご協力により,電子望遠鏡と10台の望遠鏡を設置していただきました。
多くの子どもたちが夢中になって星空を観察していました。
支援を受けた村上さんからは,
「渡部先生の講演をきっかけに,僕のプロジェクトについて興味を持ったり,応援してくれる人が増えたと思います。学校の人も宇宙に興味を持ったと言っていました。」
「実際に渡部先生から宇宙や福山についてのスペシャルなお話を聞くことができ,とても嬉しかったです。ありがとうございました。」
「これからも福山に天文台が出来るよう頑張ります。」
などの感想がありました。
この経験を活かして夢に向かって頑張ってください!
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