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高山のカゴノキ(たかやまのかごのき)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

市指定天然記念物 平成13年(2001年)7月27日指定

 カゴノキはクスノキ科の雌雄異種の常緑高木で,樹皮が灰黒色となり,まだらに剥がれて白い鹿の子模様になる特徴がある。わが国では本州(茨城県・石川県以西)・四国・九州に分布し,広島県では島嶼部から沿岸部に多いが内陸部にも育成する。巨樹はめずらしい。
 高山のカゴノキは,地上2.3m付近で二つの幹が分かれ,北側の幹は,その上方90cm付近で,回り1.3mと2.2mの側枝に別れ,一方はその上方1.8m付近で三叉し,他方はその上方1.7m付近で二叉し,地上5m付近の側枝は2本欠けている。両主幹ともこれからの上方でさらに枝分かれして,全体としてこんもりした樹幹を形成している。樹勢は旺盛である。

所 在 地駅家町大字服部永谷

高山のカゴノキ