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明王院山門(みょうおういんさんもん)
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新
県指定重要文化財 昭和30年(1955年)3月30日指定
この門は棟札により慶長19年(1614年)の再建であるが,その創建はさらにさかのぼると思われる。現在の山門の建築材は新旧二様の材料に分かれ,建物上部の斗きょう・軒などは新様で,旧様は軸部の柱・腰長押・台輪などに見られ,室町様式の木割を残す雄大で豪壮な門である。
なお,降棟に龍頭瓦を乗せており,鞆町安国寺釈迦堂の屋根のものよりやや小形で珍しいものである。
所 在 地 | 草戸町 明王院 | |
員 数 | 1棟 | |
構造・年代 | 四脚門,切妻造,本瓦葺 | |
慶長19年(1614年)再建 | ||
規模・法量 | 桁行4.58m,梁間3.71m |